京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

京都大原のお寺、実光院・不断桜

2017-01-09 | 京都案内

京都洛北の大原は、三千院や寂光院など、よく知られた寺院が揃う観光スポット。
特に女性の一人旅が何となく似合うところ。
その中の一つ、実光院は三千院の門前の道を奥に進んだ津川の流れの近くにある勝林院の子院。



実光院には観賞式庭園と回遊式庭園の二つの庭があり、観賞式庭園の主庭「契心園」は、
津川より水を引く心字の池を中心とし、築山の松は鶴を、池の島は亀を表しています。
客殿から抹茶と和菓子を頂ながら庭を眺めていると、しばしの静かな空間にほっとします。
また、時折流れてくる魚山声明の音曲がより一層趣を醸し出します。







客殿の西に広がる回遊式庭園は自由に散策が楽しめます。




庭園の西北には茶室「理覚庵」を配置されています。

今回私が特に紹介したいのは、庭園中央に植えられた「不断桜」。







不断桜は初秋から翌年春にかけて花が咲く、珍しい桜です。
錦秋の季節には桜と紅葉、冬には桜と雪の素敵なコラボレーションが楽しめます。
実光院の庭園には四季折々に花を咲かせる150種の山野草が植えられていて、それぞれに楽しめます。
今は、椿、南天、千両や万両が見頃です。



京都大原に行かれた折には実光院にも是非どうぞ。
拝観料はお抹茶付きで700円です。拝観のみで500です。

京都好き男


喫茶クリスタルの囁き|ω・)vol.42

2017-01-09 | 宿日記
喫茶クリスタル


本年も お客様により一層ご満足いただけるよう努力してまいります。
ご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。






喫茶クリスタル、通常営業が始まっています
今月の月替りメニューは、野菜たっぷり ちょっぴりスパイシーなピラフ、Salada,Salmon,Pilaf with Smoked Cheese ☆ S.S.P/Sです。



新年を飾る中村料理長の自信作です。
以外な野菜も入りスモークチーズがどのように味に絡んでくるのか?
未知の味、是非。





明日は今年初の和食ランチです。
よろしくお願いします



ネガチョフ&ポジコフ



平成29年も行きまーす‼

2017-01-09 | 宿日記

何の段差もない所でも、つまづく“カルロス・ディオール”です。
今年のおすすめメニュー第1回目は・・・
S.S.P/S(エス.エス.ピー.スラッシュ.エス)
と申します。ピラフでございます。





S=サラダ、S=サーモン、P=ピラフ、そしてS=スモークチーズの頭文字を名乗りました。

この一品は、お野菜10数種類とサーモン、そして仕上げに、スモークチーズをトッピングさせていただきました。
味付けは、バター、ケージャンスパイスにお醤油の薫りをフューチャーしております。
このS.S.P/Sも、女性にお薦めでございますので、是非ご賞味くださいませ。
因みに、来る1月10日スタートです!

大事なお時間に、私どものブログにお時間を割いていただき恐縮、感謝の気持ちでいっぱいでございます。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。
仮面ライダー・ウィザードになりたい“カルロス・ディオール”でした。



合掌(-||-)


David Bowie is …

2017-01-07 | アート・文化
1月8日は故デヴィッド・ボウイの誕生日です。


WOWWOWプライムにて20時45分から、ドキュメンタリー番組「ノンフィクションW デヴィッド・ボウイの愛した京都」が放送されます。
デヴィッド・ボウイは京都をどのように感じていたのか、影響されたのか、とても興味深いです。

また、誕生日である 1/8 と命日である 1/10 にむけ全国22館の映画館で、デヴィッド・ボウイ主演『地球に落ちて来た男』の一斉追悼上映があります。
京都では、みなみ会館で本日 1/7より上映開始されています。
立誠シネマでも『デヴィッド・ボウイ・イズ』が1/14(土)より公開されます。



愛されているなぁ…。是非。



ネガチョフとポジコフ

十日ゑびす

2017-01-07 | 宿日記
今日は人日の節句、七草の節句でした。
七草粥、召し上がられたでしょうか。


明日 8日から五日間、京都でも祇園四条にある ゑびす神社で十日ゑびす大祭が行われます。
9日の宵ゑびすには宝恵駕籠も出て、10日の本ゑびすと両日夜通しの開門となり、商売繁盛・交通安全を祈願する人で賑わいます。

その他、 9日の泉涌寺の七福神巡りに八阪神社の祇園のえべっさんなどの行事もあり、お正月の余韻目出度い賑やかな京都を楽しんでいただけるのではないかと思います。




ネガチョフ&ポジコフ

初詣~六波羅蜜寺

2017-01-05 | 京都案内

新年明けましておめでとうございます。
今年も、私ども石長松菊園、お宿いしちょうをご利用賜ります様お願い申し上げます。
また、いしちょうブログ「京のおさんぽ」も併せてお読みいただきます様お願い致します。

さて、今年の初詣は神社ではなく京の古刹の一つ六波羅蜜寺です。
六波羅蜜寺は東山区にある真言宗智山派のお寺です。





開基は空也上人で、本尊は国宝・十一面観音立像。また、西国三十三所第十七番札所ともなっています。
御本尊は秘仏とされ、12年に一度辰年に御開帳されます。
宝物館では、六体の阿弥陀仏が口から出ている空也上人立像や、平清盛座像(いずれも重要文化財)をはじめ、
平安・鎌倉期の木像彫刻が収められています。
門の横にはパネルが展示されておりました。



同寺では正月三が日の間、開基の空也上人が疫病が流行した際、薬湯を病人に飲ませたら平癒したという寺伝に因み、
1年の無病息災を願い、梅干しと結び昆布入りの「皇服茶」(おうぶくちゃ)の授与があります。(300円)





京都ではお正月には縁起の良い「大福茶」をいただく習わしがあり、そのルーツが六波羅蜜寺の「王服茶」です。
また境内の弁財天は「都七福神」、弁財天にあたり、弁財天吉祥稲穂が無料であり、六波羅蜜寺の赤いお札を付け頂けます。
また有料にはなりますが、参拝者は宝船や熊手など縁起物を付けるなどしてたいそう賑わっておりました。





京都好き男