円の外へ

20070121開設/中学高校国語授業指導案/中学校学級経営案/発達症対応/生活指導/行事委員会指導

五色百人一首で児童が肉食獣に

2008-11-18 19:08:13 | 五色百人一首中学高校
わかる目次

昨年、小学校3年生の教室でカルタを読ませてもらった。初対面である。
学校開放日の帰りの会の終わり。5分間ほど。
三十数人の3年生は肉食獣のように熱狂した。

五色百人一首で児童が肉食獣に

●都内某小学校3年生/ 06年11月23日参観記録より●

「こんにちは」
「こんにちは!!!」
(…声がすごくデカイ)

担任は立って取らせていたので着席させる。
(立ったままだと読み手から全員を見るのが難しい)

札の並べ方を直す。

構え方を作る。
(指を机のはじに)

はじめの挨拶を教える。
「ご用意よければ空札いちまい、って言ったら、よろしくお願いしますって言うんだよ。練習、サンハイ。」
「よろしくおねがいします。」
「90点。3人言ってない人がいた。サンハイ。」
「よろしくおねがいします。」
(ものすごい声)
「200点。」

17枚詠み終わるまでに、8回ほめた。力強く、本気で。

「上の句で取れた人。」
「ハイって言えてえらいねえ。」
「速い」


途中、読みながら、遅かったのにもぎ取ろうとしたペアの机に行き
「あなたの方が早かったです」
ともぎ取られた子の勝ちを判定。
相手が少しふてたので、読みながらチャンスを見て再度そのペアに行き
「今、君はすごく早かった」
と肩をたたく。
暗記タイム、も教えた。

そんなこんなで彼らは肉食獣のように熱狂した。

終わって音もなく教室を出る時、お母さんが一人
「ありがとうございました」
と小声で言った。

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