goo blog サービス終了のお知らせ 

とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

島本町伝統の文化祭

2011年11月03日 | もっと文化を!そして歴史を!
4日からはじまった3日間の文化祭が終わりました。4日と6日、二日間会場を訪ねました。それでもなお、すべての展示・舞台・催し・模擬店を観ることはできず、印象にすぎませんが、例年にもまして盛況だったと感じています。住民ホール使用中止による変化が懸念されましたが、さまざまな工夫がされており、著しく内容が縮小したという印象はありません。ただ、ケリヤホールの収容人数で、住民ホールの収容人数(およそ2倍)をカバーすることは不可能であり、舞台に関しては、多くの重要課題が残ったように思います。また、季節はずれの気温で、会場の熱気に気分を悪くする方もあったのではないかと、心配しました。

一般座敷での「お茶席」、視聴覚室での「映画上映」(第2次大戦中、餓死させられた動物園のカバの親子のおはなし)、「千羽鶴」を折るコーナー、島本音楽協会の「喫茶」などを楽しみ、フリーマーケットや女性交流室でのお買い物、書道、陶芸、生け花、俳句、フラワーアレンジの作品展めぐり、久しぶりに出会う方とのご挨拶で、あっという間の二日間でした。体育館の展示では、「石仏の拓本」というものにはじめて触れ、感動しました。また、「ふるさと島本案内ボランティアの会」のコーナーで、「淀川の水運」をテーマにしたスライド上映のナレーションを務め、参加する楽しさ(苦悩?)も味わいました。

できそうで、できないナレーションを引き受けてしまい(人がいないとなると、最終的に手をあげる「癖」がある)、当初は、後悔も緊張もしましたが、会のみなさんの温かいサポートで無事、終えることができました。練習に参加できなかったわたしのもとへ、資料を届けてくださったり、コツを伝授してくださったり、漢字の読みを指導してくださったり、大丈夫と励ましてくださったり、午前中のナレーションが素晴らしかったとプレッシャーをかけてくださったり(!?)で、今思えば、相当心配をおかけしていたのだと思います。4日のリハーサルが功をなし、合格点をいただきました。

東日本大震災のことを思うと、こうして地域で地域住民が集い、いつもと同じように過ごせることの意味をかみしめます。議員になる前から、島本町の行事の多さに驚き、ある意味、問題視してきました。いまもその気持ちは変わりません。反面、こういったことの積み重ねが、災害時の復興の原動力になることもまた、見抜いていました。庁内の枠組みを超えた、行事の見直し(発展的縮小・統合)が必要と考えています。すべての行事において、実行委員やボランティア団体の方々の大変さは、準備も含めて並大抵ではありません。関係者のみなさん、お疲れさまでした。そして、ありがとうございました!


画像は、「高槻市長賞」を受賞された陶芸作品
上下二つに分けてロクロを引いた大作です
右にあるのは桜井の土(鉄分を多く含む)で焼いた花瓶
作者の許可をいただいてご紹介するものです
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「まなびとひろば」の歩み

2011年11月03日 | とだ*やすこのまなびとひろば
「まなびとひろば」は「学び」と「広場」を合わせた戸田の造語、「学びと」(学んで生きる人びと)のための「学びのライブ」です。今、もっとも会いたい人、輝いている方をお招きし、聴いてみたいお話をより多くの方と共有することで、「住民自治」実現への一歩をめざしています。講演依頼(勇気を頼りに突撃!)から日程調整(議会の合間、行事のない土日となれば、年間わずかな候補日のみ)、会場の確定(ふれあいセンターは超人気)、広報(来ていただけるかどうかが一番の山場)など、「熱意」だけを頼りに準備を進めています。

お蔭さまで、次回11月に開催する「ひとが主役のまちづくり」で第5回を迎えます。背伸びはしてもあんまり無理をしない、と決めています。今、改めて過去の「まなびとひろば」をふりかえり、我ながら、その充実度に驚いていますが、広く住民のみなさまに認知されていないのもまた現実です。今後ともよろしくお願いします!

