ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2023-146 大詰め白菜800個収穫

2023年12月09日 | 日記
 国際連合の事務局長のイスラエルとハマスの戦争の異例の停戦要請。
それにまたしても、10月に引き続きアメリカが異を唱える反対。
なかなか停戦合意に至らない。この2か月で
毎日罪のないパレスチナ人が亡くなり1万7000人を超える死者数。

さて暖冬の1週間も明日まで。この期間に毎日白菜の収穫。
後、3畝を残すのみとなった。そして今日は雨降り。しばしの休息日。
この3畝が発育不全なのだ。というのはラストの苗を植えたのが9月21日。
その1週間前に植えた苗は順調に生育してしっかり実の詰まった白菜し仕上がっている。
1週間の遅れが成長に響いているのだ。
1週間の遅れは2週間の差になるといわれている。
そしてこれから厳しい寒波到来。
最後の収穫は半分に満たない見込みだ。150個中で半分。
残りの半分は畑でそのまま年を越すことになる。

残念ながら、これも自然の教えなのだ。
次回への教訓になった。




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2023-145 文士劇、ちょっぴり違和感も

2023年12月04日 | 日記
先週は寒波で冷え冷えした日が多かったが、今週は底を抜けて暖かさが戻ってくるようだ。
 
前回から引き続いて文士劇について、2つの作品とも原作を脚本に書き直しての
脚本を演じた中で少しの違和感も受けた。

何だろう、それは現代ものでは
主役の定年前の父が家庭を顧みず仕事優先したために5年前に離婚され。
妻は自立して働き、2人の子どもも結婚話がでる年齢という設定。
母と住む2人の娘たちが小さな頃の遊びを思い出して
空飛ぶ布団に乗ってあちこち飛び回るという空想部分。あるで「くじらぐも」風だった。
それを今度は「父も交えてやりたいね」という元のさやに戻ってという暗示。
夢見る2人。若い大人がファンタジックに浸るものだろうか。小学生ぐらいならいいのだが。
定年退職した日にその貰った花束を元の妻に渡しに行く父。
最後は和やかに元の家族で談笑している姿で終了。・・・ムムムだった。
しかし、行きつけのスナックでの自分の愚かさを愚痴る父とマスターたちはの場面は自然で良かった。
時代物
江戸末期、フランスの詩人が武士に置き換えらr多設定。
代理の恋文を表現する際に日本語特有の謙譲語やら丁寧語尊敬語と武士の話方などが混在していて
聞く側にわかりにくさがり、華麗な文が回りくどく伝わりにくかったのではなかろうか。
ただ、長セリフを朗々と話す役者の武士ににさすがアナウンサーだと感じた。








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2023-144 ゲネプロで恒例の文士劇鑑賞

2023年12月03日 | 日記
冬の恒例行事になった盛岡文士劇が今年も上演された。
今回初めて本番前の最終通し稽古のゲネプロで鑑賞した。
従って本番は満員なのだが半分に満たない。
その中には震災で被災され、内陸に移転された方々があの震災後招待されていた。
そんな訳で今までと雰囲気が違った中での鑑賞だった。

役者は本番と同じに熱のこもった演技をしていた。
前半は現代物で「空飛ぶ布団と花束と」内海隆一郎(一関出身)短編集より
後半は時代物の「剣と恋と夢」原作「シラノ・ド・ベルジュラック」だった。

現代もので笑いを誘い、後半はシリアス物で感動を与えた。
今回、フランスの17世紀を舞台にした悲劇のロマンスを日本版にリメイクして
どの様に脚本を書き直していったか、創作術を学んだ。というのは
この夏、或るところでエッセイ講座を受講、他に脚本講座を受講した人たちが
最後の学びとしてこのゲネプロに招待されたからだった。

新選組の時代劇に置き換え、長鼻の剣士が密かに想う静姫の恋心を封印。
ライバルの若き剣士の為に文才を生かして代わりに恋文を書き続ける。
なぜなら若き剣士は全くその文才の才能がなかったからだ。
そして2人は結ばれていくのだが戦場に出ていくことになる。
戦場でもせっせと手紙を代筆。しかし、その若者は戦死。

尼になった静姫。その後も月命日に訪れ、最近の動きを報告する長鼻の剣士。
5年もただひたすらに。(原作では15年)突然、元、敵方に襲われ重症の身で
その尼寺に。最期に手紙の内容を諳んじることで
手紙の書き手が長鼻の剣士と悟った静姫。腕に抱えられ・・。

さすがにプロの脚本家にかかると見事な日本版に変身。感動を与える作品であった。







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2023-143 「小学生でもできる19×19暗算」の仕組み

2023年12月02日 | 日記
中東ガザでの休戦。1週間でまた戦闘が。・・・
ガザ市民の被害、最小であってほしいものです。

上記の暗算の本がベストセラーになっているようだ。
何気なく本屋でその本を手にして読んでみた。

これはなんと小学1年生に教える内容なのだ。
小学校で算数を専科にしていただけにその本の仕組みに驚いた。
キーワードはさくらんぼ計算。いわゆる分配法則なのだ。
小学校に入学して1桁の足し算を教える。
4+7= 7を分解して6と1にそして4+6で10の塊りを作る。
その後、残りの1を足すと11になる。
この考え方で19×19を応用していく。

大人の常識という考えとは違う、数の構成の面白さに着目している本だった。

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2023-142 普通の人が普通の人をなぜ虐殺?

2023年12月01日 | 日記
ドキュメンタリー映画「福田村事件」
19239月1日の関東大震災では死者数10万人。しかしその後。
朝鮮人が井戸に毒を入れた、とか放火した等というデマが飛び交い
それに官警や自警団が朝鮮人や社会主義者を虐殺。その数4000~6000人ともいわれる。

映画の後半。
行商人が福田村に到着。この人たちは被差別部落出身という設定だった。。
薬はなんやらインチキらしい。それを農民たちに売って歩く。その中にはハンセン病患者もいる。
朝鮮人も物売りでいた。弱者をだまし、売りさばく。
社会の中でそれぞれの立場を重層的に描かれている。
地震が発生。都内から逃げた人々。デマの錯綜。自警団が村を守ろうと竹やりを持って集まる。
あの行商人も自警団に囲まれる。「15円50銭」と言ってみろ。
朝鮮人ははっきり言えないのだ。それで「鮮人」と選別され、
怪しいとおもわれるとこん棒などで殴られ撲殺される。
讃岐の人々の言葉を理解できず怪しむ。日本人だと言っても疑われるのだ。
「日本人を殺してはならない」と村長。沈黙。
親方が「ならば朝鮮人なら殺していいのか。」と叫んだ直後、取り囲んだ中の
若い赤ん坊を背負った女性が親方の頭に刃物を振り下ろすのだ。
それを口火に一斉に狂気に駆られた人と化す。
その中に居合わせたら怖いものだ。悪人ではない。普通の人たちなのだ。
集団心理とは怖い。豹変するし、誰も抑えられない。
行商人たちは逃げるが自警団に追い詰められ自警団に次々と虐殺されていく。

15人中妊婦を含めて9人が虐殺される。という資料が残っている。




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