ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2020-72 震災文学朗読劇「明日へ、つむぐことば」

2020年07月13日 | 日記
昨日、朗読劇を観劇。久しぶりに生のライブに触れた。
直接、体にストレートに飛び込んでくる。出演者は5人とピアノ伴奏者1人。

津波去りし 夜を仲間と野宿する火は 紅々と 皆無口なり

一昼夜 走り続けて着きしと云ふ 弟家族等 ただ抱き合ふのみ

生かされし 生命を今日も大切に 見知らぬ土地に 花の種蒔く

頑張れという励ましに言葉呑む もうこれ以上頑張れません

主催者が語った。
本当は3月に上演予定が4月に延期、それが5月へ、そして6月へこれも延期で今回
ようやく今上演できたこと。 被災者の声を内陸部に住んでいる人たちに届けようと
震災文学として、詩や短歌、エッセイ、小説など募集してきている。
その中で、今回は、それらをまとめて朗読発表にしたと説明されていた。

ピアノが実に効果的に演奏されていた。
また群読でたたみかけながらそれぞれが語る。
また立つ位置をかえ、空間を生かし立体感有るステージで演劇を観るようでもあった。

前年度も聞いていたのだが
今回、一層、工夫され、趣のある見応えのある上演内容だった。







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