毒を放出!

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ARC’TERYX SILO30

2012-02-03 23:37:00 | お気に入り
この前新規導入したアークテリクス サイロ30のご紹介でも。


正面から見る。
バックカントリーザックという位置づけなので写真では寸胴に見えるけど横方向に出っ張ることなくシルエットは細身で逆三角形タイプ。
この手のザックは背負って木々の間をすり抜けることなどを考え細身のものが多い。


背中面。
腰と背中に接するところにしっかりしたパッドがある。
ウェストベルト一見貧弱に見えるが腰骨に当たる部分はパッドが入り、見かけよりホールド性は良好。
ザックが変な動きをするということは無い。
また取り外し可能。
ショルダーベルトも比較的薄手。
容量30L(レギュラーサイズなので正確には27L)で日帰りパックなので重い荷物は入れないという前提か。


(左)その背中面を横から見るとこの通り(左が腰部で右が肩)。
腰のカーブに沿ってデザインされているのが分かる。
(右)トップにはポケットとメイン気室の止水ジッパーが並ぶ。
止水ジッパーはそれ自体では浸水を防ぐが、この前の使用では左右のジッパーとジッパーの合間の隙間から水が入ってたので止めておく位置を考えておく方がよいかも。
引き紐はグローブをしていても操作しやすいように長め。
そして背中側には大きく丈夫な取っ手が着いていて厚手のグローブをしていても握りやすく持ちやすい。


(左)SILO30のロゴとストラップ、そしてザックセンター部。
センター部はゴム素材で出来ていて、ボード等をマウントしても滑り落ちないような工夫がされ、尚且つ頑丈。
そしてこのザック全体にいえることだが、生地は肉厚で引き裂き強度に優れ丈夫なつくり。
またその生地はDWR加工がされて雪や汚れが張り付きにくくなっている(らしい)。
そんなことで総じて頑丈でタフなつくり。
(右)スノーシュー(ライトニングアクシス25インチ)をマウントする。
スノーシューのほうが長いかな。


(左)ストラップはエッジで傷つかないよう、そして滑らないようゴムのバンドで補強されている。
(右)このようにスノーシューをつけていてもサイドのバックルを外しジッパーをあければ荷物を取り出せる仕組み(写真はブランケットを入れてます)。


(左)アックスホルダーは左右に1個づつ付いていて、装着するとこんな感じ。
(右)フルオープン。
外からの防水対策は止水ジッパーを使うなどかなりされており、内部も同様。
その内部は収納物の視認性を高めるため明るい黄色の生地が使われている。


(左)内部はこのようにショベルのブレードとシャフトを個々に収納できるようになっていて防水性(完全でないけど)もある。
なので他の濡れを嫌う物と別々に収納可能。
このギミックが一番気に入ったところ。
今まで夏冬兼用で使っていたものでは全て同じところに入れなければならず、濡れは避けられなかった。
それがうまいこと同じ気室ながら別々に収納でき、更にシャフトなど長めの物を入れるポケットまで着いて良く出来ている。
ブレードを入れるポケットの下にもう一つポケットがあるが、こちらには何を入れるのだろう?
ハイドレーションパックかな?
また、シャフトはドローコードで側面に貼り付けられるような仕組み。
(右)もう片方の端にもポケットがあってこちらにはプローブを収納する(私はプローブ持ってないので写真はテントのポールです)。
当然こちらにもドローコードが付いてます。


(左)上部にはポケットがあり、すばやく取り出したい小物、スペアのビーニーやグローブを入れておくのに便利。
(右)こちらは止水ジッパー式の外のポケット。
キーホルダー付きでサングラスや携行電話や携行食を入れてみる。

で、ポジティブなことばかり書いたがネガティブなところがないことはない。
①ドリンクボトルを入れるサイドポケットがない。
しかしまあバックカントリーザックは横方向に出っ張りを少なくすること、且つ脱落するようなものは外部に付けないのが基本ということを考えると無くても仕方ないのかと思うところもある。
ま、私はこのザックを使いながら滑降することがないので個人的にはあって欲しい。
②ウェストベルトポケットがない。
これがあるとカメラ入れたり携帯電話入れたり、ちょっとした食料入れたり出来るので便利なのだがコレにはない。
というかアークのザックにウェストベルトポケットがあるモデルがない・・・と思う(記憶比)。
③ハイドレーションホースクリップはあるのに、ザック内部からホースを通す穴がない。
ジッパーに隙間開けて通せということだろうか?
ま、私はハイドレーションパックは使わない派なのでどうでもいい。
そんなとこ。


ところで、今回は黒色を選んだ。
基本黒は滅多に選ばない私だが、今回だけは迷わず黒を選んだ。
それは今使っている冬ウェアが発色の良い黄色系と緑系、そこに黒い塊感のあるザックを入れてみるのはどうだろう?と思ったから。
そして結果、自分で見た感じだがその狙いは当たったようで満足だ。
早く腰安定させて雪の中に繰り出したい。


追記
容量的には日帰りハイクにまさにちょうど良いサイズ。
先日入れていったものを書いておくと、
インサレーション・コッヘル&バーナー・風防&ガスカートリッジの下敷き・携帯座布団・1.5Lのスタッフサックに(ラーメン、お餅、お菓子、ティッシュ、ライター等小物)・ショベル・マイクロフリース・おにぎり2個・プラティパスに水0.5L・山専ボトル・防水スペアグローブ・スペアビーニー・サングラスケース。
で、少しゆとり有り。
コメント (11)
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