岡谷駅発行 140円区間ゆき矢印式乗車券 ~その2

前回エントリーで御紹介いたしました岡谷駅発行 140円区間ゆき矢印式乗車券を購入してから6か月後の12月、塩嶺ルートを走る列車に乗るために再び岡谷を訪問しました。


   


昭和58年12月に岡谷駅で発行された140円区間ゆきの片道乗車券です。

桃色こくてつ地紋のB型矢印式大人・小児用券であることには変わりはないのですが、新潟印刷場の閉鎖によって調製印刷場が変更になり、民間印刷券に変更となっています。上り甲府方面は下諏訪および上諏訪駅が着駅であることには変わりありませんが、下り塩尻方面は旧線となった川岸・辰野駅の他、塩嶺ルートに新しく開業したみどり湖駅が加わっています。


   


裏面です。新潟印刷場時代の「表面矢印の1駅ゆき」の文言と発行箇所名は無くなりましたが、「岡谷から」という発駅表記と「発売当日限り有効 下車前途無効」の文言は残されています。発行箇所名については表面に移動しています。
発行箇所名を見ますと「〇1岡谷駅発行」となっており、前回エントリーの同区間用乗車券と同じ窓口で発売されたことが分かります。


    


2枚を並べてみました。同じ区間なのに活字が異なると券面のイメージはがらっと変わり、新潟印刷場の券の活字が比較的荒く印刷されていましたので、民間印刷券はすごく綺麗に見えたものです。

    


裏面も並べてみました。民間印刷券はかなりサッパリとした印象を受けます。

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