ずいぶんと、にぎやかになってきましたワン。
京都御苑の梅林より
応仁の乱の頃、山名宗全が率いる西軍が陣を置いたことから西陣と呼ばれ、かつては織物の街らしく家々からは機織りの音が響いていました。
上京区大宮通の今出川から中立売界隈は、江戸時代より「千両ヶ辻」と呼ばれ、立ち並ぶ生糸問屋、織物商が1日に千両の商いをしたことからこう呼ばれる西陣の中心地でした。
この界隈で3月の桃の節句に合わせ3月3日~5日に「千両ヶ辻ひな祭り」が開催され、各家で所有する華やかな人形が町家の並ぶ通りを彩りました。
様々な雛人形の展示をはじめ、町家、坪庭の公開、和装品の販売が行われたり、通りを一人100円(着物の方は無料)で人力車に乗ることができる催しもあり、訪れた人を楽しませていました。
特に、京都の写真かとして有名な、水野秀比古氏の「町家写真館」は町家の風情やの、京都の四季を写真で楽しめ、大人気でした。
他にも、京町家として国の登録有形文化財の指定を受け、「西陣くらしの美術館」ともなっている、老舗呉服問屋「富田屋」もこの界隈にあります。
京都好き男