JR東日本 勝沼ぶどう郷駅無効印

平成18年10月に使用された団体ツアー用の乗車票です。


   


ぶどう狩りの季節、中央線には山梨のぶどう狩りツアーが催行されます。この券はびゅうで発売された、「勝沼ぶどうまつり」へ行くパッケージツアー用に旅行端末で発券された乗車票です。
三鷹から勝沼ぶどう郷までの乗車券と、特急かいじ101号の特急券がセットになった一葉券となっています。


下車の際、いつものように無効処理をしていただいてゲットしたわけですが、捺してもらった無効印には驚きました。なんと駅名が「勝沼」となっているのです。


勝沼ぶどう郷駅は大正2年にスイッチバック式の大日影信号場として開設され、開業してすぐに勝沼駅に昇格します。昭和43年には複線化によってスイッチバックが解消され、JR化後の平成5年4月に勝沼ぶどう郷駅に改称されています。

この券を頂いたのは平成18年ですので、実に駅名改称されてから13年の間、旧駅名の無効印が使用されていたことになるわけです。尤も、無効印は本来直接旅客の目に触れるものではありませんし、これが旧駅名のままであっても何ら問題が無いからでしょう、駅名改称後もずっと生き延びてきたわけです。

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