さて、記事は昨年最後の練習からです。
この日も体験くんがやって来ました。
練習前にご挨拶。
大勢の塾生が注目する中、体験くんが最も緊張する瞬間ですね。
よろしくお願い致します。
おおっ きちんとお辞儀が出来ていますよ。
足もピシッと揃って、日本人の正しいお辞儀になっています。
この日はキャッチボールを始める前に、塾生達の身体を温めます。
真冬の早朝と言う事もあり、まだ日も完全に上っていません。
まずは筋肉をほぐしてあげないとね。
3人1組で30mダッシュ。
一番先頭だけが勝ち残り、負けた2人は回って来いです。
1周300mはあるグラウンドを走って来ますよ。
最初のレースは背の順に並んでいるので、学年も実力も同じくらい。
でも、どんどん組み合わせが変化して行きます。
負けたらグラウンド1周、勝ったらすぐに次のレース。
どちらにしても走らされます。
負けてたまるか。
同じ走るのなら、勝利の栄光を。
小さなプライドを賭けた真剣勝負。
直線では抜群の強さを発揮するキンチョー。
駆けっこ倶楽部の教えが身に付いていますね。
昨年徹底的に鍛えられたからねぇ。
勝負事に学年も性別も関係なし。
仁義無き戦い。
が・・・ 平成塾の女性陣は強い。
暖かく見守る指導陣。
この場合の暖かくと言うのは、気持ちの事だけでは無くて。
指導陣が立っている場所も含まれております。
何度も何度も走ります。
勝ったら走り、負けたら走り、戻っては走り、休む時間すらありません。
それでも負けたくない。
こんな小さな積み重ねが子供達を逞しくして行きますよ。
やっとレースも終盤に。
勝った塾生から上がって行きます。
休みたかったら勝つしかありません。
勢い余って転んでしまったユウキ。
転んだ後に暫く立てません。
指導陣に抱き起こされるユウキ。
ケガはそれほど酷くありませんが、下級生に負けた精神的ショックが大きかった様子。
そんな日もありますよ。
毎日がベストコンディションって訳ではありませんからね。
こうして小さな挫折は今の内に沢山味わっておいて下さい。
♪涙の数だけ強くなれるよ~