最近さまざまな場面で「依存」と「自立」という言葉を聞きます。
例えば日本の国そのものが「依存体質」で「自立」できずにいるという事実。
また、東日本大震災の被災者に対しての支援の仕方に関して。
避難している方々に毎月それなりのお金が届く・・・。
望まない避難地域での生活を支えるための支援は必要だと思います。
ただ、その一方で働かなくても生活できる・・という状況ができてしまい、
自立心や働く意欲を奪っていると聞きます。
配られた義捐金の袋はパチンコ店のごみ箱に溢れているとか・・・。
確かにその立場になれば、何をすればいいのかわからない、
何もする気になれない・・・など、個々に事情はあると思います。
ですが、本当は働く脳力や収入を得る力があるのに、
それを埋もれさせてしまうことは、その人にとっても
ご家族にとっても、地域にとっても、国にとっても
もったいない!!以外の何ものでもないと思います。
ここで考えて頂きたいのは、
何度も講座でお話をしている「ヘルプ」と「アシスト」です。
国の支援も「ヘルプ」をしているから
依存から抜け出せないのではないでしょうか?
避難地域の方々、被災者の方々にどのような「アシスト」をしたら
その方々の自立心や働く意欲を損なわずに支援できるか?
そこを考え、知恵を出し合い、実践していかなければ
この国そのものが滅びそうで不安です。
せめて、極和ファシリテーションを学ぶ方々には
「ヘルプ」ではなく「アシスト」できる人財になって頂けるように
今後も研修をさせて頂きたいと思っております。
今日で御用納めの方もいらっしゃると思いますが、
どうぞ良いお年をお迎えくださいませ♪o(^-^)o