福島原発の事故のあと、
東京電力は『計画停電』を発表したり中止したり・・・。
これによって経済界は相当なダメージを受けていることを
ひしひしと感じています。
地震によって様々な工場の損壊し、製造が難しくなっただけでなく
停電による製造中止による品物不足。
そして今夏にも計画停電を実施する話も聞こえてきます。
しかし!
本当に計画停電は必要でしょうか?
関東近辺の各家庭の電球を1個だけでも
LEDに替えると電力の不足は起こらないとも言われています。
ただ、LED電球は高価なため
各家庭に負担を強いることになります。
今回の福島原発の事故が人災的要素が高いことを考えれば、
東京電力が関東近辺の各家庭に
LED電球を支給すればいいのに!!と思うのですが、
それはそんなに不可能なことなのでしょうか?
そして、更に注文があります。
各家庭の契約アンペア数が40以上のところを
10アンペアずつ引き下げれば、
実はLEDE電球を導入しなくても
電力不足にならないのではないかと思います。
(各家庭では必然的に節電になりますが、家庭内電力不足に要注意です。)
もちろん両方実施すれば完璧ではないかと思います。
では、何故アンペア数を下げることに取り組まないか?
また、そういう呼びかけをしないのも不思議です。
これは、ピーク時だけ避ければ、
それ以外の場合、電気をたくさん消費して欲しいと
電力会社は思っているのではないか?と
推察するのですが、違っているでしょうか?
一部では、高校野球の準決勝~決勝の3日間が最大ピークなので
高校野球を9月か10月に移動すれば、電力不足は起きない!
との噂もあります。
そもそも生活するのに必要なだけでなく
国の経済をも左右する電力の供給を
民間企業に任せていいのだろうか?と疑問に思います。
まあ、国営が良いか?というとそこも疑問ですが。
個人の利益と国の利益と電力会社の利益を
一致させることはできないでしょうか?
これは、一致させる方法を国が調整する必要があると思います。
でなければ、個人だけでなく、国の経済も
電力会社のサジ加減ひとつで左右される懸念が
あると思います。
計画停電に振り回されて、
国内の経済が低迷することは、
今回の震災復興の妨げにもなります。
そのためには、省エネ、節電に関しても
国と各家庭だけでなく、電力会社にも積極的に
取り組んで頂く必要があると思います。
自社の利益のためでなく、
各家庭、個人のことと国益をしっかり考えて頂きたいと思います。
その上で、私たち個人個人ができることをしたいと思います。