ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2025.3.9エスワン5クール19日目のこと 休薬5日目 とうとう40kg割れにショック 一日ゴロゴロ籠城蟄居の休息日

2025-03-09 21:21:28 | 日記

  昨夜は、爆睡後ノロノロと起きて、諸々片付けてブログをアップしたら日付はとうに変わっていた。夫は入浴どころではないので、私もシャワーだけで済まそうかと思ったが、やはり寒いので一人でバスオイルを入れて湯船に浸かる。長時間のお夕寝をしたせいで、珍しく寝つきが悪かった。

 今朝はカーテンが少し開いていたので明るさで目が覚めた。お手洗いに起きて、夫もまだ起きていないのを確かめてもう少し寝ようと部屋に戻る。それから1時間ほどベッドでウダウダ。日曜日仕様のアラームが鳴り、夫がやってくる。まだ微熱がありそう。
 洗濯をしなければいけないので、少しグズグズしてから起きる。夫は薬を飲む関係で先に朝食を始めていた。一人でもそもそと朝食。駐輪場で自転車と一緒に倒れた時に、新車のバックミラーが壊れたとのこと。それでも本人が怪我をしなくてよかった。

 体重計に乗ってショック。39.7kgだ。30キロ台なんて小学生以来のこと。本当にどこまで体重が落ちるのだろう。夫曰く食事の絶対量が足りないというのだけれど、胃が小さくなってしまったのか頑張って食べるだけでストレスだし、とても疲れるのだ。
かくいう夫も口の中が荒れて痛み、更には味覚異常が進んで塩味と酸っぱい味しかわからないそうで、食欲不振である。私が「食べたいものが思い浮かばない・・・」と言った時に「そんなことあるか」と思ったらしいが、実際に今は本人がそのようだ。何を食べても味が判らず、塩味だけが強く感じるらしい。味覚異常は食欲不振、ひいては体重減少をもたらす。今朝も微熱のようだ。アフィニトールはお休みしてカロナールを飲んでいる。

 本当は私が一人で往復出来ればよいのだけれど、とてもその自信がないので、明日のエアコン工事の支払い等の手続きのため、夫は微熱を抱えつつ一人で都心まで往復してくれた。無理しないで、という不要な言葉をかけてしまう。闘病中は少し無理をしないと出来ない事が沢山だ。無理しないで、と軽々しく言われると傷つくのが判っているのについ言ってしまって反省した。

 夫を送り出して、リビングで休みながら録画したビデオを見てそのままウトウトウトウト。昼前に母から電話。何度もMeet通話や携帯を書けても出なかったのだが、今日はゆっくり寝て洗濯を沢山して元気なので大丈夫とのこと。昨日の宴で食べ過ぎてお腹を壊すこともなく済んだのならよかった。

 夫は出かけてから3時間ほどで帰って来た。生彩がない。夕飯のお弁当等を買っていくと連絡があり、写真が送られてきた。握り寿司が美味しそうだったのでお願いする。夫は肉を食べなくては、と牛肉がぎっしり敷き詰められた茶色いお弁当を買って来た。お昼は冷凍の味噌ラーメンを頂く。さらに豚まんをチンして半分ずつ。柑橘系はダメだけれど、りんごの味は分かるとのこと。、私もりんごは美味しく頂けたな、と思い出す。そんなわけでりんごも頂いて、洗濯物を干しただけで寝ていた割にはしっかりお昼が摂れた。

 洗濯物が冷たくならないうちに取り込んで、畳む直前にカーペットの上に置いたピンチハンガーを踏みつけてしまって、リビングのカーペットの上で四つん這いに転んだ。思わず声が出たが、靴下を穿いていて良かった。素足だったら足裏に怪我をしていたところだ。夫から注意力散漫をこってり絞られる。
 とにかく何かすると一つ忘れて、周りに何があるかわからなくなる。モルヒネ頭だけならよいけれど、脳転移だったらどうしたものか、と思うので帰国したら一度脳の検査もして頂こうと思う。

 洗濯物を畳み、収納する。夫は7度ちょっとの微熱が下がらない。だるそうだ。昨日9度近くまで発熱したのでそのダメージだろう。やはり今日は1日ゆっくりしてもらうべきだったが、仕方ない。明日は工事の方が来るだけなので、一日家にいてもらう予定だ。
 朝のうちにヨガウエアに着替えており、行けたらヨガスタジオに行こうと思っていたものの身体が重く、結局一歩も外に出られなかった。

