JR直営の印刷場名は国鉄時代の印刷場名を使用します。
10年以上前に御紹介した券も再度御紹介しようかと思います。
古紙蒐集雑記帖
東海バス 熱海駅前案内所発行 熱海駅前からお宮の松ゆき 片道乗車券
拙ブログと同じqooブログのなかで、「伊豆の青春ドライバー【ミモリーの日記】」の管理人で、バスのドライバーをされているミモリー様にフォローを戴いております。ミモリー様のブログはとにかく写真がきれいで、また、管理人であるミモリー様がいつも笑顔の写真も掲載されていて、大変楽しいブログです。御存じない方は御訪問されるとよろしいかと思います。(別に、コマーシャルを頼まれたわけではありませんよ。)
さて、今回はミモリー様に因んで、伊豆半島地域を中心としてバス事業をおこなっている東海バスの熱海駅前案内所で2009(平成21)年12月に発売された、熱海駅からお宮の松停留所ゆきの片道乗車券を御紹介致しましょう。
橙色東海バス自社地紋のノンカーボン式の補充乗車券となっています。案内所窓口で乗車券をコレクションしている旨を告げ、路線バスの乗車券の有無をおたずねしたところ、路線バス専用の乗車券は無いけれど、手書きの券であればということでしたので、こちらを発売していただきました。
基本的には定期観光バスなどの乗車券として発行するもののようで、普通乗車券としても発行できる様式になっています。右下に「第一種」と記載されていることから、「第一種補充乗車券」ということになるかと思います。
ちなみに、同社では「第二種補充乗車券」というと、往復用のものなのだそうです。
発行会社名は親会社の「東海自動車株式会社」となっており、1999(平成11)年に分社化される前から設備されているものと思われます。
地紋部分の拡大してみました。
画像では見づらいかもしれませんが、社紋が連続して並んでいるもので、同社が硬券の乗車券を発行していたころのものと同じであると思われます。
裏面です。
表面にも「下車」という途中下車をチェックする欄がありますが、現在では廃止されているかもしれませんが、同社では途中下車の取扱いを行う旨の記載があります。
また、「4.(イ)」において、「普通乗車券の場合の場合は、入鋏前で、且っ・・・」となぜか「つ」の文字が促音になってしまっているのが御愛嬌です。
この券は購入してから10年以上が経過しておりますので、現在は東海自動車の補充乗車券は使用されていないかも知れません。