ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2021-109 県ユニセフ会議で

2021年11月29日 | 日記
縁があって県のユニセフの運営会議に参加。
事務局含め運営委員は20人。運営会議は2か月に1回。
県のユニセフは20年前に設立。20周年を迎えるが
コロナのためにこれも街頭募金活動等出来ない状態のようだ。

今回のテーマは「全てのこどもの権利が実現される世界を」
具体的活動として
学校の出前講座とハンド・イン・ハンド募金活動の取り組み。

はじめは学校でのユニセフ説明の45分シナリオを検討。

コロナにの影響で休校、日本は1か月から3か月
世界では1年以上休校したところもあったとか。
予防は手洗い。しかし30億人は手洗いが出来ない実態。
国や地域によって格差があることが浮き彫りになった。
5才の誕生日を迎える前に亡くなるこどもの数が520万人。
南スーダンの例
①栄養失調を診断できる「上腕計測メジャー」赤のすぐ治療が必要
は10,5センチメートル(ペットボトルの蓋のながさ)
②水がない。
一日8時間みずかめに水をくむ労働。
これで学校にもいけない。
③ゴミ集積所での金属拾いで生計を立てる
(一日100円以下)
④紛争で難民キャンプで学校にもいけない。
など世界の問題を提起して理解する工夫を検討した。

この他に10年前の震災では
いち早く被災地に出向き、箱に学校用品を詰めて贈ったことも報告。
これが世界の難民キャンプなどでも応用されたと。
しかも当時ガソリンが手に入らず、
一時、油をこして代用した等苦労話も聞いた。

熱意があふれた会であった。



コメント
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