 夕飯前にスマホを見ると、母から不在着信。昨日の写真を送ったのが既読になっていたので、そのことかと思うって折り返したが全然出ない。結局、固定電話も延々と鳴らして漸く繋がった。いつもの時間だったが、もうお風呂に入ってベッドに入ってしまったという。元気ならよいので、おやすみ、と通話を切った。それにしても7時半にベッドに入って、朝4時半に目が覚めて眠れないというのは何とも・・・。

 夫が買ってきてくれたお寿司とお弁当とサラダで夕食。お味噌汁だけ作った。食後は栄養補助ゼリーの苺味を3分の1。苺ミルクババロア風でこれも美味しかった。
 今日も夫はお風呂お休み。一人で入浴して、早めに寝たいが、MSコンチンの服用時間を旅行に合わせて遅らせているので、それを飲んだらそのまま眠れるように算段しよう。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2025.3.8エスワン5クール18日目のこと 休薬4日目 雪の中新年会 夫は高熱で不参加 帰宅後は爆睡

2025-03-08 23:58:29 | 日記

  昨夜は、今夜こそ早寝と言いながら、夜のルーティンをこなすと時間があっという間に経過して日付が変わってからの就寝。嗚呼。

 今朝はお天気が悪いし洗濯はパスで、午後からの宴に備えて体力温存のための寝坊を決め込む。途中何やらドアが開く音がしたが、延々と寝続けた。夫から家族LINEが入り、気管支炎で発熱のため、今日は不参加です、とのこと。びっくりしてLINE電話とビデオ電話。朝から7度9分だという。
 ああ、昨日最初の用事を済ませたら、なかなか来られないし、とうろうろ買い物をせずにさっさと帰宅して強引に寝かすのだったと思うが後の祭り。ロキソニンで解熱していただけで問題は残ったままだったのだ。

 かかりつけクリニックに行き、気管支炎との診断を受け、また別の抗生剤等も頂いて帰宅したが、ふらついて「(どんどん熱は上がり、私が出かける時には8度8分迄上がっていた。)駐輪場で自転車を止める時に自転車ごと倒れてしまったという。(その間私は何も知らずにベッドで寝ていたのだから、何とも申し訳ない・・・)


 私自身、今朝は起きた時のふら付きが酷かった。ベッドから足を降ろしたらそこで踏みとどまらず、四つん這いで膝から転んでしまった。その後もドレッサーやクローゼットにつかまり歩きをするが、あちこちにぶつかって、ふらふらは止まらない。
もしや脳転移だったら、という懸念が広がるが、頭痛はないし、吐き気もない、痺れもない。出来れば私も大事を取ってパスしたいと思うが、そもそも昨年のお正月から始まった親族新年会は、夫が言い出しっぺで予約等も全部夫の名前で済ませていた。
 息子に名代で司会進行を頼むが、もっと早く連絡してよ、と言われる。いや、まさか昨日の元感じで今朝こんな状態になるとは・・・。すみません。

 さすがに私達夫婦が欠席すれば何とも失礼だし、私達が欠席するとなれば人見知りの母もじゃあ私も失礼したい・・・と言い出すに決まっているので、私は行かざるを得ない。
 お嫁ちゃんのご両親とおばあちゃま、息子夫妻はお父様の車運転で現地入りだ。私はタクシーで、母もサ高住フロントの方にタクシーをお願いして頑張って来るように言う。

 思いのほか到着まで時間がかかった。母は順調に20分前に到着し、その後5人が到着し、私は5分前ギリギリになってしまった。門にはお店の方が傘をさして出迎えてくださる。庭園が見事で池にかかる赤い橋が映えている。少しの階段を上り、石畳と飛び石なので濡れていると足元はあまり良くない。お店の中に入ると、息子が出迎えてくれて部屋まで案内される。

 皆さんは既に席についている。遅くなったこと、夫の不参加を詫びて窓からの景色が素晴らしい個室の席につく。母は私が到着してほっとしたのが手に取るように判った。窓から見える白のしだれ梅は満開に近いのに、雪が降っている。このアンバランスさよ。今年は本当に気温の高低に悩まされ続けている。

 皆で好きな飲み物を注文して乾杯。急遽夫から頼まれた息子の幹事挨拶があり、宴が始まる。母の隣の席につき、先日の温泉旅行のお土産をこっそり渡す。
 自家製お豆腐料理のフルコースだ。お豆腐なので消化も良いし、それほどボリューミーではないだろうと思いきや、とんでもない。出来立ての寄せ立て豆腐から始まり、お出汁の入ったよせ豆腐を好みで塩昆布と。お豆腐はとても濃い味で甘味が強い。あげ炭火焼は薄物、厚物とその場で焼いてサービスされる。ふっくらカリカリ。
 ふわふわの鰹節にミョウガと葱が嫌味なく載っている。続いて漬け寿司は春らしく鰆だった。この辺りでかなりお腹が膨れてくる。新じゃがとイベリコ豚の炊き合わせもとても美味しかった。

