京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

京の冬の旅

2013-01-22 | インポート

http://www.kyokanko.or.jp/huyu2012/2012huyutabi_1.html

 今年も、京の非公開文化財を拝める季節がやってまいりました。

 大河ドラマ「八重の桜」の放映記念として、主人公である新島八重ゆかりの寺や、門跡寺院、尼門跡寺院を中心に、様々な文化財の数々が、期間限定で特別公開されております。

 今や恒例、非公開文化財の顔ともいえる「東寺五重塔」「知恩院三門」を筆頭に、14もの寺がラインナップされており、

 初公開!妙心寺「大庫裏・経蔵」や

 25年ぶり!仁和寺「金堂・五重塔」

 など、久しく閉ざされていた空間、秘仏、文化財を公開する寺も少なくありません。

 その中でも小生が是非に馳せ参じたい空間がコチラ。

実に12年ぶりの公開!妙心寺は「東海庵」に御座いまする。

 

えっ?地味?

 

ええ、地味です。

 

だが、滋味です。

 

ちっともキラキラしとりまへんのんえ。

 でも私めは、大仙院から庭園観賞の美に浸る心の安寧、石砂の静寂に目覚めて以来、

 この「七坪の空間に一直線に並ぶ七個の石と、波紋を描くような白砂が印象的」(←資料の受け売り)な東海庵の公開を心待ちにしとりましたんどすえっっ!!!

し、、、渋い。渋すぎる。。

う、、、美しい。。。

これはもはや「市中の山居」を超越した「市中の宇宙」です。

 河原から大きい石7個拾ってきて、家の庭に砂まいてこしらえてみよかな(無理)

 理由はどうあれ(←自分のフォロー)、心の内に眠る、小さな夢や憧れや望郷を胸に抱いて(←大袈裟)、秘められた京の美を訪ね、秘宝と向き合ってみるのも、心身に響き残るなにかが生まれ新たな自己の発見にも繋がり、心象風景を豊かにする(←大袈裟part2)のではなかろうか、と思ったりする今日この頃です。

 

                                                          関〇


今年も「チームイシチョウ」でお出迎え!  

2013-01-22 | インポート

Photo_2 

昨日は21日京都の東寺さんでは初弘法が、お正月気分の抜けない中で開かれ相当な人出でにぎわいました、もちろん25日には天神さんの市が立ちます。
そんな中当館では新春新年会が開催されました。
全社員集合のチームイシチョウがひと時一つになって盛り上がりを見せ、今年もお客様をお迎えする意気込みを仕事に誠実であることをもっとうに頑張ろうと、まるで決起集会のようになっていました。
有意義なひと時を本当にありがとうございました。
                                  和食調理部  上野