毒を放出!

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能郷白山にリベンジ!後編

2008-08-21 22:56:46 | お山歩き
次の日は5時過ぎに蚊の羽音と痒みで目が覚める。
昨晩は蚊の気配など全く無く、不快虫はいないと思って窓を開けて寝ていたが、そんなことはなかったようだ。
二度寝しようかとゴロゴロしてたが、周りも明るくなって来てたので車外に出て周りを見渡す。
天気は良くは無いが悪くも無い感じ、お山の冷えた空気を吸って伸びをする。
気持ちええ。


(写真左)5時15分頃、まだ薄暗い山の夜明け。
(写真右)友人はまだ寝ているので眠気覚ましに一人で周辺を歩いてみると、数百メーター離れたところにソロテントがあり、その横には自転車が置いてあるのを見かけた。
こんな山奥に自転車で一人やってきてテン泊か、オレには怖くて出来んな。
その後クルマに戻り、友人起こして朝飯の準備。
そして朝飯食ってると先程の自転車が早々に出発して私らの近くを上っていったので「おはようございます」と声を掛けたのに返事がなかった。
コラ若いの、挨拶されたら返事はするもんや。
その後、峠へ。


ここが温見峠。 岐阜県と福井県の県境でもあります。 道路左手が登山口。


(写真左)その登山口にて記念写真。
この日のカッコは暑さを考慮して短パンを履くが、笹藪や虫から足を守る為CWXを組み合わせる。
(写真右)出発前に標高をチェック。 そして6時45分頃出発。


(写真左)序盤はほぼ一直線に山を登っていく為なかなかの急登。
今回、友人もトレッキングポールを導入、その使用感はかなり気に入った様子。
(写真右)斜度が落ち着いてくると、笹や草の藪が多くなってくる。
その草は夜露に濡れているのでスネやブーツ周りがベチャベチャに濡れる。タイツ履いてきてよかった。


(写真左)そしてガスが濃くなってくる。 周りが全然見えん・・・。 オマケに小雨ぱらつく天気に。
(写真右)所々で花を見かけることが出来るが、名前は知らん。


(写真左)これも名前知らんが、あちこちにあった。
(写真右)そうこうしてると、尾根道に出る。 山頂は近そうだ。 でもガス濃すぎて何も見えん・・・。


(写真左)そして意外にもあっけなく山頂三角点に到着! しかし、やっぱりガスは濃く何も見えん・・・。
(写真右)三角点を記念撮影。

そして、次はその姿先に見ながら行けなかった白山神社の祠を目指す!
夢にまで見た祠だ、俄然テンションアップ!

(写真左)尾根道をザクザク歩く! しっかし、ガスが濃い・・・。
(写真右)この辺りからは以前登ってきたルートが下に見える筈なんだけど・・・。


ガスの向こうに祠が見えた!!
このガス具合は残念だが、ポジティブにとらえて「神秘的だ!」と言っておこう。


リベンジしに来た甲斐がありました、満足です!
祠にお参りしておきます。
でも、ここまで実は片道2時間、GPS計測で距離2.5キロほどで、山登りを楽しむという点ではちょっと物足りない感じかな。


(写真左)GPSで標高チェック。
(写真右)気温は20度。 じっとしてると寒くなってきます。

ここの祠は山頂三角点よりもまだ高いところにあって、ここがホンマの山頂。
何故三角点が山頂より低いところにあるのかがよく分からん。
そしてゆっくり景色を堪能したりしたいところではあるが、残念ながらこのガスでは何も見えず、晴れる気配もない。
目で見える範囲内の景色、数十メートル先までをグルグル見渡し、持ってきたパンを食べて水分補給して一休みした後、止んでた小雨がまたパラついてきたのでレインウェアを上だけ着て下山開始。


(写真左)祠を後にする。 やっぱり晴れた時に来たかったというのがホンネ。
(写真右)下りはラクラク、上りよりも速いペースで下れてしまうので時々立ち止まって時間をかける。


(写真左)そこそこ降りてきたとき、雲の切れ間から向こうの山々が見えた。 山深い。
(写真右)そして下にR157が見えた。

10時半過ぎに下山し撤収。
酷道157号線を走り根尾を目指す。
そして感じたのが、やはり暗い時間帯に走る山岳道と明るい時間に走る山岳道の印象は随分違うということ。
明るいと怖さがないし、景色が楽しめて走っていても時間が短く感じるし、何より気持ちよい。
しかし、疲労もあり気持ちよくなりすぎて二人とも眠くなって意識失いそうになったので途中で昼寝。
30分ほど寝た後、再び走り出し麓まで降りて温泉に入ってから帰路へ。

残念な天気、そして歩く距離がちょっと物足りなかったけど、行きたかった祠に行ってお参りが出来、静かなお山の雰囲気も堪能したので良しとする。
そんな満足な山行き。

そのGPS記録はこちら
その標高グラフはこちら
コメント
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