 一昨日から新しいメニューに変わったというが、3月雛祭りにちなんではまぐり信田鍋のはまぐりの大きかったこと。食べ応えたっぷりで、お出汁の味が絶妙だった。お食事は打ち立てお蕎麦に季節の山菜天婦羅。小さな籠皿に載ったフキノトウ、コゴミ、タラノメ等、そして稚アユ(それにしては結構大きかった。)、さっくり揚げたての天婦羅はお腹一杯と言いつつつい目が卑しく手を伸ばしてしまう。
 お蕎麦も今打ち立てとのこと、コシがあってつややかで、普段はお蕎麦は頂かない私も美味しさが判った。とはいえ、もうギブアップ。最後の甘味は豆乳アイスをその場で最中に挟んで頂く。

 皆さん大満足で良かったけれど、一番料理を楽しみにしていたであろう夫はさぞ悔しかっただろう。お嫁ちゃんのお父様も「お父さん可哀想だなあ~」と何度も。
 2時間半近くの宴が終わり、ロビーでタクシーを待つ。ロビーには伊豆稲取からお借りしたという吊るし雛が見事に飾られている。帰路はお酒を召し上がったお父様の代わりにお嫁ちゃんがご実家まで運転するとのこと。 

 お見送りして、ほどなく到着したタクシーに母と乗る。母のサ高住には5分ほどで到着。母が無事に鍵を開けて部屋に入るのを見届けて、待って頂いていたタクシーに乗り、自宅まで。夫にずっとLINEで写真等を送っていたが、既読にならない。寝ているのならいいけれど、と案じつつ到着。家を出てから戻る迄4時間だった。

 夫は処方された薬も飲んでいなかったし、殆ど何も食べていないということだったが、ほぼ平熱に戻り、眠れたせいか大分元気になっていて、自分で好きな即席麺に卵や焼き餅を載せて食べていた。私は疲れてお腹一杯でとても夕食の支度は出来なかったので、酷いなあと思いつつリビングで休んでいるうちに眠ってしまった。夫に起こされたのは寝た記憶のある時間から4時間半。そして、今日もこんな時間になっている。

明日こそ何の予定もない。のんびり休養だ。数えてみたらトルコまであと1週間ちょっと御年92歳のアクティブなお嫁ちゃんのおばあ様もトルコにいらしたことがあるということで、とても良かったとの感想を頂き、元気で行って来なければと思う。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2025.3.7エスワン5クール17日目のこと 休薬3日目 作業療法士さん来訪、午後は公証役場から百貨店に移動してライナーで帰宅 

2025-03-07 23:56:22 | 日記

  昨夜はすっかり夜更かし。今朝は平日仕様のアラームが鳴って目が覚める。その後何となくウトウトして、BS朝ドラでタイミングよく起きられてして二度寝、ドラマを視てからリビングに移動する。
 夫はもう起きていた。夫が昨日買って来た桜、あまおう苺、イチジク、ケシ等のあんぱんの朝食を済ませ、朝食後のうがいをタイムキーパ―してから、作業療法士Iさんをお迎えする準備。、ごみをまとめたりあれやこれや。舌を向く作業はすぐに疲れる。


 今日も5分前にはスタンバイ出来た。夫が今日のお散歩用のコースの地図をプリントアウトしてくれて、クリニックに指の傷の消毒に行くと出かけた。定刻よりちょっと遅れてピンポンが鳴り、まずは計測と先週の万歩計の確認。体温は6度5分、SpO2測定。99%に心拍数は89。まずまずだ。血圧も93-63やや低めか。


 Iさんが仰るには、これまで色々な方のリハビリをしてきたが私の活動量はかなり多めで、いつも看護師のMさんと「○○さん【私】、凄いね~」センター内で話題になっているそうだ。それでもMさんの申し送りで、○○さんはともすると予定詰め詰めになるのでその辺りを注意して、とのこと。
 自分ではかつてより予定を入れないようにしているが、月曜日に一つこなしたら火曜日はお休みにして水曜日に臨みたいのに、なかなか難しく連荘で外出することがある。されば疲れて眠くてお昼寝でバタンキューなのだけれど。
 「どうしますか、風がかなり強いですが。」、と言われ、とりあえず出かけてきつかったら帰ってくることにする。ここで「じゃあ止めます。」と言わないのが私らしいのだそう。

 今日は夫のお薦めのコースを行く。風が強い。Iさん曰く、ひょろっとしている私は重心が高いので簡単に吹き飛ばされそうとのこと。体重が少なくても身長がそれほどなければ、なるほど重心が低いのでどっしりである。
よろよろするのは相変わらず。注意力散漫のケアレスミスも認知症のせいではなく、貧血や低血圧でもなく疲労からくるのではないか、と言われる。
この辺りは本当に可愛らしい名前がついた小さな公園だらけ。息子が小さかった頃は、お散歩するのに公園の位置やトイレの場所を一生懸命覚えたが、今やすっかり記憶の彼方だ。それでも何となく歩けて久々に大学内を通って帰宅した。丁度大学生門前でアラームが鳴り、MSコンチンを飲む。飛ばされないように落とさないように、痺れた手で小さな錠剤をしっかと掴んでなんとか飲み終える。ふらふらす私の身体をIさんが心配そうに押さえていてくださる。

 30分ほど気持ち良く歩いて帰宅すると、夫はクリニックから既に帰宅していたようで玄関に靴があった。「ただいま」と声をかけるが夫の声はしない。Iさんをお送りして夫の部屋を覗くと、ベッドに入ってしっかり布団をかけて本格的に寝ている。
 その後暫くしてからリビングに来て熱を測る。具合が悪いのか、と訊くと7度9分。普段5度台の人なのでこれは大変。再度検温するとなんと8度5分。これはまずい。病院に電話して指示を仰いだ方が良い、と勧める。


 今日は遺言作成のため公証役場に行くことになっている。待ち合わせ場所に時間通りいくにはもうギリギリだ。年度末で混んでいて漸く取れたアポ。8年半前に父が亡くなった時にお世話になった司法書士さんに今回もお願いした。とりあえず出がけの夫の情報だけお伝えして本人は行くといっています、と書いてロキソニンを飲んでもらう。
それが効いたのかどうか、お昼にレンチン炒飯をお腹に入れてお茶を飲んで計ったらもう7度台、電車に乗っている時には6度台とどんどん下がって果ては5度台まで。まるで変温動物のようだ。良かった。病院からの連絡では、アフィニトールは平熱になるまで飲まないで、とのこと。

 あいにく乗り換えで手間取り、寒いのでゆっくりいらしてくださいと言われていたが、待ち合わせ時間に遅れてしまった。ご主人も立ち会い人で同席。父が亡くなった時は母と司法書士さん、税理士さんの3人で行ってもらったので、私は公証役場初体験。
駅から近くのビルにあり、エレベータ―を降りると目の前に受付がある。マイナンバーカード゙をお見せして暫し待ってまずは夫から奥の席に呼ばれ、内容確認と署名捺印を済ませて30分弱で戻ってくる。次に私が呼ばれ、同じことを。窓の外からは富士山が綺麗に見えて、それを見せてくださるためにこちら側の部屋を取ってくださったようだ。
 土壇場までチェックしながらやり取りをしたが、また今日も1か所見つけてしまい、その場で訂正。

 滞りなく終了し、司法書士さん、公証役場に料金を支払って終了。司法書士のTさんは駅まで送ってくださり、途中まで一緒なので、とJRをご一緒した。Tさんは私より3か月お姉さん。
 夫は昼迄の不調が嘘のように復活して「お腹すいた、喉乾いた、お茶しに行こう!」である。ターミナル駅の行きつけのブーランジェリーのカフェで、サンドイッチセットをポットのアールグレイで頂く。私も少し空腹だったしらからだった喉も癒せてほっとする。(2割値上げしていた。)


  その後、お使い物を見繕って無事買い物を済ませる。さらに私の部屋のエアコンを買い替えに家電量販店へ。ずっと見ないうちにあまりに値段が上がっていてびっくりするが、うまいこと期間限定の買い替えセールに当たり、更に今使っているエアコンの写真を持っていけば(製造年や型番が判ることが必要)エコ割引も可能。さらに工事は週明け月曜日という猛スピードだ。有難い。
 再び百貨店に戻る。夫はお手洗いに行って帰ってこない。下痢が酷いのかと思いきやそうでもなかった模様。それでも夕方からの宴会は申し訳ないもののお断りさせて頂いた。
前回(初回)は副作用が殆どなかったので、高を括っていたが、毎回違う、慣れるまでは要注意。治療直後には予定はあまり入れない方が良さそうだ。

青果売り場で高級苺を2パック買う。食べたことのない「ことか」という品種。なるほど奈良県(古都)産だそう。帰宅してから頂くと、赤が濃くピカピカで、実はきゅっとしまっており、やや硬めだがとても甘くてジューシー。
私を待たせつつ夫は今は味覚異常で、果物の甘さが判らないのが可哀想だ。
 ライナーの時間が中途半端で結局小一時間デパ地下で潰すことになった。


大荷物でライナーに乗り、最寄り駅到着までは門前薬局の薬剤師さんとやりとり。眠くてたまらないのに眠れず。母にMeet通話して今日の報告と明日の最終確認。
 夫は最寄り駅から自転車で帰るというので、疲れた私はまたしても軟弱タクシー。タクシー三連荘、しかも2日は一人乗り。


 帰宅後、あれこれ片付け疲れ果ててお夕寝を1時間のつもりが気づけば2時間。またこんな時間になってしまった。
 明日は午後から親族新年会でまた出かけないといけない。どう考えても最近夜更かしで睡眠不足なので、今夜こそは、早めの就寝と思う。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2025.3.6エスワン5クール16日目のこと 休薬2日目 洗濯 訪問看護師さん3回目来訪後 岩盤浴でウトウト 夜は断捨離読書会

2025-03-06 23:16:07 | 日記

 昨夜もブログアップ後、ゆっくりバスオイル入りのお風呂に入り、いい香りが残る浴室を出て手足やらお腹やらあちこちのケアを済ませる。就寝前のうがいの夫のタイムキーパ―を付き合い、ベッドに向かうとまたしても日付が変わってしまった。

 今朝は平日仕様のアラームが鳴って、夫が出勤だからそのまま起きなくてはならないのに、なぜかウトウトとして次に目覚めたのは夫の声で、BS朝ドラが始まる直前、つまり夫が出かける直前。トホホ、全然起きられない。
 とりあえずパジャマのままでも見送りだけはしようと思ったら、夫が下痢止めの薬はないか、と言う。探しにリビングに行くが、今朝は酷くふらつきがあり、ベッドから降りた時に机にぶつかりそうになり、次の足を出してドレッサーにぶつかりそうになり、ヨロヨロとダッチロールをしながら狭い廊下を歩いて・・・、だったので全然シャッキリしない。

 探すが手は痺れているし、なかなかパッと出てこない。前は難なく出来た事が出来ない。夫はもう間に合わないから要らないと出て行ってしまった。それにしても1分で出せとはかなりの要求度で、今の私にはそんな芸当は残念ながら出来ない。
 結果、小児用ロペミンと大人用を見つけて―ブルの上に出す。昨日行方不明だったMSコンチンはなぜかプラゴミに入っていた。ごみ箱を漁りながら何で捨てるのか、と暗澹たる気分になる。信じられないし、捨てた記憶は全くないのだ。何かの拍子に飛び出してしまったのか。

夫を送り出して洗濯機を廻す。空模様を見るととても乾きそうにないので、浴室乾燥と乾燥機に分けて、訪問看護師Mさんをお迎えする準備。何やらふらふらするし、立ち眩みが止まらない。少し休んで身支度をしているとピンポンが鳴る。
17日からのトルコ旅行の最終日程表等一連の書類が宅配で届いた。ちょっと目を通そうかと開けているうちに訪問時間になる。今日もほぼ定刻(昨日、がんセンターの付き添いで日にちを今日に替えて頂いたので普段より訪問時間が30分早い)にピンポンが鳴った。

 Mさん3回目の訪問だ。今日は朝、ふら付きが酷くて、昨日付き添いをしたのもありちょっと疲れ気味です、とお話しする。その後、アールグレイティをおともにほぼ1時間半近く喋りっぱなしだった。
スインプロイクを2日置きにして胃痛が収まって調子が良いことも報告する。こうして自分で調整出来る人はそうはいない、と仰るが、今は眠気が酷く、昼間もすわっていられないほどだが、どうしたものか、と相談してみる。けれどMSコンチンのおかげで咳も痛みも鎮まっているので、止めるという選択肢はないだろうが、量を減らすというのは相談できると思うとのこと。
 ただし、夜は眠っても良いので夜を多めに、昼を少なめに、と。減らした時にまた咳が戻ってくるのは困るのだけれど、次回主治医に相談してみよう。

 ちょうどトルコの最終予定表が今届いたので、と夫も見ていない行程表をお見せすると、これだけでワクワクしますね、と仰る。喋っているうちにMSコンチンタイムを15分過ぎてしまった。アラームに気づかなかった。トホホ。
 とにかく自分では信じられないようなケアレスミスが頻繁に続いており、物を置いてきたりさっき片付けた場所を忘れたり、で、これからも注意力散漫の副作用が収まらないとケモブレインなのか認知症の初期症状なのか不安だ、と打ち明ける。

慎重にチェックするのは大事なことだけれど、それが大きなストレスになっているとちょっと辛いですね、と。Mさんが担当される方でご夫婦2人暮らしでお子さんは独立、MSコンチンは10㎎を1日2回という我が家と同じ条件の専業主婦の方のお話を聞くと、とにかく眠くてほぼ寝ておられるとのこと。
ご主人はまだお勤めだが、朝食の準備どころか見送りも出来ず、昼夜の食事の支度も出来ないとのこと。それを聞くと私はまだとりあえず起きてノロノロではあるけれど、家事が出来ているのでマシなのかな、と思う。
 同年代の方と比べて私は活動量が多いそうだが、その割に咳でカロリーを消費しつつその分カロリーを十分摂れていないので体重減少に繋がったようだ。今美味しく頂いている栄養補助食品のゼリーをお見せする。

 体温は6度4分、SpO2は98%で心拍数78でいい値。だが、血圧が84-56で今迄で一番低い。多分貧血よりも低血圧でふらつきが酷かったのでは、と。起きて食事をしてお茶も飲んでこの値ということは、起きた時は上が70にも行っていなかったのではとのこと。聴診器の音で呼吸は深く入っており、雑音もなくOKサイン。

 これから10日間に及ぶ旅行迄は10割の力で目いっぱい動かないで、7,8割の力で体力を温存して旅行に臨むようにすると良いですね、とのこと。楽しみながら旅支度のパッキングもしなければ、である。早朝便なので集合も早く前泊なので、もろもろの日程を考えると、旅支度をする時間も限られている。
これ以上は日程は入れずに、と思う。Mさんをお見送り。やはり疲れる。
 乾燥機の仕事が終わり、畳んで仕舞う。浴室乾燥はまだで延長。

 動いたのとお喋りしたのでお腹が空く。冷凍麺をチンするときに袋が破れて取り出す時に手が滑って床にぶちまける形になってしまった。嗚呼。
食後はフルーツとプリン味の栄養補助ゼリー。プリン味というかプリンそのもの。
 生協の注文書を記載しようと思いきや、来週再来週は注文をお休みしなければならないことに気づき、そのタスクから解放されてほっとしてカタログを廃棄。

 浴室乾燥の洗濯物を始末し、ちょっと疲れてお昼寝しようかと思った矢先、4月初めの瞑想ヨーガハイブリッドクラスの会場仮予約に管理事務所に行く用事を思い出す。そのまま帰宅しても1,000歩にも足りないので、その足でヨガスタジオに岩盤浴に行くことに。これで3,000歩を超える。
 出がけにバナナをお腹に入れてミヤを飲む。スタジオは私を入れて4人。ただただウトウト温まるだけでおしまい。シャワーでさっぱりして帰りは少し足元がしっかりした感じ。

 夕食を作るつもりでお米を研いだが、昨日病院だから、と買っておいた生協のお弁当と麺がそのままなので、夫にそれでよいかどうか確認して、夕飯は別に用意しないことにした。
 夫より早く帰宅するつもりが、なんと出張先の仕事が早く終わり直帰したそうで、もうリビングで寛いでいたように見えた、が、調子が悪いという。前回の注射では翌日(つまり今日)に下痢が始まったのだが、それはないものの、注射を打った腰あたりと前腿までが痛いそうだ。毎回副作用の出方も違うので、ある程度続けて見てtないとなかなか対処の仕方も難しい。お互いに具合が悪いとついついツンケンしてしまう。

食事の前に、かつて職場で一緒だったYさんからのメールに返事。同じ病気になられて先月治療を始められたとのことで、私の事を思い出してくださったようだ。何かお役に立てるなら、と返信をした。
 そして母にMeet通話。寒いけれど今日はデイサービスの日。明日はヘルパーさんが来るので、洗濯は自分でやってお買い物に行っていただく予定とのこと。寒いけれど、頑張っている。
 私は疲れ気味だと報告。「カッパドキアを見てらっしゃい」と言うので11日間留守をよろしくと返答。6時間の時差を考えながらMeet通話はホテルから出来るから、と。

 夕食を簡単に済ませ、断捨離読書会で自室へ。今日はIトレーナーが司会進行。OトレーナーとMトレーナー、初めましてのNトレーナーの四人体制で参加者が6名でスタート。今日は読む分量が多いので、6人の方に、というと全員ですね、と順番だけ決める。私は5番目を読むことになった。
 今日はホメオスタシス、お金、宇宙まで話題が広がり、壮大な内容でちょっと消化不良。ブレイクアウトルームではNトレーナーと黒一点の男性Kさん、Cさんと私の4人。
 
 10分とカウントダウン60秒。あっという間だった。メインルームに戻りNトレーナーが私達のルームで出た話題をシェアしてくださってお開き。

明日は午前中、作業療法士のIさんがお見えになる日、これで今月4回を完遂だ。その後、午後から用事があり、夫と2人で都心まで出かける。その後、夫は夕方から後輩の退職・再就職祝い宴会だそうで、治療直後で大丈夫かな、と心配になるが、出ないわけにはいかないそう。大変だ。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2025.3.5エスワン5クール15日目のこと 夫がんセンター付き添い 夜からエスワン休薬

2025-03-05 23:29:09 | 日記

 昨夜はブログアップ後、夫が入浴は指の傷を濡らせないので止めておくというので、一人でゆっくりバスオイルを入れたお風呂に入り、お風呂を出てからは手足やらお腹やらあちこちのケア。就寝前のうがいの夫のタイムキーパ―を付き合ってからベッドに向かうと日付が変わったところだった。
 息子から引き継いだ部屋のエアコンは購入してからもう20年近く。イマイチ効きが悪くなってきてなかなか温まらない。去年までは夜暖房をつけずにいたので気づかなかった。物入り続きだけれどそろそろ買い替えのタイミングか。

 今朝は平日仕様のアラームが鳴って、ベッドでまたちょっとウトウトしてからBS朝ドラを視てノロノロ起きてリビングへ。夫はもう起きていて一緒に朝食を摂る。
 夫は今日も、昨日ハサミで切った指の消毒のためにクリニックに出向かなければならない。雪で電車の遅れも考えて、がんセンターに向かう時間を差し引くとあまりゆっくりしてもいられない。朝食後慌ててクリニックに行った夫を見送って、私はもろもろ片付けて出かける準備。

 昨夜、今日の午前中に飲むMSコンチンをテーブルマットに、朝に内服する他の薬と一緒に上げて置いたつもりが、なぜか台所にあった。これをその場からテーブルに移した筈なのに、今朝は見当たらない。時間がないので帰って来てからもう一度家探しすることにした。

 さて、ドタバタと家を出る。雨降りで寒い。さすがにウオーキングシューズは止めて裏毛皮のブーツだ。
 歩きながら些細な事で夫がへそを曲げる。挙句の果ては「めんどくさいからもう付き添いに来ないでいい。」と言う。は?
 でも、売り言葉に買い言葉で「じゃあ、もう二度と同行しません。」と言ったらさすがに気まずいだろうな、と「本当にいいの?行かなくて。」と訊き直すと「いい」と言う。あ、そうですか。
 それでもとりあえず、「今日はこの天気の中出てきたので一緒に行く。」と言って無言で電車に乗る。

改札を通ったら、先日の温泉旅の帰りにうまく退場の記録がされていなくてやり直し。ぼーっとしながら反対側のホームに行きそうになる。本当に自分ではないのではないか、というポカミスばかりのモルヒネ頭というか、もうこれはケモブレインに違いない。このまま認知症に進んでしまうのだろうか、と思うと恐ろしい。

 私鉄を乗り換え、乗換駅で私は階段を上る元気がなくエレベーターに乗り、階段を上る夫とはぐれる。次の乗り換え駅で合流したが、折り悪く夫はスマホを忘れたということで途中で連絡がつかない。全く・・・。途中でアラームが鳴り、MSコンチンを飲む。

 もう一度乗り換えて、がんセンター最寄り駅に予定より10分近く遅れて到着。2日置きに飲んだスインプロイクのおかげですんなり排便。
 エキナカのフードコートで、夫はタンメンに肉ワンタンを載せて、私は昨日の昼からもラーメン続きなのでチキン竜田のハンバーガーとクラムチャウダーのセットにするが、脂っぽくて食べ切れなかった。
 診察待ち時間が少しでも短くなるだろうと、前回より30分早いバスに乗って採血に臨む。再診受付を終えてそれほど待たずに採血に呼ばれる。相変わらずの混雑で、今日の外来予約者は1,186人と入口の看板に出ているのを見て卒倒しそうになる。。
 先生方はろくに昼休みもとれずにコンビニ弁当等を診察室で召し上がっておられるのだろう、と思うと本当に大変だ。

 予約時間から1時間15分ほど遅れて診察室に呼ばれる。採血の結果、前回の筋肉崩壊のCPKの値は下がっており、問題はなさそう。夫から口内炎や手の皮膚のチリチリ感、鼻血等の副作用の訴えをするが、それほど酷いこともないので、このまま治療を続けましょうとのこと。
 私からはアフィニトールの製薬会社が出している冊子を頂けないかお願いする。そして前回お願いした英文の診断書も書いてくださったようだ。
 今日は診察は僅か10分。他の患者さんの診察時間と比べて随分と短時間で終了した。これは、夫の症状が、副作用も含めて深刻な局面に達していない、ということか。酷くなればアフィニトールの休薬や減薬もありだとのこと。4週間後に予約が入った。もう4月だ。この日は私も通院日。また合流して付き添う予定だ。本人から断られなければ、だけれど。

 その後、待合室で待ち、処置室でお尻のソマチュリン注射(今日は右)を打ちに行った。その間私は冊子等を頂くためそのまま待合で。やはり冊子は分かりやすくまとまっていて、ネットであれこれ見るよりも良かった。
 ダイアリーも付けて頂けた。診察室を出る時、それではトルコ旅行に行ってきます、というと「大丈夫!」と言って頂く。

 支払いとともに文書受付で、旅行に持参する英文の診断書を頂くことに。診察等は早く終わったがここで小一時間ほど待ち、支払を済ませる。今月もソマチュリン注射で8万円強をカード払い。そのまま門前薬局へ。普段より1時間ほど早かったせいか、ものすごい混雑で待合椅子が殆ど残っていない。一番奥に陣取る。
夫がスマホを忘れたために、薬局のLINE受付も出来ず、先着順。なかなか進まずに、30分後のシャトルバスに乗れるかちょっとドキドキする。なんとか無事10分前に呼ばれて28日分のアフィニトールとうがい薬で8万数千円の支払い。病院と薬局の滞在時間は3時間半。


 病院のシャトルバスに乗り込み、10分もせずに駅に到着。そのまままっすぐ帰る元気はなく、付き添いの手数料として(夫は家族だというのに、何か私の頼み事をすると手数料を要求する(尤も払ったことは一度もない。)ので、今日はケーキセットをご馳走してもらうことにした。)レモンティーと和栗モンブランを頂く。
 かなり甘かったが、甘味をあまり感じなくなっている夫は、自分で注文したブリュレインバウムがあまり甘くないと。珈琲はブラックで飲んでいる分には問題ないそうだ。

ということで、30分ちょっとお茶で一服して元気を取り戻し、帰宅の途へ。乗り継ぎ時間が上手くいかず、結構時間がかかった。
 今日のお供は吉本ばななさんの「吹上奇譚第四話 ミモザ」(幻冬舎文庫)。第4話なのに第1話から第3話まで読んでいないまま、吉本さんの新刊作品だからと久しぶりに何となく手に取った。色々な登場人物を理解するのにちょっと時間がかかったが、吉本さんの文章なので哲学ホラーと言いつつ何となく幸せに読み終えた。

 最寄り駅前のスーパーで赤青ヨーグルトを買い足し、荷物が多いので(夫のうがい薬は1日に80ミリで28日分なので2,kg以上ある。夫がもっと齢を重ねて持てなくなったらその時は宅配便で、なんて話をする。私がいつまで付き添い出来るかだけれど、少なくとも荷物持ちとしては役に立たないのは明白である。

 そのままタクシー乗り場に並び帰宅。
 夕食は昨日のおでんにうどんを入れて頂く。母にMeet通話。今日は寒くて1歩も外出しなかったし、誰とも話していない、というので、叔母に電話をするなり、何なりすればよいのに、と言うと話すことも別にないし、とのこと。なら、仕方ない。
 明日はデイサービスで一日中喋るので良いのだそうだ。夫の付き添い報告をして、土曜日の親族新年会の最終確認。

  明日は夫が出勤。今日はちゃんとお昼寝出来なかったので(病院の待合や電車の中では眠すぎてちゃんと座っていられずコケそうだった。)早く休んでちゃんと起きなくては。洗濯を済ませたら、看護師のMさんが来てくださる日である。

 夜からエスワン休薬。手指の痺れと痛みがかなり酷くなってきたので、ほっとする。この1週間で少し痛みと痺れが緩和されると良いのだけれど。そして、この正体不明になるほどの眠気について次回の診察で相談してこなければ。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする