京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

いしちょう「額縁庭園」

2013-07-09 | インポート

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7月1日から1カ月間行われる、祇園祭シーズン到来。

この時期、京の旬の魚介は「鱧」、野菜は「賀茂なす、オクラ」etc...

鱧は脂がのり、野菜は瑞々しく、本当に美味しい季節になりました。

さて、当館・お宿いしちょう大広間の東側には、細長いお庭があります。

鴨川をイメージし、川の流れを砂利で表現した、枯山水庭園です。

上流の荒々しさを「ごつごつした岩」で、暗闇を「密生した樹木」であらわし、

そして少し穏やかな中流へ、さらに優しく明るい下流へと続く庭園です。

川沿いには、四季の樹木、石燈籠やつくばい、さらに飛び石や敷き石etc...

さまざまな自然物で配置・構成されています。夜のライトアップは幻想的です。

(庭園の感想は、私個人の見解です)。

庭園観賞は、観る方々の心象風景が映し出されて、十人十色ですね。

皆様には、どのように感じられますか?      <Kyo- no Shiki>