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TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

HOT LIVEを見つけた

2008-12-18 22:39:55 | AORとか
だいぶ前に1983年のHOT LIVE'83なるイベント(MICHAEL MCDONALD with EDGAR WINTER&ROBBEN FORD、JOE WALSH、BOZ SCAGGSによるライブイベント)がどーのこーの書いたことがありました。当時においてはHOT LIVEの映像はYOUTUBEでは見つからなかったんだけど、最近になってたまたま見てみたらいろいろあるわあるわ。(何故かJOE WALSHの映像は見つかんなかったんだけど)
メンバーのリストも掲載されていて、BOZ SCAGGSのステージではCARLOS VEGAにMICHAEL LANDAU、JAMES NEWTON HOWARDという面子だったようですね。こんな映像がまた見られるようになるとは嬉しい限り~。もっと言えばまたこんなライブがあったりしないものかな~。

http://jp.youtube.com/watch?v=DJ0bSyGME5w
この辺とか
http://jp.youtube.com/watch?v=zgZi9MT__gc
この辺が見どころです。
「MIDDLE MAN」がめっちゃカッコエエー!

それにしてもいつの間にやらYOUTUBEも横長画面になってるんですな。
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遠征の足が…

2008-12-17 23:08:14 | Weblog
夜行列車廃止ネタ、またまた追加となりました。
今年3月の寝台急行「銀河」廃止というショッキングなニュースに始まり、最後に残った九州方面寝台特急「富士」「はやぶさ」が来年3月に廃止、というニュースが続き、快速「ムーンライトながら」も同様に臨時列車化という憂き目に。更に今度は「ムーンライトえちご」までもが臨時列車化ということのようで。
思えばTRIXのライブに遠征した際の帰りの足、新潟に行ったときは「ムーンライトえちご」、名古屋に行ったときは「ムーンライトながら」でした。ライブが終わってから乗るのに丁度いい時間の列車だったんです。この列車が無くなったら…乗車券プラス指定席券で済んだものが、更に宿泊代プラス新幹線の特急料金まで余計にかかることになってしまいます…。交通費だけで倍くらいになってしまいそう。こういう財布を直撃する影響ももちろん、なんと言っても歴史ある夜行列車の軒並み廃止、という世の流れには失望感すらあります。いっくら夜行列車なら翌日朝からフルに使えるというメリットがあると言っても、それなら安い夜行バスに乗りゃいいでしょ、ということですな。遠征の楽しみが減るな~。なんかこう、人生がちょっとつまらないものになってしまいそうな…効率が全ての世の中であります。
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ケロロ軍曹のテーマ曲

2008-12-16 00:06:15 | その他の音楽
テレビアニメ「ケロロ軍曹」のテーマ曲、現在のオープニング、エンディングとも何故かハマってしまい、両方のCDを子供も聴きたいということにかこつけて何故か購入してしまいました。
ちなみにこういうシングル曲こそダウンロードで済まそうと思ったんですけど…HMVにもi-tunesにも…ない。やっぱりいざというとき使えないね、全く。

オープニングはJAM PROJECTなるユニットの「ハローダーウィン!~好奇心オンデマンド~」という曲。このJAM PROJECTってのはご存知影山ヒロノブ率いるアニソン専門集団なんだそうで。女性ボーカル部分がなんかキュンとくるんですよね~。ありがちなメロディなんですけどね~、好きなんですこういうの。
そしてエンディングは清浦夏実の「僕らの合言葉」という曲。この清浦夏実さんとやら、全然知らん人ですが、この曲のBメロの部分にこれまたキュンとしてしまった小生なのであります。多分過去にも似たようなメロディにキュンとしたんでしょうな、なんかそれがトラウマ(?)みたいになっちゃってるようです。ちなみにこの曲のドラムは青山純だったりして。スネアのゴーストノーツとスプラッシュシンバルの感じが素敵です。そしてカップリングのもう1曲のドラマーは河村”カースケ”智康、ベースは美久月千晴と結構贅沢なメンバーというのも意外な発見。こういっちゃなんですが、打ち込みで済ませてると思ってたんですけどね。

