とだ*やすこの「いまここ@島本」

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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

し尿処理課題で町長に要望

2011年11月21日 | まさか!まさかの「合併議論」

11月15日、島本町・川口裕町長に、18日には岡田初惠議長へ、し尿処理課題について、戸田靖子、平野かおる、高山佳昌、河野恵子、冨永千広、外村敏一議員の連名で申し入れを行いました。広域行政に関する特別委員会設置の必要性を認識しながら、議会として充分な活動ができていたとは言えません。いまこそ議会という機関が一丸となって、課題解決に向かうこと。それこそが議会改革です。今回、高槻市の回答を受けて、町長と議長に申し入れた内容を下記にUPします。


島本町長 川口裕様
「し尿処理(中間)施設」についての高槻市回答書(2011年9月12日付)に対する島本町の慎重な対応を求める申し入れ
                     
日夜、住民福祉の増進のためご尽力いただき、敬意を表します。
さて、先日、議員全員協議会において、上記の高槻市からの回答書についての経過説明および、今後の島本町の対応について説明があったところです。

しかし、私たちとしては、2009年12月11日付で、島本町議会 菅俊勝 前議長と同行の上、前高槻市長に対し「将来のまちづくり構想(広域による事務委託)について」依頼をされた経緯や判断のあり方、その後の議会報告のあり方(2010年3月議会まで、依頼文書の内容を含めた依頼の事実が議会にまったく報告されていないこと)、および、以降の協議経過など、本テーマについては、不透明かつ不充分な対応が多々あり、課題は山積しているものと認識しております。

島本町長におかれましては、島本町議会に対する説明責任を果たされることはもちろん、職員、住民との熟慮ある論議をふまえた姿勢・行動が求められていると考えております。
また「島本町まちづくり基本条例」に則り、町内および議会内での充分な調査・検討・議論を経る必要があり、それなくして出された結論が、よりよい結果を導くとは考えられません。

つきましては、「し尿処理施設」の今後の運営や方向性については、高槻市に対し、拙速に、島本町の方向性や結論を示すことは差し控えていただきたく、ここに強く要望し、申し入れます。
以上


島本町議会議長 岡田初惠様
島本町の喫緊の課題にかかる特別委員会等設置について(申し入れ)

日頃は住民福祉の増進、町政発展のためご尽力いただき、敬意を表します。
さて、先日私たちは2011年第4回定例会において、2010年度決算審査の議論を終えたところでありますが、会期中に高槻市・濱田剛史市長から島本町・川口裕町長宛に出された「将来のまちづくり構想(広域による事務委託)」についての回答と、10月28日の議員全員協議会における総合政策部等からの説明ならびに質疑、議論等をふまえ、町政運営上の「住民参加・説明責任」にかかる、危機的状況を認識するに至りました。
「島本町まちづくり基本条例」の理念に則り、島本町議会として自らの責務を果たすべく、今こそ、「し尿処理」をはじめとする広域行政各般の課題について、島本町議会として主体的かつ精力的な調査・検討、及び議員間の議論の熟成が必要であると考えております。
 また、決算審査を総括し、「広域行政勉強会」のあり方や、「広域連携」にかかわる他団体との協議交渉の現状を前に、現行の「常任委員会へ分割して審査を付託」しての議論では、喫緊の町政課題への監査権、意見表明権を行使するには限界があり、地方自治法第110条第1項に示されているように、島本町議会として、予算・決算審査をはじめとする「特別委員会」等の議決、検討機関が必要であると考えております。
 つきましては、「二元代表制」としての島本町議会の役割を発揮すべく、下記に示す「特別委員会」等の議決機関、検討機関の設置実現に向けて、島本町議会での鋭意検討を図っていただきますよう、ここに要請いたします。


1.「地方分権・広域行政等調査特別委員会」
2.「予算・決算特別委員会」
3.「(住民ホール・学校施設耐震化など)公共施設のあり方等調査特別委員会」                          以 上  


画像は、2008年のもの
今年は紅葉が遅いですが
いよいよ冷えてきました