平成塾には色んな子供が多く在籍しています。
中には、きっと平成塾が無ければ一生野球なんかに関わりを持たなかっただろう子供も散見されます。
平成塾に子供を入れる理由は様々ですが、今日はその事について少しお話ししたいと思います。
平成塾に子供を入れる際、主な理由は以下の通りです。
・ 精神的にも肉体的にも強くなって欲しいから。
・ 団体行動を通じて、自分の役割を果たせるようになって欲しいから。
・ 多少の困難から逃げないようになって欲しいから。
・ 物事を諦めずに、努力を惜しまないようになって欲しいから。
書き方や表現方法は様々ですが、概ね以上のような理由が大半を占めます。
こちらもそれを請けて、遠慮なく子供達を鍛え上げて行く訳なのですが。
なかなか甘えが抜けなくて・・・
ちっとも自分の義務を果たせなくて・・・
お母さん達が自分の子供に満足する日は、まだまだ遠いようです。
しかし、最近強く感じる事があります。
練習直前に休みの連絡を入れて来るお母さん達。
「子供が怪我をしたので休ませます」
「昨日学校で捻挫したので休ませます」
怪我をしたのだから、いつもと同じように練習はできないでしょう。
そんな子供にいつもと同じような練習を行えと言うほど、平成塾はドSではありません。
では怪我をしたら練習に参加できないのでしょうか?
先日、5年生のユウキが突き指をしましたと報告に来ました。
聞けば合宿中に右手の指を怪我したんだそうな。
ユウキはまず最初に、指を怪我した事を謝罪しました。
そして、球拾いでも何でもやりますと、そのまま練習に参加したのです。
勿論、指を使わないで済むランニングやリレーなどには積極的に参加しました。
歴代の主将を見てみると、名将と呼ばれた主将達は練習に取り組む姿勢が皆と違いました。
まず練習を休まないように出来る限りの努力をする。
決して怪我などしないように気を付ける。
それでも不測の事態が起こってしまった場合、練習に参加して自分ができる事を行う。
また学校行事などでどうしても参加できなくなったとしても、僅か5分でも参加できるようならグラウンドに駆け付けました。
なぜでしょう?
これが団体スポーツにおける、個人が果たさなくてはならない義務だからです。
もう一度、平成塾に子供を入れた理由を読み返して下さい。
今、皆さんの子供を駄目にしているのは、ひょっとしてお母さん達の考え方では無いですか?
僅か1日休ませる事で、怪我の回復は幾分早くなるかも知れません。
でも、実はそれ以上に子供は大きな代償を支払っているんです。
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そんな時に、きちんとそれらに対応できるのか、言い方を変えればやる時にはやる子供になるのかは、日頃のこんな習慣が物を言います。
その時の都合で簡単に休む子供が、自発的に勉強したと言う話は聞いた事がありませんよ。