いきごみクラブ 最新ニュース

江戸川区生ごみ堆肥化実践クラブ(いきごみクラブ)の
活動の様子を中心に掲載します。

のらぼう菜・金町こかぶの種まき・腐葉土作り 10月29日

2014-10-30 16:10:45 | 実験菜園

愛知白菜とミズ菜の間引き・追肥をしてから2週間、

不織布の中で、葉が15~20㎝ほどまでに育っていました。

 

ところが不織布を外してみると、白菜の右半分の葉がボロボロだったり、根が切れて枯れていたり、

ヨトウムシによる被害です

根元を軽く掘って探すと、大きい幼虫が5匹、6匹と出てきましたが、

まだまだ地中に隠れているはずで、心配は残ります。

被害がない白菜は、そろそろ結球するかと思うような勢いですので、

1株でも多くこのまま無事に育ってほしいと思いながら、再度不織布をかけました。

    

ミズ菜には病害虫がなく、とてもきれいで一安心。

混みあっているところを間引きましたので、自宅の植木鉢に植えてみました。

この日は、のらぼう菜と金町こかぶの種まきもしました。

お店で見かけることのない野菜ですが、菜園で育てるのも初めてです。

のらぼう菜は江戸時代中期、江戸近郊の天領の村々に配布された種が広まり、

天明の大飢饉を救ったとも言われる伝説の野菜です。

「野良坊菜」とも書くとのこと、

地域で大切に受け継がれてきた野菜であることが感じられます。

アブラナ科で、菜の花よりも大株になりますので間引きながら育て、

収穫は3月ごろから、

花茎を摘み取って食べます。

金町こかぶは柔らかくて甘みがありサラダでも美味しいとのこと。

たくさん蒔きましたので、間引きながら育てていく予定です。

菜園作業の後、コンポストで腐葉土作りをしました。

コンポストは夏ごろまで悪臭もありましたが、ほぼ1年かけてようやく完熟、

菜園で使うことができるようになりました。

右端のコンポストはトウモロコシやトマトなどの夏野菜の茎や葉を堆肥化しています。

切り返しをしてみると発酵が進んでいて、

繊維質のものが残っていましたが臭いなどはありません。

左の2基は大き過ぎて切り返しも難しく、扱いに苦労しましたが、

ようやく完熟して堆肥として使えるようになっています。

この日は右から2番目のコンポストで腐葉土作りをしました。

 ② ③

腐葉土の作り方

1. コンポストの底に残っていた堆肥に落ち葉と米ぬかを混ぜて微生物が働きやすい土台を作ります。

2. 落ち葉を入れて水で湿らせながら米ぬかをまぶすようにかきまぜます。(写真①②)

3. 左隣のコンポストから堆肥を取り出し、スコップで3杯程度かけます。

4. 2~3を繰り返しながら落ち葉を積み込み、最後は写真③で作業終了。

 * 堆肥や米ぬかをかけることで発酵が早く進みます。

 * 1~2ヶ月に1回程度切り返しをしながら熟成させます。 使えるようになるのは半年後、4月~5月ごろです。 (ikiiki)


 


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