伊勢神宮の外宮の駐車場近くにある「外苑」。
伊勢うどんと大きい看板が出ており、ちょうどお昼時ということもありここで食べることに。
伊勢の名物といえば赤福くらいしか思い浮かばなかったが、この伊勢うどんというのも伊勢ならではの名物としてそれなりに有名らしい。
これがノーマルの「伊勢うどん」。
こちらは、「伊勢たまごとじうどん」。
伊勢うどん、初体験。
見ての通り、麺は極太。具はネギのみというシンプルなもの。出汁は黒い濃厚そうなのがうどん鉢の底にちょこっと顔を覗かせている程度。たまごとじのほうはそれに生卵をからめたもの。
これがなかなかの美味しさ。
この太さから想像するに、かなり長時間茹でてあるのは間違いなく、その食感は、讃岐うどんとは正反対でまったくコシがない状態。なんだけど、そのコシのない麺が、濃い味だが見た目ほど醤油辛さのない出汁とからんでなかなかイケます。
まさに讃岐うどんと対極に位置するもう一つのうどんのかたちを見ることができたことで、うどん文化の違いを肌、いや舌で感じた。そして、好みの違いこそあれ、そのどちらもが美味しいというそのことにある種の感動を覚える。
やっぱいろいろとチャレンジしてみるもんだな。
音楽。ジョン・レノン / 「ジョンの魂」
つい数ヵ月前にジョンの誕生日に合わせて発売されたソロアルバム「ジョンの魂」のリマスター版。
数日前にニュースステーションでジョンの特集をしてるのを見たらまた聞きたくなった。多感な少年時代に、このアルバムを初めて聴いた時の衝撃は、忘れられないほど記憶に残っている。
何度も聴いたこのアルバム、さすがに今聴いてもそこまでの衝撃は感じないが、それでも、悩みや苦しみ、孤独、愛情、そんないろいろな感情が音楽とともに流れ出し、ぼくの心の奥を今でもざわつかせるのだ。