「感受性」と聞いて皆さんは何をイメージしますか?
あるいは・・・皆さんの周りの
「感受性の豊かな人」というと誰が思い浮かびますか?
または「感受性が乏しい」と感じる人は思い浮かびますか?
この感受性についてですが、乏しいと思う人は
感じる力が乏しい場合と、
本当は感じているのにその自覚に欠ける場合の
2種類があるように思います。
例えば・・・男性の例をあげると、
よく「男は人前で泣いてはいけない」ど言われて育つと、
泣きたくならないようにそこの感じる力にフタをしてしまう。。。
このように感じるところをシャットダウンしていると
まさに感じなくなってしまいます。
例えば、“美味しい”と感じる部分にフタをしてしまうと
何を食べてもお腹が満たされればそれで充分と思ってしまうとか。
また、忙しさ故に自分が感じていることに意志気を向けないとか・・・
この場合は、食べているときには「美味しい」と感じているけれど
それを“表現する”というところには繋がっていない。
「感じていても表現しない」ということを続けていると
自分自身すらも「感じていること」を忘れてしまうというか
自分の中で他人事になってしまい
見逃してしまったり、気が付かなかったり。
受講生から講座のあとの感想などを聞くと、
この人自分で感じたことに気付いていないんだなぁ・・・と
思うことがあります。
その場合、その人が気付いたり学んだりしていることを
自覚させてあげることも必要になります。
この場面でこんなふうに感じて居たでしょう?
と声をかけると「そうそう!!そうなんです!!」となりますが、
それをしないと、その人自身が
自分で学んだり気付いたりしているのに
見逃しているなぁ・・・勿体ない!!ということになります。
なので、講座のあとの振り返りは
学びや気付きを深めるために必要なんだなぁと思います。
あなたはちゃんと「感じていますか?」
そして「感じたこと」に気付いていますか?