ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2023-41 カタツムリ論から2ちゃん農業まで

2023年02月21日 | 日記
今朝、最後の白菜の出荷を終えた。
予定より1週間早かった。年末に多くの知人に白菜をお裾分けをした分かもしれない。
とにかく1800完売できた。
はじめ小屋に山積みになった白菜をみて全部売り切ることができるか、
多少不安だったのだ。
後は大根4箱とジャガイモが8箱残っているだけだ。
少しずつ朝仕事が減り楽になってきている。
そんなことを産直に出荷している方に何気なく話したら
「俺は毎日4時半からやってるよ。」と笑っていた。
その方は加工食品を扱う方だったのだ。
「年中無休?」 「いや年末年始だけは休むようにしている。」との返事だった。

さて日曜日「ジェンダー平等フォーラム」が開催された。
そこで話された内容に、カタツムリ論という聞きなれない言葉があった。

講師は岩手大学のK教授。大変歯切れがよくテンポもある。
ジェンダー平等を唱える運動の歴史の中でややもすると
反対者から運動に対してカタツムリ論だ言われたようだ。。
カタツムリは雄雌同体の生物なのだ。
男らしさ、女らしさは社会形態で求められた1つの像なのだ。
今は自分らしさを求めることを大事にしようということで揶揄されたそうだ。

農村地域の女性は仕事、育児、家事と3倍こなし、休む暇のない重労働であった。
かつて3ちゃん農業ともいわれていた農業。
それが今は、嫁さんは近くの会社や工場に勤務。と形態がかわっているとの報告。
米が安くなり、3人で働くより一人でも外に働きにでて現金収入を得る家庭が多くなっているのだ。
3ちゃん農業ではなく2ちゃん農業あるいは独り農業が現実なのだった。

時代とともに変わりゆく姿を感じたものだった。
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2023-40 水泳練習で・・ひとりの高校生

2023年02月21日 | 日記
12月からひとりの高校生が一緒にレッスンに加わっている。
平泳ぎだけ受けて次のバタフライは参加せず、後は自由に泳いでいた。
苦手な種目なのかと勝手に思っていた。

昨日も平泳ぎだけで後は自由に泳いでいた。しかも平泳ぎをズーッと。
横で眺めていたが足の裏でのけりが弱かったので少し話をした。
なんでも4月大学に入学するようだった。

「なんで平泳ぎだけを一生懸命泳いでいるの?」
「7キロの遠泳があるんです。」「?}

進学する学校は防衛大学校だった。
1年生は7月に7キロの遠泳の実技がまっているらしい。
それに備えて平泳ぎに特化して一生懸命練習していたのだった。
さらにもう1つ、平泳ぎ50m1分という課題もあると。

自分に置き換えてみた。
大学時代、クロールで50m1分という課題があった。
当時がむしゃらでも泳げば何とかクリアーできた。ちなみに今は40秒後半だが。
でも平泳ぎは別格だ。
今でも50m1分切れないのだ。
4種目の中でもなかなか難しい。テクニックが必要なのだ。

そして6時間で7キロの遠泳。これもすごいことだ。
自分は多い時でも5キロぐらいか。
海で泳ぐとなるとトライアスロンクラスだ。

しかしまだ18歳の女の子だ。やればできる。
そして卒業すれば幹部生候補になるはず。
何でも今は女性は2割弱のようだ。
今、問題が表面化しているセクハラについては苦笑いをしていた。

出身高校を聞いたら後輩であった。
真っ赤に頬をそめながら一生懸命努力していた。
困難はあるだろうが、ひたむきに前を見つめて挑戦していってほしいものだ。

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