まあ、こういうメロディに小生は弱いという典型みたいな曲がたまたまオープニングとエンディングに続いてしまっている、今の「ケロロ軍曹」なんです。
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またまた向谷さん

2008-12-14 00:02:45 | J-FUSION
ここんとこ鉄道とフュージョンを見事(?)に融合させた作品を連発してますが、またもや新しいネタが登場するようです。

http://www.myspace.com/bellzmukaiya

「東横特急」に引き続き、SUPER BELL''Zとのコラボレーション第二弾、といえる作品ですが、それ以上に凄いのがなんと!CASIOPEAの未発表曲が2曲入っているとな。
まあ、「未発表」というと若干語弊がありそうですが、要は向谷さんの「TRAIN SIMULATOR」シリーズで使用していたCASIOPEAの曲なんだそうで。もちろんSUPER BELL''Zのテクノポップ、そして向谷さんの新バンドによるジャジーなナンバーまで、いろいろと盛りだくさんな感じがまた楽しみです。
鉄道関係、BELL”Z関係、更にはCASIOPEAファンまで取り込んでしまおうという一石三鳥(?)ともいえるこのアルバム、来年1月22日リリースです。

「TRAIN~」向けのCASIOPEAのナンバーって結構あったように思いますけど、この際ですからそれだけ集めたアルバム作ってもいいと思うんですけどね。(なんて以前も書いたような気が…)ま、なんにしてもその一部が今回CD化されるというのはいいことです。
URLのMYSPACEでもその触りを聴くことができます。
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CHERYL LYNNの来日情報

2008-12-13 00:02:04 | TOTO&FUSION
TOTOでは「GEORGY PORGY」でお馴染みのCHERYL LYNNが来日するそうです。
しかもRAY PARKER JR.とGREG PHILLINGANES!を従えて。
CHERYLってぇと「GOT TO BE REAL」しか知らんけど、このお2人ですから、なんかそれだけで凄そう。他の面子はまだ未定のようですけど、このお2人につりあいそうな人があつまるんでしょうなぁ。ちょっと興味深々であり、またGREGのお姿も1年ぶりに拝見したいものです。

ちなみにちょこっと調べていたら、CHERYLのベスト盤には「GEORGY PORGY(DISCO VERSION)」なるものが収録されているようで。試聴した限りではTOTOの曲そのまんま収録したって感じなんですけど、どうなんでしょう。曲の終盤にかかってきたらデスコっぽくなるんでしょうか。この1曲だけでもフルに聴いてみたいけど、そのためにベスト盤買うのもな~。こういうときこそダウンロードなんでしょうけど…売ってまへん。おやおや。でもこのベスト盤のクレジット見ると…すげぇTOTOのメンバー全員参加してますよ。こりゃ買いかな…ってそういや「GEORGY PORGY」入ってんだから当たり前か。な~んだ。

CHERYL LYNN FEATURING RAY PARKER JR./GREG PHILLINGANESはBILLBOARD LIVE TOKYOで3/19(木) - 3/22(日)です。
カジュアルシートは…8,500円…うっ 高い…。
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エコという商売

2008-12-12 01:12:28 | Weblog
世の中エコという言葉がはびこっておりますが、今日、ちょこっと「エコプロダクツ2008」なる展示会を見てきました。
正直消費電力とか燃料削減のために企業は何から取り組めばいいのか?的な提案がいろいろあればと期待して行ったのですが、そんな内容はほんの一部。要はエコ商品と名のつくものはなんでもございの商品展示がメインの展示会でしたね。産業機械あり、民生電化製品あり、企業としてのエコ活動PRあり、エコレストラン?あり、エコ企業への就職セミナーあり、ま、一体これのどこがエコなんだ?というものも含めエコを標榜するものをとにかくかき集めた感じで、それなりに楽しめたのは事実ですが、なんかこう、誰に向けて何を見せたい、主張したいのかがよくわからん展示会ではありました。

