今日私の手元に、あるイベントのご案内が届きました。
出欠の連絡は同封の受取人払いのハガキでするようになっています。
ここまでは何の問題もないのですが、ひとつ心に引っ掛かる文章がありました。
「出席の方のみこのハガキで返信をお願いします」
本来であれば何の違和感も感じず、気にも留めなかったかも知れません。
ですが、このイベントはある方々のお祝いを目的としたものでした。
あいにく私は出張とぶつかっているため、参加したくてもできません。
そこで、“お祝いのメッセージだけでも届けたい”と思い、
書こうとしたらこの文章があったのです。
もちろん、受取人払いのハガキであっても、
こちらで切手を貼って出しても良いのでしょうが、
私はこの文章を読んで、出席者の数だけ知りたい、
通信費は参加者の分だけに留めたいというような
“ご都合主義”を感じて、
お祝いのメッセージを贈る気持ちも失せてしまいました。
確かに出席者だけに返信して頂くのが金銭的にも事務的にも
効率が良いのはわかります。
ですが、私だったら
「残念ながら出席が叶わない方は
お祝いのメッセージを一言お送り頂けるとありがたいです。」
と記したいと思いました。
そうすれば、あいにく参加できないけれど
お祝いする気持ちのある方は一言お送りくださるはず。
そうすれば参加できなかった方にも
「先日はお祝いのメッセージありがとうございました。」と
感謝の気持ちを伝えることができますし、
そのメッセージは決して50円では買えない価値があると思います。
ささいな一言ですが、そこから感じるのは人それぞれです。
私のように考える人ばかりではないでしょうが、
このように相手からマイナスを引き出すような文章は
使わない方が良いですよね♪