goo blog サービス終了のお知らせ 

京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

京の七夕

2013-07-31 | インポート

来月、「京の七夕」が始まります。

今年で4回目を迎える京の七夕。

Photo_2

回を重ねる毎に、

様々な工夫が凝らされ、素晴らしい催しとなり、

夏の風物詩として、すっかり定着致しました。

今年も、鴨川の御池から、南は四条まで、

又、今出川から、南は御池までの堀川で、

幻想的な催しが行われます。

期間は8/3~8/12まで。

「京の七夕」HP→http://www.kyoto-tanabata.jp/

当館からは、鴨川は目の前にあり、

堀川へは1Km余りの所にあります。

夕涼みを兼ねて、ご散策されてはいかがでしょうか。

<和食調理部 上野>


三千院の「わらべ地蔵」

2013-07-31 | インポート

淡い紫の花を梢に咲かせる桐の季節です。

旬の魚介は「うに」、野菜は「きゅうり」。

ほとんど水分でできているきゅうりは、

水分補給のみならず、体を冷やしてくれる優良野菜。

先日赴いた、三千院の参道の漬物屋さんで食べた、

「アイスきゅうり」は、本当に美味しかったです。

三千院といえば、国宝阿弥陀三尊像、そして、

その前に広がる庭園、有清園と聚碧園が有名です。

私は、有清園の見事な苔と、

愛らしいわらべ地蔵に、心が惹かれます。

Photo

しかし今年は、前半の空梅雨で、苔も少し元気がなく、

わらべ地蔵も、どことなく苦笑いしている様に見えました。

が、雨が降れば、すぐに元気を取り戻してくれると思います。

京都には、苔寺以外にも、

三千院のような苔の美しい寺は、たくさんあります。

外国人にとって、苔は、ただのかびにしか見えないらしいですが、、。

日本人にとっての苔は、日本の国家「君が代」の歌詞にも

出てくるぐらい、日本人の奥ゆかしさや、侘びさびを感じさせてくれる

もののひとつである、と思います。(たかが苔、されど苔)

<Kyo- no Shiki>