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ナイスな現代(いま)しぐさ

2009年06月15日 14時37分50秒 | 江戸しぐさ
江戸しぐさのしぐさは、実は『思草』と書きます。

これは、陽明学の知行合一に通じるところですが、

単なる動作だけの“仕草”ではなく、

知識や思っていること、考えていることと行動が一致することを

意味しています。


江戸しぐさの書物が残されていないのは、

書物を読んで知ると、単なる知識になってしまうので、

それを避けたとも言われています。

また、公共広告機構のCMやポスターによって、

“傘かしげ”や“こぶし腰浮かせ”のように動作だけを

江戸しぐさだと思われても困りものです。


江戸しぐさは、相手を思いやり、お互い様の気持ちで

共生を考え、行動に表したものと言えますので、

両方が一体となっていて初めて江戸しぐさと言えるのですね♪


さて、そんな話を13日(土)に仙台青年会議所主催の

『学ぼう江戸しぐさ!活かそう昔の知恵』でさせて頂き、

後半は参加者の皆さんにグループごとに

現代(いま)しぐさを考えて頂きました。

皆さんいろいろな現代(いま)しぐさを考えてくださいました。


その中で、私が一番のヒット!!と思えたのは、

『ハの字待ち』 です。


昔、『フォーク並び』というのがありましたが、

あれは、性格には『フォークの柄並び』が正しいのではないかと思います。

トイレや銀行のATMなどいくつかある場合に、

それぞれに個別(フォークの先のように)に並ぶのではなく、

フォークの柄のように1列に並んでいて、

空いたところに随時行く並び方です。

今ではこの並び方もずいぶん定着してきましたネ♪


同じように今からすぐにでも実践して欲しいのが

『ハの字待ち』


これは、エレベーターを待つ場合に、

真ん中を降りる方のために開けておいて、

降り口の両側にハの字で待ちましょう!というものです。

これは、電車にも応用できますネ♪


覚えやすく簡単!!

すぐにできて、苦ではない!


それが、癖になり、習慣となって身についていくための“ミソ”ですネ♪


皆さんも是非今から、『ハの字待ち』実践してみてくださいネ♪o(^-^)o