京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

ひなまつりの思い出

2016-03-02 | 宿日記

石長松菊園のロビーにはすでにお雛様が飾られておりますが
宝鏡寺の春の人形展、市比賣神社のひと雛、下鴨神社では流し雛など
様々な催しが京都の各所で行われます。

京雛と関東雛の位置については説明されておりましたが、
私、左雛で慣れ親しんできたので、それ以外は邪道と京都人気質丸出しで思います。

大きければ大きいほど良いと云う祖母の思想による馬鹿でかい七段飾りを前に、
ばら寿司、はまぐりのお吸い物、ぬた、雛あられ、菱餅、甘酒などで
毎年お祝いしてもらったのははるか昔。

好きな食べ物が一切ないと云う不満のお祝いでした。

今では雛祭りケーキなど当たり前になっていてうらやましいです。
三月三日、私の一押しは三十三間堂の無料公開です。
千体観音像、是非!

 

<ネガチョフ&ポジコフ>