ペーパーレスのために液晶画面を資料にしての会議システム…そりゃ紙使わないのはいいけど、液晶モニター自体電気を食うし作るのにどんだけエネルギー使てんねん。あっちこっちのブースでアンケートに答えるとエコバッグやら文房具やらカレンダーやらのプレゼント!とかやってるけど、そんなんようけもろてもまた結局ゴミになるだけやんけ…。環境ビジネスといえばCO2排出権取引?それってなんかCO2を減らすという最終目的からすると本末転倒のような…。ペットボトルの重さをちょこっと減らして材料と輸送エネルギーを削減しました…そもそもコスト削減が目的だろうし、そんな大層な話でもなかろうに…。そりゃハイブリッド車とかならともかく、燃費10kmもいかないようなミニバンにエコマーク付けて得意げにされてもなぁ…?

とにかく流行りの言葉「エコ」を名乗れば何でもあり、という雰囲気にどうも違和感があります。結局現況を前提何から始めたらいいのか、というより既存のものを放棄して新たに「エコ」なるものを導入しないと始まらないみたいな内容が多すぎて、つまりは新たなモノを買わせようとしている…。ちょっと騙されているような違和感の原因はそこにあるのかな。

せめて個人的には買い物にはマイバッグを、電気はこまめに消して、できるだけ公共交通機関を使い、ゴミの分別をちゃんとする…。新しい電化製品は消費電力の少ないものを買う、もちろん使えるものは出来るだけ長く使う。まずはこれを徹底するのがやっぱり先なんでしょうし、せめてもの罪滅ぼしのような。
でも音楽はダウンロードの方がもしかしたらエコなのかもしれないけど、やっぱり相変わらずCDじゃないといやだな…という自己矛盾は如何ともし難い。
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「座」

2008-12-09 23:41:41 | ウイスキー
最近行くようになったディスカウント酒屋に置いてあったんで、意を決して買ってしまいました。
サントリーウイスキー「座」。これは2000年に発売されて、ほどなく消え去ってしまった幻?のウイスキーなのです。発売された当時は結構PRされてたんでしょうね、近所の酒屋で50mlの試供品を配ってたんで2本もらってきて、そのうち1本が未だに家にあったりします。

なぜ「意を決して」なのかということですが、これ2年ほど前のNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」でサントリーのチーフブレンダー輿水精一氏が特集されていた中で、輿水氏が意識を変えるきっかけとなった失敗作!として採りあげられていたから。しかも、「誕生。」とか書いてあるタグがくっついているくらいだから、もう8年近く在庫されてたモノと思われる。ウイスキーには賞味期限はないとはいえね~…。だけど、やはり「失敗作」とやらもきっちり飲んでおかないと、やはりウイスキーは語れまいと思い「意を決して」購入したわけです。それにしても販売終了した製品ってすぐ店頭からなくなっちゃうんですけど、この「座」については意外と今でも結構その辺の酒屋の店頭で見かけます。それほどまでに買う人いなかったのかな...。

ま、飲むのはこれからだけど、この「失敗作」とやら、どんなもんだか怖いもの見たさ的に楽しみでもあります。なんぼ「失敗作」とはいえ、トリスに比べたら…ねえ。

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ハッピーフライト

2008-12-08 23:23:54 | Weblog
映画「ハッピーフライト」を見ました。
といいますのも、京都から帰ってきたその日、「サンライズ瀬戸」では東京に到着するのがあまりに早い!せっかくこんだけ朝早く東京にいるんだから、このまんままっすぐ家に帰るの勿体無いな~と思ったのもあり、手許に東宝直営の映画館にだけ使える共通前売券があるにもかかわらず、いかんせん埼玉では使える映画館がなくて家族置いて1人で東京まで見に行くわけにもいかず、このままではムダになってしまいそうだったもので。
もちろん8時くらいから上映するところはないだろうから、それじゃあってんで、今から移動すれば最初の上映に丁度いい時間になるであろうということで、わざわざ府中の東宝シネマズまで足を伸ばして見てきたのであります。

