「遺体 明日への十日間」を観てきました。
どんなにか目を背けたいシーンがあろうかと覚悟していきました。
それは、津波による被災状況をある程度見聞きしていたからです。
この映画は、その震災のひどさを伝えるのではなく、
震災によって心ならずも『遺体』になってしまった方々、
『ご遺体とそのご家族』に対する一人のボランティアの方を通じて
ご遺体との向き合い方を示唆してくれる映画だと思いました。
映画の予告編にもある通り、
遺体安置所に運ばれた亡くなった方々は、
「死体」ではなく『ご遺体』なのだということを悟らせて頂きました。
震災後、地域によっては、海や川から上がったご遺体を
何日もそのままにせざるを得ない状況があったと聞いています。
その後ご家族に引き取られたご遺体は良いでしょうが、
家族全員がお亡くなりになって、引取り手の見つからない
ご遺体もあっただろうと思います。
今回この映画を観て、ご遺体に寄り添う主人公のご様子から、
いろいろなことを気付かせて頂き、学ばせて頂きました。
この映画を作って頂いたことに感謝致します。
そして、釜石だけでなく、この震災でお亡くなりになった皆様の
ご冥福を心からお祈り申し上げます。
また、震災を少しでも知って頂くために
いろいろな方々にこの映画をご覧頂きたいと思います。
あす、2月24日(日)MOVIX利府 11:40の回では、
君塚監督と、主演の西田敏之さんがご挨拶されるそうです。