趣味で蒐集した「きっぷ」を見て考えたこと、とか…
JR直営の印刷場名は国鉄時代の印刷場名を使用します。
古紙蒐集雑記帖
鹿児島空港ターミナル券売機発行 東京モノレール乗車券
菅沼天虎様のブログ「菅沼天虎の紙屑談義」7月8日エントリーの「那覇空港ターミナルビル券売機発行 東京モノレール乗車券」にて、那覇空港ターミナルを運営する那覇空港ビルディング株式会社発行の東京モノレール委託船車券が紹介されていますが、手元に鹿児島空港ターミナルを運営する鹿児島空港ビルディング株式会社で委託発行された船車券がありましたので便乗して御紹介させていただきます。
これは平成7年7月に発行された船車券です。
まだ時代はスミインク式が生き残っていたころのもので、黄色TMK自社地紋の券売機券です。
菅沼天虎さまが紹介されていた那覇空港のものと同じく、有効期限は1ヶ月間となり、区間表示は相互式で、浜松町から羽田空港への利用もできるようになっています。また、券の右下には鹿児島空港を示す「○鹿」の文字が入り、右上には委託発売を示す「○委」の文字が入っています。
ところが、この後の運賃改定の際に券面表示に変化が現れます。
これは平成9年10月に鹿児島空港ターミナルの同じ券売機で購入した船車券です。
基本的な表示は変わりませんが、区間表示が相互式から矢印式に変わっています。これでは浜松町から羽田空港への利用が可能なのかよくわかりません。
同じ平成9年に福岡空港ターミナルを運営する福岡空港ビルディング株式会社が委託発行した船車券も買い求めていますが、こちらは相互式になっています。
しかし、さすが都市ターミナルだからなのでしょうか、こちらの券売機はサーマル式になっており、那覇空港のものと同じく有効期限は1ヶ月間となっています。また、券の右下には福岡空港を示す「福」の文字が入り、右上には委託発売を示す「○委」の文字が入っています。
この記事は菅沼天虎様の「菅沼天虎の紙屑談義」7月8日エントリーの「那覇空港ターミナルビル券売機発行 東京モノレール乗車券」にトラックバックさせていただきました。