前置きはともかく、この「ハッピーフライト」、「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」に続く矢口史靖監督の作品。小生「スィングガールズ」にはかなりハマってしまった経緯もあって期待の映画だったということもありつつ、何といっても音楽がミッキー吉野で、レコーディングには鳴瀬喜博にTOMMY SNYDERなんてメンツも参加しているというところが見どころ(いや聴きどころか)だったのです。
いや~面白い。どんな職場であっても独特の常識があって、それって傍から見ると実はコミカルなものだったりするわけで。また、飛行機を飛ばすというあまりに日常的な世界の中に、これだけの人がかかわり、みんな何かしら嫌な思いをどこかでしながらも頑張っている、という姿には働く人間としての共感があります。

ただ…でもね、モノが飛行機なだけに、下手すりゃ落っこちて命がないという微妙なシチュエーション。にもかかわらず、機体トラブルで嵐の中を引き返し、見習いパイロットがいわばカンだけを頼りに着陸をなんとか成し遂げるという、実際にはどれだけあるトラブルなのかわかんないですけど、ドラマとしては見応えがありつつも自分がその乗客だったとしたら…と思うと単純に面白いと言ってしまってはいけないような気が。タイトルからして「ハッピーフライト」、もっと平和な映画かと思ってたら、乗客にしてみたらこれの一体どこがハッピーなんだ?と言わざるを得ません。ANAとしてはこれだけの人々が安全確保のために一生懸命働いているんだというPRの目的もあってか全面的に映画制作に協力したんでしょうけど…正直これ見たらあんまり飛行機に乗りたいと思いません。いや、もちろん事実としてパイロットにしたってCAにしたって見習いから一人前に、立派になっていくのはわかるし当然なんですけど、そんな乗客としては見たくないし知りたくもない部分をここまで見せ付けられてしまうのもいかがなものかと。知らないのが幸せ、ってことが世の中にはあるものです。これでよくまあANAがOKしたな~というのがリアルな感想です。

あ、もちろん音楽はカッコイイです。ミッキー吉野が「クール」をコンセプトに作った曲はジャズっぽかったりナルチョのチョッパーがうねるファンクだったり。結構聴き応えありそうなんでサントラ盤買ってみようかな。
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サンライズ瀬戸

2008-12-07 22:17:53 | 旅行記
もう既に1週間経ってしまいましたが、未だ先週のBESTRIXツアーの京都遠征にかかる話の続き。

11/29BESTRIXツアー@京都RAGは文字通り大盛況のうちに終わりました。小生もしっかりBESTRIX CD面に皆さんのサインをいただきまして、これまで以上の満足感をもって22時半前にはRAGを後にしました。

さて、昨年は京都から急行「きたぐに」で帰りましたが、今回は趣向を変えまして大阪から「サンライズ瀬戸」で東京まで帰ります。もちろんB寝台ながらも個室。若干普通のB寝台よりお高めな料金ではありますが、大阪からではちと勿体無いなと思いつつも、今回も夜行列車の旅を満喫してきたのであります。

小生が大阪在勤の頃はまだ「サンライズ」ではなくて、従来からの寝台特急「瀬戸」だったんですね。これは幾度かは乗ったことあるんですけど、「サンライズ」になってからは初めての乗車。よくよく考えてみたら「サンライズ」に衣替えしてからもう早や10年も経つんですな。一度乗ってみたいとは思ってたんで、今回京都に行くと決めてからは、帰りは「サンライズ」で、と心に決めていたのでありました。

いや~快適快適。そりゃビジネスホテルとかに比べてりゃ狭いものです。でも走っている列車の、狭いながらも一部スペースを占有できる。しかも寝台に横になって寝ることができるし、個室だから周りの雑音に悩まされることもないし。それに内装も住宅メーカーがデザインしたということで、従来の国鉄的な無機質なデザインとは比べ物にならない居住性の高さです。今更ですけど、夜行列車がみんなこんな車両だったら、今日のようなこれほどまでの衰退を招くこともなかったろうに…なんて思ったりもして。まあ確かに夜行バスとかに比べりゃもの凄い料金的に高いんでしょうけどね、でもこの居住性と、寝ながら目的地に着くことができる、という便利さに勝るものはなし。
などとつらつらと考えつつふと気が付くともうそこは横浜。東京はもうすぐになっていました。高い金払ってるんだからもっと楽しめばよかったと思う反面、だからこそこうしてゆっくり夢心地で移動できたんだと納得しつつも早朝の東京に時刻どおり到着した「サンライズ瀬戸」でありました。
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南禅寺~三条

