5月1日に全国に先駆けて和歌山県有田川で鮎釣りが解禁されました。なんとか雨は降らなかったものの台風並みの強風と寒さでかなり辛い鮎釣り日よりです。今年の初鮎は開始10分で釣れたもののサイズが今一つ、これをオトリに交換して入れ掛かりモード突入やーと気合いを入れる間もなく 手元が狂って 鼻カンから外れて再放流(?_?) それからは全く波に乗れず 解禁日なのに六匹と言う悲惨な釣果に終わってしまいました。一緒に行った友人は20匹釣り上げ上機嫌です。鮎釣りは循環の釣りなので最初にリズムに乗れないと悲惨です。ちなみに八割の釣り人は10匹以下だったようなので一安心。24時間前まで4月なんやしそんな季節に鮎の顔を見れただけでもええか とか 妙な理屈で納得して帰路に着きました。
現在の釣果 六匹
5月7日はコナモンの日!
……らしい。
5(=ご=コ)と7(=なな=な)、でコナモン、ですか?
コナモンとは 要するに、小麦粉をはじめとした、穀物などの粉を使った料理のことだ。
粉食というのが、本来一般的な呼び方である。
いや、しかし、それだと、かなり範囲が広くなりはしないか!?
麺類はもちろん、パンの類も、それに含まれる。
葛粉はどうなんだ?上新粉は?きな粉は?
挙げていけばきりがない。
つまるところ、食とはすなわちコナモンである、というのは、暴論か。
狭義では、どうやらお好み焼きやたこ焼きを指すようだが。
さて、京都を代表するコナモンといえば、生麩である。
もう一度強く言おう、生麩なのである!
生麩というのは、グルテンの塊である。
グルテンとは、小麦粉などに含まれるたんぱく質である。
そう言い表してしまうと、とても美味しそうには思えない。
そもそもほとんど無味であるが、しかし、グルテンの塊、では、あまりに化学的過ぎる。
作り方としては、小麦粉に水、塩を混ぜて、それをこねていく、それだけ。
その後、水の中で揉んで、澱粉を洗い流す。
残ったものが、グルテンの塊、というわけである。
生麩は食感を楽しむものだ。
そのものには、上記の通り、味がほとんどない。
田楽にしたり、天ぷらにしてみたりして食べる。
しかし、何といっても、生麩といえば、生麩まんじゅうだ!
その名の如し、生麩に餡子をくるんだもので、和菓子屋や麩屋などで売っている。
麩屋で有名なのは、半兵衛麩さんや麩嘉さん。
もちもちとした食感が、普通のまんじゅとはちがって、非常に美味しい。
他にも、生麩を使ったスイーツを出す甘味処などが、いくつかある。
日本全国どこにでもあるというものでもないので、ぜひ探して行ってみてはどうだろう。
”あいらんど”