ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2024-16 すいか栽培講習会

2024年02月11日 | 日記
2月なのにすいかの講習とは、と周りの人たちは驚いてしまう。
しかし、例年この時期に催されているのだ。
この地域は県内でも有数のスイカの名産地である。受講者20名弱。
主催はJAと種苗会社。
昨年度は霜や高温で、特に果物に被害が大きかったようだ。
今年度も昨年同様の気候と予想される、と
そこで注意したいのが乾燥だ。適度な水分量を与えないと
着果した実が大きくならない。
スイカの手順は
4月、畑づくり、たい肥を1トン全面散布して耕す。
雨が降った後に土を固めてシートを敷く。
5月上旬、苗植え。㈱間は1m。今年は60本予定している。
それに小玉とメロンも10数本プラス。
今年は霜よけようにキャップを被せてみようと予定。
トンネル掛け。様子を見ながらトンネルに穴をあけ4本立ちにする。
1か月後に徐々にトンネルをはがしていく。
畝の横4mに有機肥料を全面散布して置く。
それにシートを被せる。ここがポイント!草除けなのだが
ビニルシートだと水分補給ができないので除草シートの方が水分がしみこみ安いそうだ。

しかし値段が高いのだ。混合して使用する予定。
受粉。それから45日。4本立てにして摘果作業。
農薬散布等々。
7月大玉は下旬から1ヶ月間収穫。
ざっと、これが高温の夏にする作業だ。
何よりも天候と相談しながらであくまでも予定である。

今回の講習会終了後、担当者から40分ぐらい
昨年の反省を踏まえて指導を受けた。心強い相談相手であった。



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2024-15 三国同盟、なぜ光政は反対したのか

2024年02月09日 | 日記
ボランティア活動をしている先人記念館の
今年度のレポートテーマである。昨日ようやく終了した。

一言でいうと英米との軍事力の差が2倍以上と歴然としていたこと。また経済力、エネルギー
面でも同様。ならばなぜこの無謀ともいえる戦いに陸軍は突入したのかという疑問がわく。

1931年満州事変から端を発した日中15年戦争。1933年国連脱退。血気盛んな陸軍は
「海軍は腰抜け」と称していたのだ。陸軍は当時の戦力分析を甘くみていた。
そしてドイツは1939,9月にポーランド侵攻。1940,5月にフランス侵攻。
連戦連勝で勢いを増していた。そのドイツ・イタリアとの三国同盟に対して
「バスに乗り遅れるな」という機運の高まり。
しかし米内はソビエト、ヨーロッパ等に合わせて10年以上滞在。外交に詳しく、
ヒトラーの人柄や野望を危険視、信用できない男と見ていた。
当時、反対したのは海軍の山本五十六、井上成美と米内の3人であった。
つまり、1つ目の理由は陸軍との情報分析の違い。
2つ目は新聞マスコミを含め大政翼賛会の風潮で後戻り出来ない雰囲気の社会情勢。
当時をナイヤガラ瀑布で船をこぎ逆らうようなものと米内は表している。
米内内閣は1940年1月から7月の半年間。業績は三国同盟拒否したことだ。
陸軍の非協力で倒される。その時の新聞記事が「さあ新しい道が拓かれた。旧体制よさらば」
次の内閣で東條・松岡が入閣。2か月後に三国同盟が調印。翌年1941年、東條内閣成立、
第2次世界大戦へ突入したのだ。
3つ目、教育の違い
米内は敗戦後に東京裁判で語ったことは「陸軍は15歳に達しない少年から軍隊教育で
戦争以外の事は何も教えない。国際社会についての教育がかけており、海軍ほど広い視野で
物事を見られない。」と指摘している。
以上のことから英米との戦争は避けるべきと判断し三国同盟に反対したと推測される。



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2024-14 あと1週間で

2024年02月08日 | 日記
この1年を見れば気温が上昇傾向にあるようだ。
この冬も然り。雪が極端に少ない。
枯れた草木が目立つ初冬のような景色なのだ。
関東地方と同様に秋が長くて春を迎えるような光景だ。
しかし気温は低くそして風が強くて体感気温はかなり低い。
上州のからっ風のようだ。

さて12月に1000個収穫してストックした白菜も
残すところあと1週間で完売の見込み。
既に大根は終了。
後はジャガイモのみ。
男爵、北あかり、メークインが完了して今は最後のレッドムーン、デストロイヤーだ。
そうすれば後は午前中ゆっくり休める。

でも今年は雪のない畑に、ほうれん草が顔を出して待っている。
昨年は3月から4月にかけて収穫していたのだが・・・
どうなることだろう。
この1年気温が上がり、2週間は早くなった作物カレンダーだった。







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2024-13 将棋の未来・・羽生善治講演にて

2024年02月04日 | 日記
羽生善治53歳の講演会があった。
将棋連盟の会長であり、詳しく知るいい機会であった。
無駄がなく理路整然としていた。1時間30分よどみなく項目ごとに話していた。

今をときめく将棋のスター藤井聡太8冠の凄さを説明して下さった。
素人目にはどのくらいすごいかわからない。
野球でいうと2当流の大谷選手と同様とレベルかもしれないと。

共通する点としてハードな日程に耐えられる精神力と体力を上げた。
将棋のタイトル戦。
2日がかりの7番勝負と1日の5番勝負があると。
1つのタイトルに2~3か月要するそうだ。
8冠というと
1つのタイトル戦だけに集中出来ない。同時に別のタイトルと並行で戦う
そういう意味で、ハードな日程で勝ち続ける偉大なる記録なのだと。
7冠とった羽生さんがいうのだから重みがある。
決してとれるものではない奇跡的なことを藤井聡太が8冠成し遂げたのだ。

別の意味で凄いと釜石出身の小山玲央4段も紹介してくれた。
それは奨励会という将棋の養成機関を経ていないでプロに挑戦し合格。
これは将棋界で初めてということだと。

かつては将棋の強さに全国格差があったそうだ。
学ぶ機会の多い中央がどうしても有利だったと。
しかし今はネット社会。そこで変化が起こっていると。
どこでも学ぶことができると。
多くの人にチャンスがあるのかもしれない。
その後の将棋の歴史の紹介。そして将棋と記憶力についてもふれていた。。

放課後支援で子どもたちと将棋をうちながら
テレビや本で将棋の攻めや守りの型を覚えたのだが
将棋の打った軌跡と歌を覚えるものと同じようだということに
パターンで記憶していくことに、驚きを受けた。
貴重な話しであった。






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