激しい雨のなか、80名近くの参加者が、JR駅前、島本町歴史文化資料館足を運んでくださり、古典芸能「能楽を学ぶ」~名作「井筒」を題材に、能の基礎的知識の解説と実演~を堪能されました。講師の吉浪壽晃さん(観世流能楽師・シテ方)は、「能楽を学ぶ」というタイトルにふさわしい、格調高い講演をしてくださいました。能楽の歴史、能楽堂の成り立ち、演目のジャンルなど、基礎的でありながら実は知られていないことを、わかりやすく話してくださいました。
謡曲「井筒」の独吟がはじまると資料館に静寂が漂いました。謡う=語る、声だけで想像力がかきたてられます。つられて思わず口ずさむ方がおられ、お謡いをたしなまれておたれる方が少なくなかったとわかりました。仕舞の実演もで会場はキリリと引き締まり、歴史文化資料館の舞台が「和もの」に向いていること、音響効果が優れていることが再確認できました。能だけを題材にしても、さまざまな企画が可能ですが(無限大!)、大阪と京都の間に位置する特徴を活かし、上方芸能全般を扱うことも可能ですね(無限大!)。
三味線、琴、笛、尺八、上方舞(例えば、大阪なら山村流、京都なら井上流)そして落語・・・多くの方が楽しみに鑑賞されると思います。資料代として200円~300円を参加者からいただいて、若手を中心とした玄人の方をお招きするのがよいのではないかと考えます。有料とするならば、むしろ少し前に流行したワンコインコンサートを模して500円と定め、謝礼は定額とし、常に質の高いパフォーマンスを提供するよう努力するのが最もよいのではないかと、個人的には考えています。
新しい試みが成功裏に終わり、次回へとつながる可能性、方向性がみえました。たくさんのみなさんのお声かけ(口コミ)、スタッフのみなさん(臨時職員も含めた職員)の準備、雨のなか来てくださったみなさんのお蔭です。企画もよかったと思います。なにより素晴らしい講演でした。農林業祭の品評会と重なり、そちらは失礼しましたが、明日は朝から農林業祭実行委員として現場に入ります。明日は晴れるでしょう。
謡曲「井筒」の独吟がはじまると資料館に静寂が漂いました。謡う=語る、声だけで想像力がかきたてられます。つられて思わず口ずさむ方がおられ、お謡いをたしなまれておたれる方が少なくなかったとわかりました。仕舞の実演もで会場はキリリと引き締まり、歴史文化資料館の舞台が「和もの」に向いていること、音響効果が優れていることが再確認できました。能だけを題材にしても、さまざまな企画が可能ですが(無限大!)、大阪と京都の間に位置する特徴を活かし、上方芸能全般を扱うことも可能ですね(無限大!)。
三味線、琴、笛、尺八、上方舞(例えば、大阪なら山村流、京都なら井上流)そして落語・・・多くの方が楽しみに鑑賞されると思います。資料代として200円~300円を参加者からいただいて、若手を中心とした玄人の方をお招きするのがよいのではないかと考えます。有料とするならば、むしろ少し前に流行したワンコインコンサートを模して500円と定め、謝礼は定額とし、常に質の高いパフォーマンスを提供するよう努力するのが最もよいのではないかと、個人的には考えています。
新しい試みが成功裏に終わり、次回へとつながる可能性、方向性がみえました。たくさんのみなさんのお声かけ(口コミ)、スタッフのみなさん(臨時職員も含めた職員)の準備、雨のなか来てくださったみなさんのお蔭です。企画もよかったと思います。なにより素晴らしい講演でした。農林業祭の品評会と重なり、そちらは失礼しましたが、明日は朝から農林業祭実行委員として現場に入ります。明日は晴れるでしょう。