ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2023-75 春めく4月の陽気に誘われて

2023年04月01日 | 日記
今日から4月、気温17度。穏やかな天気だ。
ホウレン草を10束、作り終えた頃の午前中、隣人から「山に行こう」と誘われた。
春の陽気に誘われて、自宅から歩いて10数分の山に向かった。
隣人はこの冬、二日に1回ぐらいの頻度でこの山の上までの散策を楽しんでいた。

こちらは年に数回、山菜取りに入る程度だ。山といっても標高数百mの低山。
10数年前に頂上でなんでも館山遺跡が発掘され、それに協力し発掘のために木を伐採。
それで市から感謝状を頂いた家の山なのだ。

数年前、この山のふもとで大きな熊の糞が見つかった。それで足が遠ざかっていたのだった。
今日は風もなかった。頂上まで僅か1キロもない距離だ。
時々小枝を近くの木々に打ちつけながら頂上に向かった。
もう白い山桜が咲いていた。ふきのとうが至る所にあった。
頂上には20分ぐらいで着いた。まだ草木も伸びていないので見晴らしもよく下の様子がよくみえた。
ここでコーヒーを沸かして一服する人もいるようだ。
少し休んで山を降りた。春の気配を感じた手頃な1時間の散策コースだった。

道すがら近所の気の毒な82歳のお爺さんの話題になった。
1年前に足の調子が悪くて軽い手術を受ける為に入院。無事手術を終えた後、病院でコロナに感染。
そのために面会も出来ず、リハビリの担当者も感染したらしく、そのままベッドにねたままで自力で歩けない状態に。
ようやくその病院を退院して次の病院でリハビリをしたのだったが、
記憶のほうが曖昧で認知症の状態になってしまったらしいのだ。
家族には介護が大変だろうと施設を勧めたようだが家で面倒をみると引き取ったという経緯があったのだ。
「治す為に入院して悪化させてしまったという」自責の念。

懸命な努力でなんと自力で歩き元のように回復したのだ。
そして自動車免許も検査の結果、無事更新できたのだった。
一時、環境が変わって記憶が曖昧になったようだが、認知症ではなかったと。
何とも嬉しいニュースである。















コメント
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