ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2023-151 もし私が死ぬしかないのなら  ある詩人から

2023年12月31日 | 日記
今年もあと僅か。今年の世界は「戦と紛争」

あるパレスチナの詩人の詩から

もし私が死ぬしかないのなら
私の遺品を売ったお金で 布切れと凧糸を買わないと
そうしてそれを 白く高く たなびくようにして
ガザのどこかで 一人天を見上げる子どもが
火だるまになって消えた父親を
誰にも 自分自身にも 別れを告げずに
消えてしまった父親の帰りを待ちわびる子どもが
その凧をみて
あなたの作った私の凧が 天に舞うのを目にとめて
ほんの束の間 それを天使と思うはず
もし私が死ぬしかないのなら
それが希望となりますように
それが物語となりますように

12月8日 イスラエルの爆撃で亡くなったレファアト アラリール44歳
(亡くなる1ヶ月前に、投稿した作品)
来年こそ、停戦に、終戦に一歩近付いてほしいものです。

コメント
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