この夏行なった学校でのファシリテーション研修は
4校で200名以上の教師の皆さん全員が対象でした。
もともとは9月の大きな事業を成功させるための研修でした。
なので、事務局の方には研修の際には
この研修会の目的・意味を
しっかりと受講生に伝えて頂くことをお願いしました。
7月末に行なわれた一番最初の研修会で
事務局長はお願いしたとおり、
この研修の目的やどのようにして講師を選定したのかなど、
受講される先生方に向かって話してくださいました。
しかし!
残念なことにみんなが“ぺちゃくちゃ”おしゃべりをしていて
ほとんどの人は聴いていませんでした。
誰も聴いていない中で、話す事務局長。
せっかくのスピーチなのに誰も聴こうとしない先生方。
学校の普段の姿を垣間見たような気がしました。
こういう先生に限って、
きっと生徒には「ちゃんと先生の話を聴きなさい!」
なんて言ってるのかも知れないなぁ・・・なんて思いつつ、
研修を始めました。(^▽^;)
驚いたことに、
コミュニケーションをしっかり取ってくれる方の
なんと少ないことか?!
私の研修は、受講生としっかりコミュニケーションをとりつつ
進行していきますから、無表情、無反応の先生方に驚愕!!
一方的なレクチャーのような研修にしか
慣れていないのでしょうが、
それにしてもノンバーバルコミュニケーション力は
限りなくゼロに近い!!
きっとご本人たちは私の話をしっかりと
聴いてくださっていたのかも知れません。
でも、受け取っている意思表示がなければ
残念なことに私には伝わらないのです。
このような反応の乏しい、事務局長の話も聴かなかった先生方が、
3回目の研修を終えた際の最後の事務局長の挨拶のときには
明らかに違っていました。
シーンとして、誰もがしっかりと顔をあげて
事務局長の目を見て、体もしっかりとそちらに向けて
頷きながら笑顔で、あるいは真剣な顔で
話を聴いていたのです。
事務局長と会場の先生方が9月の事業に向けて
まさにひとつになっているのを実感しました。
事務局の皆さんもこれほど心強かったことは
なかったのではないでしょうか?
チームを創るということはこういうことなのですね♪
9月の事業の成功を心から祈っています♪v(^-^)v