富士山麓電気鉄道 河口湖から大月ゆき片道乗車券

昭和34年8月に富士山麓電気鉄道(現・富士急行)河口湖駅で発行された、大月ゆきの片道乗車券です。


   


桃色PJRてつだう地紋のB型一般式大人・小児用券です。
発行駅である河口湖駅は富士五湖のひとつである河口湖の最寄り駅で、夏場の観光シーズンには大勢の観光客でにぎわう駅ですが、意外にも歴史は浅く、この券が発行された9年前の昭和25年8月の開業です。

当時は全線乗車して100円ということでしたが、現在では1,140円かかりますので、発行から57年の間に11.4倍に跳ね上がったことになります。


この券が発行された9か月後の昭和35年5月には、社名が富士山麓電気鉄道から富士急行に変更されていますので、恐らく1年以内には新社名の記載された新券に切り替えられたのではないかと思われます。

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