とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

「都市マス」へ、ご意見を

2011年11月10日 | とだ*やすこの活動日記
現在、島本町は、都市計画マスタープラン(素案)のパブリックコメント(意見公募)を募集しています。「広報しまもと」11月1日号にも概要が載っています。

「歩いて暮らせるまちづくり!」
もっとも身近な交通手段は、徒歩、そして自転車です。歩行者に優しい交通施策(公共交通・道路整備)の必要性、重要性がようやく認識されるようになりました。が、とき既に遅し。。。長年「クルマ目線」の公共工事を積み上げ、建物のない郊外へ、郊外へ、山や田を「開発」して伸びた道路。総合計画審議会の審議会委員を務めて感じたことですが、公共工事によって「発展」してきた都市計画の考え方が、いまなお関係者の間に根強く残っているのではないでしょうか。利害がからむとなおさらです。

頭ではわかっていても、自治体の財政縮小とあらゆる公共設備(道路・橋・鉄道など)の老朽化が一斉に襲ってきていて、希望をもって課題に向き合えない時代。保守・補修・改修の時なかで、たとえ少しずつでも、歩行者・自転車を中心にした街づくりをしていかなければならない。「住まい」「暮らし」を軸として発展した町、島本町の課題です。西国街道の一方通行化、電柱の地中化、歩道の拡幅、整備など、実はこれまでも、さまざまな提案、要望をいただいています。

こういったご提案、要望は、すべて「都市計画マスタープラン(案)」へのパブリックコメントして提出できるものです。

31・32ページの3-2 基盤施設の整備の方針には
1.交通施設
(1)基本方向
・安全・安心で体系的な幹線道路整備の推進
・快適な歩行者空間ネットワークの形成
・鉄道駅での交通結節点機能の強化
・公共交通機能の充実
などがあります

すべてが、都市計画マスタープランに反映されるわけではありませんが、寄せられた意見、提案は集約され、町のコメントとともに公表されます。意見を出した方の名前は公表されません。およその雰囲気は、こちら、第4次総合計画策定の際に寄せられたご意見へのコメントを参考になさってください。

計画のすべてに着手するのは無理なことですが、この計画に記載がないことは、基本、行えません。非常に重要なものです。アンケートも、住民説明会もしない島本町の都市計画マスタープランは、その策定(改訂)手法があまりにも時代遅れで、乱暴です。住民参画をめざす意思がない、充分な民意を反映したくない理由があるの?と疑ってしまいます。

20年先を見越した10年計画、ぜひ、ぜひ、みなさんのお知恵を活かしてください。
書式は問いません。難しい表現や専門知識もいりません。
町のホームページからも送れます

画像は、文化祭の日のふれあいセンターロビー
水無瀬神宮ゆかりの「洗心流」の生け花です