極和ファシリテーションの研修の中では
「共通言語」も大切なキーワードです。
「え?共通言語って、日本語じゃダメなの?」
と思われた方もいらっしゃるかも知れませんね。
日本語が話せるからといって、コミュニケーションが取れるわけではありませんし、
日本語がわかるからといって、共通言語になっているとは限りません。
言葉(単語)の意味は理解できても、
それだけでは伝わりきらないことが多々あるということです。
例えば 「長方形」 と聞いて
「知らない」という方はいらっしゃらないと思います。
ですが、「紙に長方形を書いてください。」と言ったらどうでしょうか?
同じ長方形を書く人は居ないかも知れません。
「長方形」には縦長もあれば、横長もありますし、
サイズは?と言えば、無限大の種類があります。
だとしたら、「長方形」は誰もが知っている言葉ではあるけれど、
「共通言語」とは言えないということになります。
これを共通言語にするためには、
「縦〇センチ、横□センチの長方形」と言って
初めて誰にでもわかる “共通言語” となるわけです。
誰かと会話をする際には、ただの日本語を
“共通言語” にしながら話さなければならない場面があります。
そのときに如何に面倒くさがらずに “共通言語” を
話すか? あるいは話そうとするか?!が大切です。
あなたの言葉は相手の方との “共通言語” になっていますか?