ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2022-71 続プラン75

2022年06月21日 | 日記
前号から続いて
ストーリーは2025年、国会で可決 プラン75から始まった。
行政が動き出した。
市役所・人が集まる広場や集会場前等にプラン75ののぼり。
テレビでは高齢者の婦人が「入ってよかった。
生まれた時は自分で選択できないが死ぬ時ぐらいは自分で選びたいと。」話しているシーン。
まるで、生命保険や、不動産の売り込み程度の気楽な錯覚。深刻さが感じられないのだった。
そのテレビのコンセントを抜く人が。全てに受け入れられている訳でもないのが見える。
担当者から「審査は30分で。合同プランでお墓は共同墓地なら無料。
申し込むと10万円おります。すきなように使えますと。」
ホテル内で働く高齢者。倍賞千恵子扮するホテルのベッドメイク担当。
休憩時間の4人グループの会話。
子どもとも交流ないし、何かあったら困るから申し込もうと思うとその中の一人が。
ある日、その中のひとりが勤務中に倒れて病院へ。
そしてそのうち、彼女らへ何かあったら困るからと解雇通知。
突然なことで他の仕事もなかなか見つからない。
運悪く住んでいるアパートも建て替えで住居探しと重なる。
見つかったの部屋は家賃2年分先払いという条件提示。・・
小雪降る中、見つかったのは工事現場の交通整理の旗振り役。
さすがに体にこたえる。
友人と連絡がつかず、自宅を訪問すると・居間で突然死。・・
考えた末、ついに、決意をしてあのプラン75に申し込む。
何時でも変更は出来るというが・・
時々、電話で15分間お話ができるシステム、今でいうこと傾聴ボラみたいだが。
これを楽しみに若い相手に昔の若き頃の話をする。
特別にその相手に頼み亡くなった夫といったボーリング場で楽しむ。
そして最期の前日、特上の寿司を出前でとり・・
その日を迎えるのだった。

雄弁でもなく淡々と日常を生きている、どこにでもいるような主人公なのだった。










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2022-70 話題作plan75の鑑賞

2022年06月21日 | 日記
カンヌ国際映画祭にてカメラドール賞をとったプラン75を鑑賞した。
3年後の2025年の近未来を描いた作品だった。
社会学者の上野千鶴子氏がみたくない、(あってはならない)映画だ。と酷評。

なんといったらよいだろうか。
内容は75才になったら「死」も自分で選択できるという設定だ。

冒頭、一人の若者が猟銃で老人を殺害。
その後、自分も自殺する。これで世の中のためになっただろうかとつぶやいて。

日常的生活が映し出される。
78才の主人公がホテルでベッドシーツの交換。
その後、様々な出来事が展開されていく。(続く。)

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