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国際連合EMRIPに対する北海道アイヌの声明(2020/11/30)

2020-12-01 | アイヌ民族関連
アイヌ政策検討市民会議 2020/11/30版(日本語最終版)
北海道アイヌの声明

木村二三夫 平取アイヌ遺骨を考える会 共同代表
共同宣言:平取アイヌ遺骨を考える会、アイヌ(=ひと)の権利をめざす会、アイヌ政策検討市民会議、さっぽろ自由学校「遊」
イランカラプテ。私は木村二三夫、アイヌモシㇼ(北海道)、沙流川流域・平取で生まれ育ったアイヌです。きょうは発言の機会をいただき、ありがとうございます。
北海道は近年、観光産業への依存度を高めています。covid-19感染拡大防止のための旅行制限の長期化によって、零細な観光関連産業に従事する多くの同胞が、深刻な経済的影響を受けています。さらに、アイヌ民族の権利に関わる重大な局面を迎えているにもかかわらず、重要なアイヌ民族の課題に関する議論がコミュニティ内外で滞っています。
さて、アイヌ民族は、約150年前、南方から移住した日本人により、大地、人権、尊厳、文化、言語を奪われました。(植民地政策の中、)祖父母や父母たちは移住を強制され、あるいは意に反して同化を強いられました。国家による歴史的不正義を、私は決して許せません。
UNDRIP採択後の2008年、日本政府はようやくアイヌ民族を先住民族と認定しました。しかし、最近(2019年)採択されたアイヌ施策推進法には、UNDRIP(国連先住民族権利宣言)に規定された先住権は何一つ保障されていません。他方、日本人によるアイヌ差別はなお解消されず、サイバー空間でむしろ活性化しています。
人道に最も反する案件のひとつが、私が取り組む遺骨問題です。1880年代からおよそ100年間、日本の研究者たちは、各地のアイヌ墓地を暴くなどして2000体に近い遺骨を持ち去り続けました。日本政府はわずかな数の遺骨の返還を始めましたが、その効果は限定的です。なぜなら返還のほとんどは、アイヌ自身による訴訟の結果実現したもので、政府の返還に関するガイドラインでは祭祀継承者の申請手続きが大きな負担になっています。当事者である大学からは、そんな先人たちや私たちのコミュニティに対し、いかなる謝罪の言葉もありません。問いたいことは、加害者はだれ? 被害者はだれ?ということです。たとえ、返還が成し遂げられたとしても、私の怒りは収まりません。
さらなる問題は、返還されない遺骨が、白老にあるウポポイに建設された「慰霊施設」に集められていることです。政府はそこで「尊厳ある慰霊をする」といっていますが、有力な科学者たちは「施設に集めた遺骨を研究利用したい」と公言しています。これらの研究者や日本政府は、UNDRIP第12条を明らかに無視していますし、いかなるアイヌもこうした政府の政策を心から受け入れている者はいません。
昨年、もうひとつの事件が起きました。北海道政府は、紋別アイヌ協会の3名の会員が伝統的な文化行事にために鮭を採捕したことを「密漁」として、刑事告発しました。半年後に不起訴になりましたが、何度も警察の取り調べを受けた同協会会長の畠山敏エカシは、今年2月に脳梗塞で倒れ、現在も入院中です。畠山エカシが、健康なら、きょう、私の隣で一緒に証言をする予定でした。
この夏には、島の南東部にあるラポロアイヌネイションが、川サケ漁に関する集団的漁業権の確認を求めて、初めて司法に訴えました。
この状況は私たちが持つ歴史的権利の封殺で、日本はそれを依然として継続しようとしています。日本政府による深刻な人権侵害に関する私の事例報告が、国連が促進する先住民族の権利の前進に貢献することを、アイヌ民族として期待しています。イヤイライケレ。
Photo : Hirata Tsuyoshi
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Statement in English
Kimura Statement to 13th EMRIP 1102 Engl
PDFファイル 406.3 KB
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国際連合・人権高等弁務官事務所(OHCHR)が、2020年12月1日(日本時間午後5時〜)にオンラインで開催する「先住民族の権利に関する専門家機構 Expert Mechanism on the Rights of Indigenous Peoples(EMRIP)」第13回アジア・太平洋地区会合に合わせ、木村二三夫・平取アイヌ遺骨を考える会共同代表が同機構に提出/受理された声明文を掲載します。平取アイヌ遺骨を考える会のほか、「アイヌ(=ひと)の権利をめざす会」「アイヌ政策検討市民会議」「さっぽろ自由学校「遊」」が共同提出者に名前を連ねています。(2020/11/30)
13th session/ Regional meetings of the Expert Mechanism on the Rights of Indigenous Peoples / The impact of COVID-19 on the rights of indigenous peoples under the UN Declaration on the Rights of Indigenous Peoples / 国際連合・先住民族の権利に関する専門家機構第13回地区会合「コロナ禍が先住民族の権利にもたらしているもの」(英文)
https://ainupolicy.jimdofree.com/%E5%B8%82%E6%B0%91%E4%BC%9A%E8%AD%B0%E3%81%AE%E6%8F%90%E6%A1%88-%E5%A3%B0%E6%98%8E/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E9%80%A3%E5%90%88emrip%E3%81%AB%E5%AF%BE%E3%81%99%E3%82%8B%E5%A3%B0%E6%98%8E/?fbclid=IwAR0nKxjOIBl034TKeSdZH-x8ZZLyjDT7RnVNF29HPTg8DYux6sjYwHcbkoM