2008-12-06 00:47:37 | 旅行記
京都小旅行の続き。
二条駅から地下鉄に乗り、降りたのは蹴上。向かったのは南禅寺です。

南禅寺も学生時代の思い出深い場所。南禅寺境内にある老舗料亭旅館で、大学卒業前の半年ほど、いわゆる皿洗いのバイトをやってた時期がありました。
今でも忘れられないのが大学卒業前の正月、一度京都の正月を経験してみようと思って実家帰りをしなかったんですね。料亭旅館ですからもちろん正月もやってますから人手が足りず、その時の年末年始は毎日のように皿洗いに駆り出されていました。元旦の朝、料亭の厨房ならではのおごそかな儀式を見せてもらい、小生も京都独特の白味噌雑煮をご馳走になったりして。これも学生時代の京都らしい一つの思い出です。
もちろん老舗の料亭ですから今も変わらぬたたずまいでそこにありました。まあ、小生も子供が手を離れたらカミさんと二人でここに泊まりに来たいな。実はカミさんとの初デートは南禅寺から哲学の道だったような気が。

しかし南禅寺、人の多いこと。一応4年間は京都市民でしたけど、ここまで人が多かったという記憶はありません。確かに紅葉のピークで美しかったのは間違いないんですけどね。
ちなみに写真は南禅寺敷地内にある水路閣とやら。琵琶湖疎水がこの上を流れています。寺の敷地にこんな仏教文化とは全く別の文化遺産が残っているというのも不思議なものです。実は学生時代に見に来た憶えがあんまりないので、これを見たかったというのも南禅寺に来た理由の一つ。何故見たくなったかというと…映画「姉妹坂」ですね。大林宣彦監督、沢口靖子主演のあまりに悲しい悲しい物語。この映画を見たときに残った印象が、保津峡とこの南禅寺~インクライン~水路閣なんです。正直この映画は二度と見たくありません。あまりに悲しすぎるから…。でもそれがトラウマのように思い出されてしまうほど、インパクトのあった映画でした。ちなみに富田靖子がディスコでビール飲んで踊りまくるというちと意味不明で笑えるシーンがあったんですが、飲んでいたビールが今のデザインになる前のアサヒビール。あぁアサヒビールの缶のデザインって昔はあんなんだったんだ~という妙な印象から小生にとって意味もなく忘れられないシーンの一つであります。

ホントなら南禅寺から哲学の道に抜けたいところだったんですが、そこまでの時間もなかったもので、当時南禅寺に通っていた道のりをトレースしてみました。もう20年も前のこと、当時は全くそんな意識はしてなくて変な店構えやな~何の店やねん~と思ってたんですが、今や京都でも超がつくほど有名な料亭「瓢亭」の前を通り、坂を上がって今では京阪京津線も地下鉄になってしまった三条通に抜けます。東山三条から知恩院前方面に。
昨年と景色が変わっていたのはやっぱり一澤帆布関係。昨年は一澤帆布のはす向かいあたりに信三郎帆布の店舗があったんですが、今は一澤帆布の隣の隣くらいに店が移転していました。このような状態になる前の一澤帆布を知る者としてはこうもあからさまに張り合っているのもいかがなものかと思いますが、11月末に大阪高裁の判決も出ました通り、状況を見る限り信三郎帆布が正当な後継者であることは間違いありません。もう無理かもしれないけど、元の「一澤帆布」に戻って欲しいものです…。なんて書いてたらそういえば小生ショルダーバッグが欲しかったんだよな~。信三郎で買ってくればよかったと今更ながらちょっと後悔。

…既に日も暮れてきました。京阪三条駅で例のCD「京阪電車発車メロディCOLLECTION」を購入して、新京極通りをぶらぶらしながら木屋町のRAGに向かったのでありました。
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