ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2022-68 ウィグルパネル展

2022年06月18日 | 日記
梅雨入りに入ったかと思ったら今日は晴天で30度の真夏日だった。
炎天下の中、数回に分けて種まきした枝豆のラストの日だ。
順調に生育すれば収穫は3か月後の9月中旬予定だ。

さて以前に当地でウィグルパネル展示と証言集会が催された。

それはロシアによるウクライナ侵略によってかきけされた形だったが
ここも中国によって人権がないがしろにされている悲劇的な民族だ。

いつも出荷する産直に隣接する施設の大ホールで証言集会が開催。
参加者は100名近い。人権への関心の高まりを感じた。

証言者は3人。

新疆ウィグル自治区にトルコ系でイスラム教を信仰する1270万人のウィグル人に対して
「中国化」政策を推し進めたために対立が激化し2009年には2000人近い死傷者がでている。
中国政府は独立を求める勢力を弾圧し「再教育」を強めているのだった。

国際人権団体は2018年再教育施設を出て国外に逃れた入所者100人以上から聞き取り調査を実施。
問題が明らかになった。
現在300万人ともいわれる罪のないウィグル人が強制収容所に収監され、
強制労働、強制避妊手術、ジェノサイド、拷問、虐待、レイプ、薬物投与、臓器売買など
目を覆いたくなるようなことが日常的に行われているというのだ。

もっと関心をもって実態をしってほしいと肉親が囚われている証言者たちは語っていたのだった。
パネル展ではそのウィグルの歴史や同化政策により、ウィグル人の占める割合が自治区の中で
早いスピードで減少させられてきたことなどが分かった。

少数民族問題に対する大国のやり方。
今のウクライナとロシアの戦争と相共通する問題と感じた。















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