TOTO/BOZのコンサートの帰りの電車の中でいろいろ考えてしまった。
なぜ今活動停止を宣言したのか…。
TOTOはそもそもJEFF PORCAROとDAVID PAICHのバンドである。
それがJEFFの死、DAVIDの離脱と、いつのまにやらLUKATHERがTOTOの看板を背負わなければならなくなってしまった。更にはPORCAROの名を保っていたMIKEも離脱。本人が言うように、見回してみると既にTOTOとは言いながらもまったく別のバンドになってしまっている。
しかも、LUKATHERにとってはやはり自分のバンドではない。傍で見てると、TOTOを我が物にしているかのような印象もあるが、その実いわばバンドへの情熱を失ってしまった、オーナーであるDAVID PAICHに任された雇われ店長みたいな立場に違和感を持ち続けていたのではなかろうか。
加えて、ファンの求めるTOTOは、過去からの流れがどうしてもついてまわる。
「ROSANNA」や「AFRICA」をやりたくなくったって、やらなきゃTOTOじゃないとLUKATHERは責められてしまうことになるだろう。その初期のTOTOの姿をなんとか保っているのがBOBBY KIMBALLの存在。しかしライブを見た人は誰もが既にBOBBYは限界に達していると思うだろう。年も年だし…。厳しいようだが、ライブにおいてはプロとしてお金をもらえるような状態ではない。だけど、ファンはBOBBY KIMBALLだからこそ、それは問わない。我慢している。それを問題にすることはすなわちTOTOを否定することに繋がってしまう。もちろん過去のTOTOであれば、解雇して新しいボーカリストを連れてくる、それこそTONY SPINERをメインボーカリストにもってくることだって出来るはずだし、当然そうしたであろう。しかし、今はそれが出来ない。それをやってしまったら、さすがにTOTOを名乗るのはしんどい。このような中途半端な状態でTOTOとしてバンドを続けていくのは、LUKATHER自身にとっても不幸だし、ファンへの甘えととらえられかねない。
それなら、一度リセットして新しい自分自身のバンドとして再出発をしたほうがいいと思うのは当然だし、「EVER CHANGING TIMES」のリリースはその布石なのかもしれない。
悲しいけど、受け入れざるを得ない現実がそこにあるのかな…。
なぜ今活動停止を宣言したのか…。
TOTOはそもそもJEFF PORCAROとDAVID PAICHのバンドである。
それがJEFFの死、DAVIDの離脱と、いつのまにやらLUKATHERがTOTOの看板を背負わなければならなくなってしまった。更にはPORCAROの名を保っていたMIKEも離脱。本人が言うように、見回してみると既にTOTOとは言いながらもまったく別のバンドになってしまっている。
しかも、LUKATHERにとってはやはり自分のバンドではない。傍で見てると、TOTOを我が物にしているかのような印象もあるが、その実いわばバンドへの情熱を失ってしまった、オーナーであるDAVID PAICHに任された雇われ店長みたいな立場に違和感を持ち続けていたのではなかろうか。
加えて、ファンの求めるTOTOは、過去からの流れがどうしてもついてまわる。
「ROSANNA」や「AFRICA」をやりたくなくったって、やらなきゃTOTOじゃないとLUKATHERは責められてしまうことになるだろう。その初期のTOTOの姿をなんとか保っているのがBOBBY KIMBALLの存在。しかしライブを見た人は誰もが既にBOBBYは限界に達していると思うだろう。年も年だし…。厳しいようだが、ライブにおいてはプロとしてお金をもらえるような状態ではない。だけど、ファンはBOBBY KIMBALLだからこそ、それは問わない。我慢している。それを問題にすることはすなわちTOTOを否定することに繋がってしまう。もちろん過去のTOTOであれば、解雇して新しいボーカリストを連れてくる、それこそTONY SPINERをメインボーカリストにもってくることだって出来るはずだし、当然そうしたであろう。しかし、今はそれが出来ない。それをやってしまったら、さすがにTOTOを名乗るのはしんどい。このような中途半端な状態でTOTOとしてバンドを続けていくのは、LUKATHER自身にとっても不幸だし、ファンへの甘えととらえられかねない。
それなら、一度リセットして新しい自分自身のバンドとして再出発をしたほうがいいと思うのは当然だし、「EVER CHANGING TIMES」のリリースはその布石なのかもしれない。
悲しいけど、受け入れざるを得ない現実がそこにあるのかな…。