TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

MIKE PORCAROもリタイヤ

2007-03-04 22:26:28 | TOTO&FUSION
既にOFFICIAL HPでも告知されてますが、今年のTOTOのツアーではDAVID PAICHに続き、MIKE PORCAROもリタイヤだそうです。なんでも左腕に障害があるそうで、治療に専念するとのこと。いやはやこうなってくるともうTOTOも原型をとどめなくなってきましたね。STEVE LUKATHER & FRIENDSみたいな状態。さすがにLUKATHERがリタイヤしたらTOTOは名乗れなくなってしまうでしょうけど…。

そこで代役に現れたのがLELAND SKLAR。最近行われたBAKED POTATOでLUKATHERと共演したばかりですし、制作中のソロアルバムにも参加していますから、現在LUKATHERに一番親しいベーシストなんでしょう。
LELAND SKLARというと、小生にとってはPHIL COLLINSのイメージが強いせいか、BRITISHかと思ってたましたけど、AMERICANだったのか。
もうツアーのリハーサルの模様、新メンバーでの集合写真も掲載されてますが、意外と違和感なかったりします。(むしろTONY SPINNERの方が若すぎで浮いてるって感じ)あの独特の風貌ですから、TOTOのメンバーといってもすんなりとは受け入れがたいと思いきや、やっぱりメンバーを上回る年齢といい、セッションミュージシャンとしての歴史を重ねてきた年輪が、同じような立場で活躍してきたTOTOのメンバーとしてしっくりくるんでしょうか。それに日本びいき(?)で、数々の日本のミュージシャンのアルバムにも参加してきたことも共通項ですし。

TOTOが生き残る一つの方向として、STEVE LUKATHERを中心にした70年代後半~80年代にかけて活躍したセッションミュージシャンによる集合体といった形態もその視野に入ってきたのかな~なんて思ったりもする、ニューTOTOの誕生です。

にしてもSKLARじいさん、飯食うのが大変そう。
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YMOとCASIOPEA

2007-03-03 01:48:27 | J-FUSION
といいましても、YMOのスタジオ録音としては最終アルバム「SERVICE」(1983年)のこと。

YMOの「SERVICE」、曲の間にS.E.T(スーパー・エキセントリック・シアター~三宅裕司、小倉久寛とか)のコントが挿入されていて、アルバム「増殖」のスネークマンショーみたいな作りになってます。そのコントの中のひとつのBGMにCASIOPEAの「TIME LIMIT」(確か「MINT JAMS」バージョン)が使われていたんですね。
しかもこのコント、ラジオCMをする探偵という設定のパロディで、YMOの曲が終わったと同時にCMソングよろしく「TIME LIMIT」のイントロが始まります。YMOを聴いていた当時の小生、CASIOPEAはせいぜい「ASAYAKE」と「I LOVE NEW YORK」くらいしか知らなかったものですから、てっきりYMOの新曲だと瞬間的に思ってしまいました。しかしよくよく聴いてみるとYMOの曲とは作りが全然違いますから、やっぱりYMOじゃない、ということにすぐに気がつきはしましたが、もちろんその時点では誰の曲なのかまではわからない。 (クレジットにはあったのかもしれませんが、当時はそこまでよく見てませんでしたし)
そして数年の時が過ぎ、CASIOPEAを聴くようになって出会った「MINT JAMS」。ここで初めてこの曲がCASIOPEAだったんだと膝を叩いたわけです。

それにしても同じALFA RECORDだったからとはいえ、YMOのアルバムにCASIOPEAの曲が入っていたなんて、今では考えられないことですね。あざとい商売が得意のALFA RECORDでしたから、YMOの人気に便乗してCASIOPEAも売ろうとしてたんだったりして。

テクノなんてジャンルのなかった当時、YMOはフュージョンバンドとして最初は売り出されていた経緯がありますが、ほぼ時を同じくして、CASIOPEAもデビューしています。YMOがテクノポップとして大ブレイクしていなければ、おそらく独特なフュージョンバンドという位置づけのままでしたでしょうから、CASIOPEAはYMOの後輩になっていたのかもしれません。
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どてらYMO