第1回(2010年7月11日)
■「水源の里」誕生ものがたり ~ 地域の課題に光をあてて ~
おはなし:四方八洲男さん(前綾部市長)

「限界集落」は学術的な造語で、政治がそのまま使うにはぬくもりを欠いています。四方八洲男さんは、綾部市長時代に、限界集落を「水源の里」と名づけて光をあて、全国に先駆けて「水源の里条例」を制定されました。これからの地方分権時代、市民がどのように政治に関わっていけばよいのか、ぬくもりのある政治とはどのようなものなのか。「まちの元気」を創造された四方さんにお話を伺いました。

第2回(2010年12月19日)
■人と暮らしをつなぐ地域公共交通 
おはなし:土井勉先生 (京都大学大学院工学研究科・医学研究科 安寧の都市ユニット特定教授)

自治体職員・民間交通会社・神戸国際大学教授(経済学部・都市環境・観光学科)を経て、京都大学大学院工学研究科・医学研究科「安寧の都市ユニット」に研究の場を移されました。徒歩を基本にして暮らしが成り立つ幸福を地域交通がどう支えていくのか、誰もが必要なときに利用できる公共交通がもたらす社会的便益について、わかりやすくお話しいただきました。

第3回(2011年1月30日)
■市民の視点からの交通まちづくり
おはなし:中川大先生(京都大学大学院工学研究科教授、低炭素都市圏政策ユニット政策支援センター長)

採算がとれなくても「社会的公益性」が正しければ実行の価値があるという考え方により(「正便益不採算」)、全国の自治体で地域の事情にあった公共交通対策をサポートしておられます(富山市のLRT・醍醐コミュニティバス・綾部市「あやバス」など多数)。利用者の目線を活かした地域と地域住民のためのコミュニティバス、市民参画で実現する地域の公共交通とはどのようなものか、実践的な事例を紹介していただきました。


まず「政治・まちづくり・公共交通」をテーマとして3回の講演会を行いました。
第4回からは「就農と営農・都市政策・食と暮らし」をテーマに、JR西側農空間の保全について考えます。

第4回(2011年7月10日)
■小規模有機栽培農で大原に暮らす ~都市近郊農業の可能性~
おはなし:渡辺雄人さん (ヴィレッジトラスト・つくだ農園)

就農を希望する若者が増えています。渡辺雄人さんは、同志社大学大学院(総合政策科学研究科・ソーシャル・イノベーション研究コース)在学中から、実践的に農業を研究、若くして起業されました。有機栽培農家の若者と「オーハラーボ」を結成するなど、現在、京都・大原を拠点に活躍されています。自らの就農経験と今後の展望を語っていただき、都市近郊農業が担う役割と可能性について学びました。

第5回(2011年11月27日)
■ひとが主役のまちづくり ~少子高齢化と都市政策~
おはなし:橋本善之さん(京田辺市建設部長・NPO法人「持続可能なまちと交通をめざす再生塾」ラーニングファシリテータ)

都市政策(まちづくりの戦略)と都市計画(まちづくりの手法・戦術)に、市民の目線をいかに活かすかが、持続可能なまちづくりの課題。疲弊した経済、少子高齢化、行財政計画の実行など、行政を取り巻く状況が大きく変化している中で、共通した問題を抱え、それぞれの地域にある独特の課題に向き合わなければならない市町村。地域固有の課題に、いかに向き合い、誰が、どのように「まちづくり」を論じるのか・・・長年の経験をもとに、行政・市民が担う役割と協働の可能性について、今お考えのことをお話いただきます。

第6回(平成24年1月14日予定) 
■(案)ふだんのよろこび❤健やかな食と暮らし 
おはなし:森かおるさん(料理研究家・JR大山崎駅前・食と暮らしのうるおいサロン「レリッシュ」主宰)

大山崎の駅前のあり方を変えたのは「女性」。「レリッシュ」オープンからやがて10年。「大山崎駅前・十日市」の開催や、新たな「天王山ファーム&フードマーケット」のプロデュースなど大活躍の森さんです。「地域」でめざそうとしておられることは? 料理研究家として、ひとりの大人として「食」に対して思うことは? 料理本出版、フェリシモの商品企画など、多方面で活躍されても活動の軸足を「地域」に置かれているのはなぜ?これからの夢は?など、自由に語っていただきたいと講演を依頼。詳細はこれから決定します。


画像は、第2回「人と暮らしをつなぐ地域公共交通」(講師:土井勉さん)の様子
NPO再生塾の議員対象セミナーに参加して感動!NPO再生塾を通じて講演依頼しました
最近になって、高槻市の都市計画審議会の会長を務めておられることを知り、驚きました
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする