猛暑の毎日、何を味噌汁・・・、という向きもいらっしゃるかもしれないが、我が家では息子が誕生して以来、よっぽど合わないメニューの時以外は殆ど毎夕お味噌汁を飲んでいる。息子が好きなのだ。保育園の給食効果なのかどうか、好き嫌いが殆どないが、お味噌汁や具沢山のスープが食卓にのぼらないと、必ず催促される。そしてどんなに山盛りで出しても、一滴も残さず飲みきってくれる。実に気持ちがいい。
私も息子も具沢山の汁ものが好きだ。ついつい何種類もの具材を入れてしまい、これ一品でバランスをとろうとする。一方、夫は具沢山のものは嫌いだ。失礼なことに、私のお味噌汁はお味噌汁でなく「味噌煮」だ、とのたまう。
だから盛りつけの時に息子と私のお椀には沢山の具を入れ、夫には少なめに・・・かすかに浮く程度、にするが、どうしても入れすぎてうまい具合に分配できなかった時には必ず文句を言われる。何をそんなせっかく我が家で食べるときに、どこかの生協食堂のように何も入っていないただの味噌の汁を飲む必要があるのか、と思うのだが・・・。
夫が作ってくれるお味噌汁は、実に具が少なくて、おかずとは言えない「飲み物」である。いくら20年以上一緒に暮らしていてもお味噌汁を一品のおかずと考えるか、一汁の飲み物と考えるか、相容れない部分はあるのだな、と思う。一方、夫はアサリのお味噌汁が大好き。これだけは別格のようで、「お味噌汁の具、何がいい?」と聞くと必ず「アサリ!」と言うので、聞くまでもない。そしてこれだけはがちゃがちゃするほど沢山入っているのが好きで、面倒くさがらずに殻を嬉しそうにはずしている。
私は恥ずかしながら料理は決して得意でないし、好きというわけでもない。母は専業主婦であったが、やはり料理が得意な方ではなかったから、きちんと料理を習ったこともない。結婚前に3カ月ほどカルチャーセンターのお料理教室に通ったことはあるが、実際あまり役に立たなかった。友人は出来たけれど・・・。
とにかく速いのだけが売りの私の粗雑な料理だが、せっかく夏の暑い中、汗をかきかき料理をするなら、1椀で出来るだけ沢山の食材がとれるものがよい、と思うのは横着者なのだろうか。
今朝も蝉の大合唱。ひと夏の短い命を限りに鳴いていると思えば、なんだかとても愛しく感じるから不思議だ。
息子は夏休みの課題で都内の文学館に取材に行った帰りに、部活の冊子の原稿作成のため、私鉄沿線で写真撮影だという。
来週は恒例のトムソーヤキャンプで不在、再来週半ばからは学校が始まる。キャンプに出かける前に果たしてどこまで課題が済むのか、私は気が気ではないが、ここはぐっと我慢。
今日は、私と違って休みがあり余っている夫が付き添ってくれることに感謝しつつ、息子に任せたいと思う。
私も息子も具沢山の汁ものが好きだ。ついつい何種類もの具材を入れてしまい、これ一品でバランスをとろうとする。一方、夫は具沢山のものは嫌いだ。失礼なことに、私のお味噌汁はお味噌汁でなく「味噌煮」だ、とのたまう。
だから盛りつけの時に息子と私のお椀には沢山の具を入れ、夫には少なめに・・・かすかに浮く程度、にするが、どうしても入れすぎてうまい具合に分配できなかった時には必ず文句を言われる。何をそんなせっかく我が家で食べるときに、どこかの生協食堂のように何も入っていないただの味噌の汁を飲む必要があるのか、と思うのだが・・・。
夫が作ってくれるお味噌汁は、実に具が少なくて、おかずとは言えない「飲み物」である。いくら20年以上一緒に暮らしていてもお味噌汁を一品のおかずと考えるか、一汁の飲み物と考えるか、相容れない部分はあるのだな、と思う。一方、夫はアサリのお味噌汁が大好き。これだけは別格のようで、「お味噌汁の具、何がいい?」と聞くと必ず「アサリ!」と言うので、聞くまでもない。そしてこれだけはがちゃがちゃするほど沢山入っているのが好きで、面倒くさがらずに殻を嬉しそうにはずしている。
私は恥ずかしながら料理は決して得意でないし、好きというわけでもない。母は専業主婦であったが、やはり料理が得意な方ではなかったから、きちんと料理を習ったこともない。結婚前に3カ月ほどカルチャーセンターのお料理教室に通ったことはあるが、実際あまり役に立たなかった。友人は出来たけれど・・・。
とにかく速いのだけが売りの私の粗雑な料理だが、せっかく夏の暑い中、汗をかきかき料理をするなら、1椀で出来るだけ沢山の食材がとれるものがよい、と思うのは横着者なのだろうか。
今朝も蝉の大合唱。ひと夏の短い命を限りに鳴いていると思えば、なんだかとても愛しく感じるから不思議だ。
息子は夏休みの課題で都内の文学館に取材に行った帰りに、部活の冊子の原稿作成のため、私鉄沿線で写真撮影だという。
来週は恒例のトムソーヤキャンプで不在、再来週半ばからは学校が始まる。キャンプに出かける前に果たしてどこまで課題が済むのか、私は気が気ではないが、ここはぐっと我慢。
今日は、私と違って休みがあり余っている夫が付き添ってくれることに感謝しつつ、息子に任せたいと思う。