ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2020-75 映画「わたしは分断を許さない」

2020年07月25日 | 日記
ドキュメンタリー映画「私は分断を許さない」という作品を先日観た。
香港、ガザ、シリア、福島、沖縄、朝鮮半島
フリーのジャーナリスト、元NHKの報道人、堀 潤 が5年の歳月をかけて追った作品。
「分断」された世界とは。

主役は名もなき市井の人々
香港では人権・自由・民主を守るために起ち上がった若者。
ヨルダンの難民キャンプではシリアに拘束された父との再会を願い将来医者になりたいと願う少女。
福島では訴訟の原告団の一人。原発事故以来自宅に戻れず、ハサミを握っていない美容師。
沖縄では震災で水戸から沖縄に移住し普天間から辺野古への新基地移設に対しての反対運動をしている女性。
「声を上げることで未来のためにわたしができるのは何かを見つけていく。

なぜ分断が生まれるのか
私たちは誰に分断されているのか
そして誰が人々に沈黙を強いるのか

監督は語る
どうしても許してはいけないものがある。それは分断だと。

この映画の中に
シリアで拘束されたのフリーのジャーナリストの安田純平氏、や
101歳で亡くなった、元朝日新聞記者のむのたけし氏が登場していた。

この映画では幅広く取材し、社会課題を追及していこうとする姿勢が随所に感じれた作品であった。
コメント
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