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1日からアイヌ民族博物館特別展

2020-12-01 | アイヌ民族関連
NHK 11月30日 20時14分

白老町のウポポイにある国立博物館で、アイヌの衣服などの素材や技に焦点を当てた特別展が1日から始まるのを前に、報道関係者に会場が公開されました。
ウポポイの中核施設、国立アイヌ民族博物館の特別展は木材や金属、布など6つの素材をテーマにアイヌの衣服や工芸品など80点が展示されています。
12月1日からの開催を前に30日、報道関係者に会場が公開されました。
このうち、「アットゥシ」と呼ばれる樹皮でできた衣服はX線CT装置で分析した素材の内部の画像が紹介されているほか、布を重ねて刺しゅうを施してアイヌ文様が完成する過程が分かります。
また「ござ」は、材料の植物を赤や黒など色鮮やかに染める技術を再現しています。
国立アイヌ民族博物館の佐々木史郎館長は「分析装置などを使ってアイヌの人たちが大切にしてきた宝物を改めて見直してみようという試みです。これから分析結果も蓄積されるので順次公開していきたい」と話していました。
この特別展は、展示品を換えながら来年5月23日まで国立アイヌ民族博物館の特別展示室で開かれます。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20201130/7000027505.html


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アイヌ民族の儀礼や技法紹介 民族博物館で初のテーマ展

2020-12-01 | アイヌ民族関連
北海道新聞 11/30 20:50

テーマ展で展示される長さ約4メートルの巨大なござ=30日、白老町の国立アイヌ民族博物館(阿部裕貴撮影)
 【白老】胆振管内白老町のアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」の国立アイヌ民族博物館は、1日から初めてのテーマ展示「収蔵資料展 イコロ―資料にみる素材と技―」を始める。
 来年5月23日まで3期に分け、同館の所蔵する約1万点の資料を入れ替えながら、80点ずつ展示する。
 1期は1日から来年1月24日まで。その展示作品が11月30日、報道公開された。アイヌ民族が儀礼で使う長さ約4メートルのござをはじめ、漆器や工芸品の制作技法をエックス線コンピューター断層撮影装置(CT)で分析してその結果をまとめたパネル、アイヌ民族で言語学者の故知里真志保(ちりましほ)の直筆原稿などが披露された。
 開館は午前9時~午後5時(来年3月末まで)。月曜休館。高校生以上は入館有料で、事前予約が必要。
問い合わせは、ウポポイ(電)0144・82・3914へ。(斎藤佑樹)
◆「イコロ」のロは小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/486830

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動画300本 白老PR 石田さん ユーチューブに投稿 催しや飲食店紹介 「毎日面白い発見ある」

2020-12-01 | アイヌ民族関連
北海道新聞 11/30 22:08 更新
 【白老】町在住の無職石田浩美さん(58)が、白老をPRしたいと、町内の観光地や、イベントや飲食店を動画投稿サイト「ユーチューブ」で紹介する取り組みを行っている。これまでに300本以上を投稿しており、「ニュース性のある動画も届けたい」と連日、ネタ探しに町内を歩き回っている。
 石田さんは浦河町生まれ。白老の小中学校、北海道日大高(現北海道栄高)を卒業後、東京のレコード会社で働いた。
 白老で暮らす母のために10年前に戻った際、高齢化が進み、シャッターが閉まった店舗が目立つ商店街などを目にし、活気のなさを痛感した。
 アイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」の開業が決まったこともあり、3年前に「自分にできるやり方で白老をPRしたい」と気軽に始められ、わかりやすい動画投稿に目を付けた。
 初めは趣味を兼ねて、「こんなところに撮影隊」というチャンネルを作り、町内のヨコスト湿原で撮影した夕日やポロトの森を散策する様子などを数分~数十分の動画にまとめ、約250本投稿。町外の人から「行ってみたい」、就職などで町を出た人から「故郷の今が分かって面白い」などの感想が寄せられた。
 その後、PRに特化した動画やニュースを扱おうと今年6月に新たに「テレビしらおい」のチャンネルを開設。7月のウポポイ開業日の町の様子やキャンプ場の紹介、防災訓練の様子などの動画にテロップや地図を付けた動画をニュース映像のように編集し、50本以上投稿した。
 取材と撮影は1人で行い、動画編集は札幌の知人に依頼している。石田さんは「町を歩くと毎日、面白い発見がある。これからも動画を通じて町内外の人に白老の良さを知ってもらいたい」と話す。
 動画は「テレビしらおい」ホームページ(https://tv-shiraoi.themedia.jp/)からも閲覧可能。(斎藤佑樹)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/486808

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<書評>問いかけるアイヌ・アート

2020-12-01 | アイヌ民族関連
北海道新聞 11/29 05:00
池田忍編著
造形の近現代史 作家交え考察
評 斎藤玲子(国立民族学博物館准教授)
 工芸、民芸、民具、あるいは文様、刺しゅう、彫刻など、アイヌの造形を表すのに使われてきたさまざまな言葉のなかで、「アイヌ・アート」は耳慣れない用語かもしれない。本書は、その定義や典型的な美を示すことを意図しているのではなく、「あいまいなまま多用されてきた『伝統』という枠組み、縛りを外」すために、「アート」という言葉を用いる。そして、タイトルのとおり、その歴史と可能性を問うていく。
 研究プロジェクトの成果本でもあるが、執筆者は美術史研究者のみならず、町役場職員、マーケティングの専門家、アイヌ語研究者など多様で、さらにそれぞれが他の分野でも活動しており、多角的な考察が収められている。あいまいな伝統を捉えるために、歴史の見直しは必要である。アイヌの造形についての概説や小論は、これまでも展覧会図録などに書かれてきたものの、一般書に比べて入手しづらい。本書では、過去の論考であまり取り上げられていない作家や、和人のデザイナーと手芸家の関わりも加えて、アイヌの造形とそれをとりまく近現代史がまとめられている。
 また、木彫家の貝澤徹とイラストレーターの小笠原小夜というすぐれたアーティストがこの研究に加わり、作品の写真とともにシンポジウムでの発表やエッセーを寄せていることで、現在のアイヌ・アートのありようを実感できる。2人は、先祖の木彫や刺しゅうを大事にし、先輩や仲間の作品に刺激を受け、観光ブームを見直したり、過去の暗いイメージのイラストを打破したりすることで、自分の作風を見つけている。それは、新たな出会いや機会によって、変化する。「伝統」と「アート」の葛藤は作家たちのなかで続いていると言う。
 「民族共生象徴空間(ウポポイ)」が胆振管内白老町に開業し、アイヌ文化における「伝統」や博物館・美術館の役割についての議論に関心が寄せられている。こうした話題が取り上げられるようになったこと自体、大きな変化だ。アイヌ・アートに携わる人も見る人もともに考える、その材料を提供してくれる本である。(岩波書店 3080円)
<略歴>
いけだ・しのぶ 1958年、札幌市生まれ。千葉大文学部教授。専攻は日本美術史、視覚文化
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/486557

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アイヌ文化教育研究センターの設立について

2020-12-01 | アイヌ民族関連
札幌大学 2020年11月30日 SU News
本学は、アイヌ民族に関する教育研究成果をもとに、アイヌ文化の担い手育成などを通じて次代に貢献するとともに、国内外におけるアイヌ民族に関する理解の促進に資することを目的としたアイヌ文化教育研究センター(以下「センター」という。)を12月1日(火)に設立します。
センター長 : 本田 優子 教授
運営委員  : 常本 照樹 教授
        瀬川 拓郎 教授
センターは、一般社団法人札幌大学ウレシパクラブとも連携し、次の事業を実施します。
(1)アイヌ文化の担い手の育成
(2)アイヌ民族及び海外先住民族に関する教育研究の推進
(3)市民を対象とする講演会・シンポジウム等の開催
(4)アイヌ文化研究機関及びアイヌ文化保存団体との交流
(5)海外の先住民族及び先住民族文化研究機関との交流
なお、当初、12月12日(土)に予定していた設立記念式典は、新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえ、令和3年3月に延期する予定です。
詳細が決まり次第お知らせします。
問い合わせ先
札幌大学 学務部 研究支援課
TEL:011-852-9150(担当:岡田)
https://www.sapporo-u.ac.jp/news/su-news/2020/11300000.html

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米国先住民族の経済に打撃、コロナ後にも回復できない可能性

2020-12-01 | 先住民族関連
フォーブス 2020/11/30 16:30 Pedro Nicolaci da Costa
Photo by Sam Wasson/Getty Images
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックは、米国の先住民族にひときわひどい打撃を与えている。
先住民族のコミュニティや経済は、長引く公衆衛生危機と、連邦政府の対応のまずさにより、壊滅状態に陥りつつある。ミネアポリス連邦準備銀行の最新の知見では、いわゆる「インディアン・カントリー」にある小規模企業の多くが、すぐには正常に近い状態に戻らないと予想していることが示されている。
ミネアポリス連銀のインディアン・カントリー開発センター(Center for Indian Country Development)が発表したリポートには、「ビジネスがパンデミック前の活動水準に戻るまでにどれくらいかかるか、その予想を尋ねたところ、先住民族の企業経営者は、かなり悲観的な見方を示した」と書かれている。
企業経営者のうち、「パンデミック中も、平常のキャパシティで活動を続けていた」、「すでに平常の水準に戻った、もしくは3カ月以内に正常に戻る見込みだ」と回答した者は、わずか16%にとどまった。
半数近くの企業は、平常の事業水準に戻るまでに6カ月以上かかると予想している。また、実質的にはパンデミック前の水準に戻ることはないと回答した企業も、4分の1を超えた。
「それに劣らず気がかりな知見は、金融支援や融資も含め、事業を3カ月以上続けられるだけのキャッシュがあると回答した企業が20%にとどまったことだ」と同リポートには書かれている。
この調査は、ミネアポリス連銀と全米アメリカ先住民企業開発センター(National Center for American Indian Enterprise Development :NCAIED)の協力により実施され、400社の経営者から回答が得られた。
回答者の大部分は売上が大幅に減少したと述べ、すぐには回復しないとの見通しを示した。およそ68%の企業で、売上が20%以上減少していた。7月中旬時点ですべての売上がなくなったと回答した企業も、およそ6社に1社にのぼった。
翻訳=梅田智世/ガリレオ
https://forbesjapan.com/articles/detail/38453

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日本統治下の台湾先住民蜂起「霧社事件」から90年 許しても、忘れぬ 傷抱える子孫、伝承へ歩み

2020-12-01 | 先住民族関連
会員限定有料記事 毎日新聞2020年11月30日
 日本統治時代の台湾で1930年10月、中部のある集落で先住民が抗日を訴えて蜂起する「霧社事件」が起きた。約1000人もの犠牲者を出し、日本統治時代に起きた先住民による最も大規模な抗日事件といわれる。それから90年が過ぎた。子孫たちは今、事件そのものや日本に対してどんな思いを抱いているのか。現場を訪ねた。【南投県(台湾中部)で福岡静哉】
 ♪私の夫よ あなたと共に行くべきだった 残された子供たちと 耐え忍ぶしかない 私はとてもつらい
この記事は有料記事です。
残り2642文字(全文2859文字)
https://mainichi.jp/articles/20201130/ddm/007/030/095000c

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朝ドラ・エール「声量強すぎてクマ倒せる」吉原光夫出演、レ・ミゼラブルが地方公演

2020-12-01 | アイヌ民族関連
Lmaga.jp 2020/11/30 19:45
連続テレビ小説『エール』(NHK)の最終回(11月27日放送)で披露されたキャストによるコンサート。そこで話題となった馬具職人・岩城新平役の吉原光夫が出演するミュージカル『レ・ミゼラブル』大阪公演の日程が、27日に発表された。
劇団四季出身で、退団後も数々のミュージカルの舞台や、映画『美女と野獣』のガストンの吹き替えを担当していた吉原。テレビドラマは今回が初出演となったが、本編では残念ながら歌唱シーンがないまま退場していた。
そんななか、最終回に披露された古関裕而の名曲メドレー。メロディの複雑さで難曲として知られる『イヨマンテの夜』を、貫禄のある美声で歌い上げた。
SNS上では、「めちゃくちゃ歌上手い」「岩城さん何者!?」「元劇団四季と聞いて納得」と驚きの声が止まらない状態に。なかには、クマを神に捧げるアイヌの儀式がテーマの同曲と引っ掛けて「声量強すぎてクマ倒せる」と、ユニークなコメントも。
そんな彼が主役のジャン・バルジャンを演じる『レ・ミゼラブル』が、2021年に再演。吉原が6度目のジャン・バルジャンを演じることはすでに報じられていたが、未定だった大阪を含む地方公演の日程と会場が決定した。
2021年5月の東京を皮切りに、福岡、大阪、松本で上演。大阪公演は9月6日〜16日に「フェスティバルホール」(大阪市北区)で、詳細は後日発表される。
同作は、ヴィクトル・ユゴーの長編小説をミュージカル化し、日本でも30年以上に渡って上演されている不朽の名作。元囚人のジャン・バルジャンの数奇な人生が、ダイナミックな楽曲に乗せて描き出される。
ラストの名曲『民衆の歌』は、新型コロナの自粛期間中に、40人以上のミュージカル俳優らがリモートで合唱する動画が作られ、約835万回(11月30日時点)再生されるほどの反響を呼んだ。
文/吉永美和子
https://news.goo.ne.jp/article/lmaga/entertainment/lmaga-00188820.html

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「ゴールデンカムイ」キロランケとウイルクの過去、革命家たちの束の間の休息…第33話先行カット

2020-12-01 | アイヌ民族関連
アニメアニメ 2020/11/30 19:15
『ゴールデンカムイ』(第3期)第33話先行カット(C)野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会
TVアニメ『ゴールデンカムイ』(第3期)より、2020年11月30日(月)放送の第33話「革命家」のあらすじと先行カットが公開された。
『ゴールデンカムイ』の原作は、「マンガ大賞2016」「第22回手塚治虫文化賞 マンガ大賞」などをこれまでに受賞した、野田サトルによる“冒険・歴史・文化・狩猟グルメ・GAG&LOVE、和風闇鍋ウエスタン”コミック。シリーズ累計発行部数は1,400万部を突破している。
TVアニメ第3期では、網走監獄で繰り広げられた激しい攻防戦の末に、離れ離れになってしまった“不死身の杉元”こと杉元佐一とアイヌの少女・アシ(リ)パ、そして両名と旅を共にする谷垣源次郎、鯉登少尉、白石由竹、尾形百之助、キロランケらが、北海道よりさらに北に位置する極寒の地・樺太で繰り広げる新たな生存競争サバイバル「樺太編」が展開される。
第33話では、キロランケたちはソフィアを脱獄させるための条件が整う時を待っていた。そんな中、キロランケはアシリパに、ウイルクと共に日本に渡る前に起こったある出来事について聞かせる。
皇帝暗殺の罪で指名手配犯となったソフィア、キロランケ、ウイルクの3人。彼らはウラジオストクで写真館を営む長谷川に接触し、日本語の指導を依頼する。長い逃亡生活を続けてきた3人にとって、長谷川から日本語を学ぶ日々は束の間の穏やかな時間だった……。
『ゴールデンカムイ』(第3期)第33話「革命家」は、2020年11月30日(月)23時よりTOKYO MX、読売テレビ、札幌テレビ、BS11ほかにて放送。
●第3期 放送・配信
・TOKYO MX:10月5日より毎週月曜23:00〜
・読売テレビ:10月5日より毎週月曜25:59〜
・札幌テレビ:10月5日より毎週月曜25:44〜
・BS11:10月5日より毎週月曜23:00〜
・時代劇専門チャンネル:10月10日より毎週土曜25:00〜
・FOD:10月5日より毎週月曜23:00配信
・TVer:毎週月曜23:30〜1週間見逃し配信
●スタッフ
原作:野田サトル(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)
監督:難波日登志
シリーズ構成:高木登
キャラクターデザイン:大貫健一
プロップ設定:渡辺浩二
動物設定:廣江啓輔
美術監督:森川篤
美術設定:大久保知江
色彩設計:茂木孝浩
撮影監督:長田雄一郎
CGディレクター:宍戸光太郎
編集:定松剛
音響監督:明田川仁
音響制作:マジックカプセル
アイヌ語監修:中川裕
ロシア語監修:Eugenio Uzhinin
音楽:末廣健一郎
第三期オープニングテーマ:FOMARE「Grey」
第三期エンディングテーマ:THE SIXTH LIE「融雪」
アニメーション制作:ジェノスタジオ
製作:ゴールデンカムイ製作委員会
●キャスト
杉元佐一:小林親弘
アシ(リ)パ:白石晴香
白石由竹:伊藤健太郎
鶴見中尉:大塚芳忠
土方歳三:中田譲治
尾形百之助:津田健次郎
谷垣源次郎:細谷佳正
牛山辰馬:乃村健次
永倉新八:菅生隆之
家永カノ:大原さやか
キロランケ:てらそままさき
インカ(ラ)マッ:能登麻美子
二階堂浩平:杉田智和
月島軍曹:竹本英史
鯉登少尉:小西克幸
(C)野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会
https://news.yahoo.co.jp/

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デマンドバス「カムイ号」交流促進バス「ぐるぽん」 運行バスの愛称決まる-白老

2020-12-01 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 020.11.30

「ぐるぽん」の愛称に決まった白老町の交流促進バス
 白老町は町内を運行するバスの愛称について、日常生活向けのデマンドバスを「カムイ号」、観光客の足としている交流促進バスを「ぐるぽん」に決めた。
 町は、デマンドバスと交流促進バスに親しみを持ってもらうため、愛称の公募を企画。10月に役場庁舎や出張所、各コミセンなどに投票箱を置き、備え付けの用紙に愛称を記入し箱に入れてもらう形で募集した。
 その結果、460票の投票があり、町はその中から運行形態や車両の特徴を表現した愛称の候補を選んで審査。デマンドバスは「カムイ号」「スマイル号」「らくらく号」「はつらつ号」「ドアドア」を候補とし、アイヌ語でカムイの名が付く動物のデザインを車両に描いていることから、愛称を「カムイ号」とすることを決めた。
 また、交流促進バスは「ポロト号」「ウヌカラ」「ぐるるん」「シラアレ」「ぐるぽん」を候補とし、白老町内のグルメの飲食店をポンチョと呼ばれる小型バスが巡るという運行スタイルから「ぐるぽん」に決定した。
 高齢化の進展に合わせて導入した予約制のデマンドバスは10人乗りワゴン車(4台)で、買い物や通院など町民の日常の移動手段として2017年から運行。交流促進バスは民族共生象徴空間(ウポポイ)やJR白老駅を発着点に町内の観光スポット、飲食店などを巡る36人乗りバス(2台)で、町は観光客の交通利便性を高めるため、7月のウポポイ開業に合わせて運行を始めた。
 いずれもアイヌ文化が根付くまちをアピールするため、車体にアイヌ文様をイメージしたデザインを採用している。
http://www.hokkaido-nl.jp/article/19858

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紡ぐ心と暮らし ビーズのはなやぎ・刺繍の美 ~北海道立北方民族博物館コレクション

2020-12-01 | 先住民族関連
artexhibition 2020.11.30

公式サイト
http://www.kushiro-artmu.jp/
北方のさまざまな先住民族が手がける暮らしや儀式の用具には、刺繍やビーズによる表現が数多く含まれている。丹念な手仕事によるそれらの品々は、冷涼な土地での生活にゆたかな華やぎをもたらすとともに、精神的な意味合いを内包し、ひとすじの意思から紡ぎだされる凜とした美しさを感じさせてくれる。
本展では、網走にある北海道立北方民族博物館のコレクションから、北方をめぐるビーズと刺繍をあしらった作品を紹介する。
開催概要
会期
2020.10.31〜2021.01.20
会場
北海道立釧路芸術館
http://www.kushiro-artmu.jp/
釧路市幸町4-1-5
観覧料金
当日一般600円
詳細は公式サイトへ
休館日
月曜日(11月2日、11月23日、1月11日は開館)、11月24日、12月28日~1月4日、1月12日
お問い合わせ
0154-23-2381
https://artexhibition.jp/exhibitions/20201127-AEJ329623/

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