極和ファシリテーター養成スクールに入って学ぶと
「自己開示」という壁にぶち当たる人がいらっしゃいます。
「自己開示」という言葉は「自分を開示すること」ですが、
その“分量”や“程度”や“詳しさ”までは一律ではありません。
誰かにとっては
自己開示とは、全てをさらけ出すこと・・・だから自己開示はしたくない。
だったり、
私はオープンマインドだから自己開示OKです!
と言いつつ、秘密を持っていたりします。
ある人は
「自分は自己開示が苦手なんです。」と言いますが、
“自己開示が苦手だ”ということを充分自己開示していますよね。
それから・・・私はコミュニケーションが苦手なんです・・と言っているけど
そうではない、つまり信憑性に欠ける自己開示をされる方もいます。
自己開示は、自主的な行為なので、
自分が話したくないことまで話す必要はないと思います。
ただ、人は自己開示する人ほど親しみが持てたり、
信頼しやすくなったりと関係構築が容易になる可能性があります。
それらのことを考えて、
この人にはここまで、とか
あの人にはあそこまで話してもいいか・・・など、
自己開示のエリア、分量、詳しさなどは
自己判断すれば良いのです。
例えば、私は離婚をしていてシングルマザーなのですが、
いちいちそのことを言ったりはしません。
ですが、受講生の中に離婚されている方やシングルマザーの方が
いらっしゃるときは、私もお仲間ですよ♪という意味で話すことがあります。
「自己開示」するかしないかは、
どれだけ相手に近づきたいと思っているかどうか?
によるかも知れませんね。
つまり、自己開示が苦手・・・と仰る方は、
実は自己開示が苦手なのではなく、
人に近寄ることや寄り添うこと、関係を築くことが苦手なのかも知れません。
そこにフタをして、自己開示が苦手・・・と表現しているとすると
本当のご自身の問題や課題に向き合えない可能性があるので
ご自身の気持ちを確認してみると良いと思います。
本当に苦手なのは何なのか?
本当に嫌なのは何か?
本当に恐れているのは何か?
そこにご自身が超えなければいけない壁があるのかも知れませんね。
今は “そのとき” ではないかも知れませんが
いつか “そのとき” ・・・その壁を乗り越えなければいけないときが
訪れるかも知れませんね♪o(^-^)o
だから、無理する必要はないですよ~♪