JR東日本 会津若松運輸区乗務員発行 車内片道乗車券

平成2年8月に会津若松運輸区乗務員により発売された、滝谷から会津柳津ゆきの片道乗車券です。


   


青色JRE地紋の駅名式券で、磐越西線と只見線とその周辺の主要駅が記載されています。一番遠距離では横浜市内まで発行することができるようになっており、有効期間も4日間までの欄が用意されています。


裏面です。


   


有効期間の表示が無い場合は発売当日限りであることと、東京都区内・横浜市内・仙台市内ゆきの乗車券である場合は同区間内で下車した場合および、同区間相互間の乗車券の場合は前途無効となることが表記されています。


只見線の只見ー大白川間に「田子倉」とあります。
田子倉駅は柿ノ木駅と共に冬季(12月から翌年3月まで)は豪雪を理由に閉鎖されていた臨時駅でしたが、平成25年3月に廃止されてしまっています。

本来臨時駅であれば営業キロおよび換算キロの設定はされず、次の駅までの距離で運賃計算をするのが一般的ですが、なぜか田子倉駅には営業キロおよび換算キロの設定があったため、運賃計算をする必要性から駅名の記載があります。

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