いつのまにか向日葵が勢いよく咲いてきた。
今まで1カ月、取り組んだことがあった。
それは
盛劇と手紙館が共催の「60才からの芝居作り」だ。
6月から7月までの1カ月。練習は15回。1回2時間30分。
テーマは7月は文月ということで「ろくまる手紙シアター」。
参加者は60歳以上の男女8人。最高年齢は70才だった。
参加者は市内の方だけでなく、二戸や北上と等遠方からも集まった。
レッスンはもっぱら盛劇会場。手紙館では彫刻家の舟越氏の手紙や啄木の手紙なども。
最初は体づくりなどをへて
手紙を書いて読んだり、演劇の要素と朗読のコラボ。
発表は2回。14回目が近くの老人ホームで、発表
最後は盛劇で。ちなみに自分が取り上げた作品は
県内の名も無い農民たち約3000通を編集した兵士たちの遺稿集
「戦没農民兵士の手紙」の中から2通だった。
貴重な経験であった。特に老人ホームの方々は
戦時中の体験の触れることになり、伝えることでどのような反応が表れるか
ドキドキしたのだったがみなさん静かに受け止めてくれたようだった。