2007-03-02 01:11:09 | J-FUSION
ここんとこYMOの映像をYOUTUBEで漁ってます。

やっぱり素晴らしいと思うのは初期のライブ映像。「ウィンターライブ」や「散開ツアー(プロパガンダ)」では「ライブ」という点ではやはり物足りない。それに比べて初期のツアーは大村憲司、矢野顕子を加えながら、テクノという先進性を持ちながらも汗をかきかき一生懸命に手作りでやっいる雰囲気があって、演奏として見るにも見応えのあるものです。
高橋幸宏のシンセドラムなんてのも、この時期(というかこの時期のYMOに限って)でしか見られないものですしね、風呂屋の番台か桔梗屋の番頭さんよろしくタンスの前にたたずみ、時々のっそりと腰を上げて機材をいじくる松武秀樹の姿というのも、当時は奇異に映りながらも尊敬のまなざしで見ていたものです。この頃の映像って、ちゃんとしたDVDにはなっていないんですね。そんなところからもYOUTUBEの映像って貴重すぎます。
思えば小生がテレビでYMOを見ていたのは中学生くらいの頃。当時と今とでは、結構違った見方ができるようにもなり、今更ながら改めてYMOの偉業には感心する次第です。

そんな中で見つけたのがこれ
WIKIPEDIAによれば、「どてらYMO」というんだそうで、2001年にBSで放送された特別番組のライブ映像です。(NHKネタですんで、いつまで残っているかわかりませんが)
YMOの3人が老人のかっこして、じいさんズラまでつけて、教授に至ってはびん底メガネまでかけて、生ドラム、エレキベース(ってところが重要ですね)、シンセ1台で「RYDEEN」を演奏してます。もちろんシーケンサーも無しの生演奏一発録り。それだけにテクノという感じじゃなくて、むしろフュージョンチック。これにエッジの効いたギターのカッティングでも入っていたらめっちゃかっこいいフュージョンナンバーになったりしません?そもそもテクノなんて、この人たちの表現方法の一部分でしかないんですね。さすが奥が深いです、この人たちは。
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デジタル配信ってやっぱりわからん

2007-03-01 00:23:41 | Weblog
「RYDEEN 79/07」、ダウンロード販売オンリーということで、HMV DIGITALで初めてダウンロード購入しました。

ところが…せっかくなので携帯にも転送しようと思ったんですけど、小生のSOFTBANK 811T、WMAファイルには対応していない。そんな…だってWMAファイルでしか販売してないんだもん。ま、携帯が対応してなきゃしゃあないかと思い、それじゃあってんでMP3に変換しようとしたんですが、今度は著作権の関係でしょうか、得体の知れぬエラーメッセージとともに作成されたファイル容量は0kb。
仕方ないのでせめてCDにでもしておこうと思ってBEATJAMでCD焼こうと思ったら、やっぱり著作権で保護されているので音楽CDには転送できませんだって。え~、サイトにはCDには10回まで書き込みできるって書いてあったじゃん、これってどうゆうこと?CD-Rに焼けないんだったら、他にCDに書き込みする用事なんてないでしょうよ。なんか特別の方法でもあるんかいな。それならその方法も丁寧に解説してくれないと…。そんなPCだけでしか聴けないなんてね、全く煮ても焼いても食えないとゆうか…。

こんな不便で融通の効かない世界なのに何故ここまで音楽のデジタル配信なんてものが普及してるのか全く理解できません。こんだけ一般的になってるんだからもっと簡単になんでもできるもんだと思ってました。デジタルプレーヤーを使っている皆さん、一体どうやって対応しているんでしょうかね。不思議です。しかもこんなめっちゃ売れそうなこの曲がダウンロード販売だけ、ということですからこれは既にCD作らずにダウンロード販売だけしかしない、という時代が始まったということに他なりません。そう、レコードがCDに移行していったときみたいに…。そう思うと背筋が寒くなります。

小生これでもド素人よりはPC関係にはちったぁマシな対応ができると思ってましたが、最近の著作権絡みのデジタル規制の複雑さのおかげでめっきり自信を失くしました…。小生、全く時代に取り残されたオヤジになってしまったことを図らずも自覚。
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